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風速3mとはどの位

風速3mとはどのくらい?釣りやゴルフ、普段の生活に影響はある?


風速3m/sの風は正にそよ風と言った感じです。



風があるなと認識出来る位の風で特に日常の生活に支障が出るような事は無いかと思います。



外乾しの洗濯物が飛ばされることもありませんし、適度の風で良く乾きやすいと言えると思います。


また埃が舞い上がる風でも無いので洗車にもいい日と言えます。


逆に風が無くて支障が出るもの...例えば鯉のぼりなんかは、元気なく泳いでいる感はあるかもしれません。


鯉のぼりが元気に泳いでくれる風速は約5mからと言われています。


ではゴルフなどの野外アクティビティー、キャンプや釣りなどのレジャー、普段の生活に風速3m/sの風はどの程度影響が有るのか?



特に注意する点などは無いのかを以下の項目でまとめてみました。


目次


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風速3m/sとは体感的にどんな感じ?


風速3m/sは、そよ風の中でも少し存在感を感じるレベルの風です。


静かな日常の中にちょっとした動きを生み出す程度で、屋外では顔や手に優しく触れる感覚があります。


木の葉が軽やかに揺れ、旗が緩やかにはためくのが特徴的。


日常生活では、洗濯物が乾きやすいほどの風量で、軽い素材の衣類が少し揺れる程度。


髪型への影響はほとんどなく、ヘアスタイルを気にする必要はあまりありません。


アウトドアシーンでは、散歩やジョギング中に爽やかさを感じられる心地良い風といえます。


ただし、自転車に乗る場合にはわずかに向かい風の抵抗を感じることも。


体感的には、そよ風程度の風速3m/sですが、これをさらにイメージし易く時速で現すと以下のような感じになります。



3(m/s)× 60(秒)×60(分)=10800(m) 時速10.8mにあたります。



つまり風速3m/sとは体感的には時速約10kmで走る自転車に乗ってるときに、頬に当たる風の強さ位ですね。



慎重派のアオイ

これでお天気が良ければ絶好のお出かけ日和ですね~キャンプに行ったら気持ちよさそう~

気象庁の採用しているビューフォート風力階級(下の表)の表現でいうところの軽風(けいふう)となります。



風速(m/s) 名称/風力階級 陸上の様子 海上の様子
0.3未満 静穏/0 静穏,煙はまっすぐに昇る。 鏡のような海面
0.3以上1.6未満 至軽風/1 風向は煙がなびくのでわかるが風見には感じない。 うろこのようなさざ波が立つ。
1.6以上3.4未満 軽風/2 顔に風を感じる。木の葉が動く。風見も動き出す。 はっきりしたさざ波が立つ。
3.4以上5.5未満 軟風/3 木の葉や細かい小枝絶えず動く。軽い旗が開く。 波頭が砕ける。白波が現れ始める。
5.5以上8.0未満 和風/4 砂ぼこりが立ち,紙片が舞い上がる。小枝が動く。 波の小さいもので、長くなる。白波がかなり多くなる。
8.0以上10.8未満 疾風/5 葉のある潅木が揺れ始める。池や沼の水面に波頭が立つ。 水面に波頭が立つ。
10.8以上13.9未満 雄風/6 大枝が動く。電線が鳴る。傘は差しにくい。 白く泡立った波頭が広がる。
13.9以上17.2未満 強風/7 樹木全体が揺れる。風に向かっては歩きにくい。 波頭が砕けて白い泡が風に吹き流される。
17.2以上20.8未満 疾強風/8 小枝が折れる。風に向かっては歩けない。 大波のやや小さいもの。波頭が砕けて水煙となり、泡は筋を引いて吹き流される。
20.8以上24.5未満 大強風/9 屋根瓦が飛ぶ。人家に被害が出始める。 大波。泡が筋を引く。波頭が崩れて逆巻き始める。
24.5以上28.5未満 暴風/10 陸地の内部では珍しい。樹木が根こそぎになる。人家に大損害が起こる。 のしかかるような大波。白い泡が筋を引いて海面は白く見え、波は激しく崩れて視界が悪くなる。
28.5以上32.7未満 烈風/11 めったに起こらない。広い範囲の破壊を伴う。 山のような大波。海面は白い泡ですっかり覆われる。波頭は風に吹き飛ばされて水煙となり、視界は悪くなる。
32.7以上 颱風/12 被害がさらに甚大になる 大気は泡としぶきに満たされ、海面は完全に白くなる。視界は非常に悪くなる。
引用元 日本気象学会


また風速3m/sと言っても風は常に一定の強さで吹いているわけではなく強くなったり、弱くなったりを繰り返して10分間の平均値が風速3m/sということです。



* まとめとして各風速を100m/sまで解説したページもありますので参考にしてみてください。



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風速3m/sが与える 洗濯や日常生活への影響と注意点


まず公共の交通機関への影響はありません。


郵便物や宅配便の荷物などは台風などの影響で道路状況が悪化、又は空の便が乱れたときに遅延は発生しますが風速3m/sではこの心配もありません。



洗濯物も外に干しておいて風で飛ばされる心配はありませんが、平均風速3m/sの倍の突風が吹く可能性はありますので、一応洗濯ばさみで押さえておくほうが安心です。



突風で吹く6m/sの風ってどんな感じかと言えば「髪の毛が乱れやすく、帽子が飛ばされることがある。」という強さなのでちょっと厄介ですね。



* 平均風速の1.5から2倍近い強さの「最大瞬間風速」については詳しく解説しているページがあります。



お日様が出ていれば絶好の洗濯日和と言えるでしょう。



このように殆ど日常生活で支障が起きない風速3m/sですが、雨などで濡れた衣服を身に着けている場合は要注意です。


体の表面が乾いた状態でも風に当たれば風速1m/sにつき体感温度は1度下がります。


つまり3m/sでは3度下がることになり濡れた衣類の場合は気化熱によりさらに体感温度は下がってしまいます。


野外に居て雨や汗に濡れた場合で風が吹いている場合は出来るだけ早めに衣類を乾いたものに着替えましょう。



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風速3m/sが スポーツやキャンプ、屋外レジャーに与える影響


風速3m/sでは海上、陸上、はほぼ全てのアクティビティーを快適に行えます。


常識派のサトシ

絶好の外遊び日よりですね。こんな日は大好きな海釣りに行きたいです。


海上のレジャー、アクティビティー


アクティビティー 快適度 影響
釣り 僅かなさざ波はたちますが影響はありません。
ウインドサーフィン 風を上手に掴みましょう。
サーフィン 波に対する影響も少なく、楽しめます。
SUP 僅かに風に流されますが支障はありません。


水上のアクティビティーに影響が出だすのは風速4m/sほどからですので、3m/sですとほぼ全ての水上アクティビティーが快適に行えます。



* 快適に釣りが出来る風速やちょっとした風対策から中止の判断まで詳しく解説したページもあります。




ですが3m/sとは言え水上ではゴムボートやインフレータブルのSUPは少しずつ流されますので自分の位置は常に確認しましょう。



風速3m/sでのカイトボードと水面の様子。



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陸上のレジャー、アクティビティー


アクティビティー 快適度 影響
キャンプ 焚火の際だけ周りに燃えやすい物を置かないよう注意。
登山 快適な登山を楽しめます。
自転車 向かい風であっても特に支障はありません。
ランニング 快適に走れます。
野球 通常どうりに行えます。
サッカー 特に問題なく行えます。
ゴルフ 支障なく普通に行えます。
テニス 問題なく通常どうり行えます。
スキー・スノーボード 問題なし。リフト、ゴンドラも通常運行。


風速3m/sは屋外のレジャーについては、雨さえ降らなければ絶好の外遊び日和と言えます。


特に注意することはありませんが、瞬間的には倍の風速6m/sまでの風が吹くことは日常的にありますので頭の隅に置いておきましょう。




キャンプやバーベキューへの影響


この風速ですとキャンプはテント、タープの設営から撤収まで快適に行えると思います。


キャンプサイトでも風に飛ばされる物も無く快適にキャンプを楽しめます。


慎重派のアオイ

私はさっきも言いましたけどキャンプに行きたいです。新しいテント買ったんですよ!

風が弱いとフライシートの張綱を張らないキャンパーをたまに見ます。


それではフライシートにたるみが出来てインナーテントに密着してしまいます。



フライシートには通気性が無いので結露が起きて密着すると、インナーテントを濡らしてしまい通気性も失われます。



ですので張綱はしっかり張りましょう。


なによりその方がたるみが無くカッコいいです。


常識派のサトシ

僕も新しいタープ買ったのでピシッとカッコよく張ってテントサイトをキメたいな~

焚火をする場合は風が弱くても周りに燃えやすいものが無いか注意は必要です。


風速3m/sと言っても瞬間的にその倍の風が吹くこともあります。


そんな場合に備え火の粉は飛ばないか?周りに燃え移るものは無いか?


万が一の場合に備え直ぐに消火出来る用意などの配慮は必要です。



* 快適にキャンプが出来る風速やちょっとした風対策から中止の判断まで詳しく解説したページもあります。



* 快適にサイクリングを楽しめる風速についての記事もありますので合わせてどうぞ。




風速3m/sでの焚火の様子です。




* 日常生活や屋外レジャー・スポーツ時に「風が強い」と感じる風速をまとめた記事もありますので参考にしてみてください。



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風速3m/sに雨や雷がつくとどうなる


風速3m/sとは比較的快適な風ですが、これに雨や雷が付くと快適性や安全性は一気に低下します。


雨はその強さ(降水量)にもよりますが、風速3mで一時間降水量が4mm/h位までですと傘やレインコートを使えば何の支障もなく過ごせるレベルです。


分かり易くどの位の雨が降るかと言えば、直立した人の上 (50cm×50cm)に30分で500mℓの水が降る感じですね。



簡単に言うと貴方が立っている50cm×50cmの範囲に30分で缶コーヒーのロング缶(250mml)約2本分の雨が降る。



慎重派のアオイ

缶コーヒーの例えってどうなんでしょう?べたべたになるイメージが先に思い浮かんじゃいます。

日常生活に支障はありませんが野外のレジャー、スポーツ、などは中止したほうがいいレベルですね。



* 以下に降水量の目安をまとめた記事がありますので参考にしてみてください。



* これに雷が加わると屋外に出る事自体が危険となります。対処方法についてまとめた記事もありますので、こちらもどうぞ。



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風速3m/sとはどのくらい? あとがき


風速3m/sで日常生活や野外で行うスポーツやレジャーに実害は特にありません。


むしろ風が弱いことによって起きる「鯉のぼりが元気に泳がない」とか、風を利用するスポーツ、ウインドサーフィンやカイトボードではちょっと物足りなさを感じるかもしれません。


自転車で向かい風でも風速3mでは押し負けることも無いでしょう。その代わりに追い風でもあまり押してくれません。


学校行事の運動会や遠足も何の問題も無く快適に行えますし、凧揚げにも適した風速と言えます。



ですが水上ではゴムボートやインフレータブルのSUP、カヤックなどはこの風でもゆっくりと流されます。



気が付いたらけっこう流されていた。ということにならないよう常に自分の位置を確認する必要はあります。


とは言えこの風速3m/sは何をするにも快適な環境と言えます。



お天気が良ければ出かけるには最適の日よりです。



是非このタイミングを逃さずに野外でのレジャー、スポーツを楽しんで下さい。



以下に当サイトの日常的な風速の記事をリンクしておきましたので、違う風速の予報が出たら参考にしてみて下さい。



🔗 風速2mとはどのくらい?日常生活に影響はある?


🔗 風速4mとはどのくらい?キャンプやレジャー、日常への影響を徹底検証!


🔗 風速5mとはどのくらい?日常生活、野外レジャーへの影響を特集!


🔗 風速6mとはどのくらい?体感、外出、レジャーへの影響を特集!


🔗 風速7mとはどのくらい?体感、日常生活、レジャーへの影響を大特集!


🔗 風速8mとはどのくらい?体感からアクティビティの可否まで大特集!


🔗 風速9mとはどのくらい?体感から屋外レジャーの可否まで特集!


🔗 風速10mとはどの位?釣り、キャンプは、飛行機は飛ぶ?


🔗 風速15mとはどのくらい?警報、交通機関などの影響を調べてみた!



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