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風速60mとはどの位

風速60mとはどのくらい 電柱が折れ車が横転する破壊力と対策を考察


実は2024/6月現在、都市部で風速60mという値は観測されたことがありません。


観測された地点としては、後の章でも解説していますが富士山の山頂や雲仙岳、室戸岬など高い山の頂や岬の突端の風当たりの強い場所になります。


ということは体感する機会が殆どないということで想像もつかない世界ということになりますね。


通常風速が20mもあれば人は満足に歩くことも難しくなり、それが60mでは車も横転してしまいます。


今回はそんな風速60mの世界と体感、また過去に観測された国内最大風速地点など以下の内容で解説しています。


  1. 1. 風速60mとはどのくらい?その体感を分かり易く解説
  2. 2. 風速60mで起こりえる被害と自宅で出来る対策
  3. 3. 風速60mによる公共交通機関への影響
  4. 4. 風速60mに雨や雷がつくとどうなる
  5. 5. 風速60mをもたらした台風 直近の事例
  6. 6. 歴代風速ランキングトップ10

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風速60mとはどのくらい?その体感を分かり易く解説


今のところ風速50m以上を日本語で表現する気象用語は「猛烈な風」となっていますが、これを体感的に説明すると以下のようになります。


例えば風速60mを時速に換算してみると以下の計算になります。



60(m/s)× 60(秒)×60(分)=216,000(m)時速216kmにあたります。



一般にこの時速を体験出来る方法は中々ありませんが、あえて言うならスカイダイビングの落下スピードがこれに近いスピードです。



例を変えれば風速60mの体感は時速216kmで走るバイクで体に当たる風の強さです。



慎重派のアオイ

新幹線も時速200km位とは聞いたことがありますが凄いですね!

気象予報などで報じられる風速は、実際には地上約10mの高さにおける10分間の平均風速を計測し単位は(m/s)を使います。


風は一定に吹いているわけではなく瞬間的に1,5倍~2倍ほどの90m~120m以上の突風が吹くこともあります。


風速60mと言っても実は100m前後の風も吹いている可能性があり文字どうり「猛烈な風」ということになります。



常識派のサトシ

100m前後の風って想像出来ませんが下の動画の様に車も横転するんですね。

2019年9月5日 台風13号が宮古島を通過し風速60mを観測したときの映像です。




* その他に各風速を解説したページもありますので参考にしてみてください。



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風速60mで起こりえる被害と自宅で出来る対策


これまでの東京の最大瞬間風速の記録は46.7m/s、横浜は48.7m/sで、50m/s以上の風は観測されたことがありません。



60mともなると野外に出るという事自体に命の危険を感じるはずです。



公共の交通機関は運転見合わせ、高速道路は通行止め、一般道も場所にとっては通行止めとなっている場所もあるでしょう。


YAHOO!ニュースでも風速60mで起こりえる被害を以下のように予測しています。


・鉄骨造倉庫において、屋根ふき材が浮き上がったり、飛散する。

・普通自動車(ワンボックス)や大型自動車が横転する。

・鉄筋コンクリート製の電柱が折損する。

・カーポートの骨組が傾斜したり、倒壊する。

・コンクリートブロック塀の大部分が倒壊する。

・多くの樹木が倒れる。

・墓石の棹石が転倒したり、ずれたりする。

引用元 YAHOO!ニュース


上の被害予測を見ると電柱が折れるなんてこともあるので、無力感を感じますが一般住宅で行うべき対策がありますのでまとめてみました。



慎重派のアオイ

電柱が折れたりブロック塀が倒壊って意味が分かりません。

大雨が降る前、風が強くなる前に家の外の備えを行う


ベランダの植木鉢や物干し竿、プランター、玄関先に置いてある自転車などは風で飛ばされる危険性があります。


屋外に置いてあるものは室内や、物置、ガレージにしまい、排水溝に枯葉やゴミが詰まっている場合は水はけが良いように掃除をしておくのも良いと思います。



家の中の備えを行う


強風や風で飛んできたもので窓ガラスが割れる場合を想定して「飛散防止フィルム」などもを貼って備えれば完璧です。


また窓ガラスが砕けた時に備えて、あらかじめカーテンは閉めておくと室内に飛散することを防げます。。



停電に備えて懐中電灯やラジオ、水や非常食も用意しておく


強風や大雨、落雷により送電線や電信柱、発電所に被害が出て広範囲な停電になる場合もあります。


そんな事態に備え予備のスマホ用のバッテリー、乾電池、水や食料なども準備しておき、合わせて防災グッズを用意しておくのも忘れずに。


最近では便利なポータブル電源が売られていますので購入しておけば数日間は家庭内の電気を賄えるでしょう。



避難場所の確認を行う


近所の学校や公民館、避難場所として指定されている場所への避難経路を事前に確認。


避難するときは、持ち物を予め最小限のものを選んでおいて、リュックサックなどで使い両手が使えるようにしましょう。



常識派のサトシ

僕はそれぞれが出先の時に家族が落ちあう避難所も皆で決めています。

市販の防災グッズに自分の必要と思うものをプラスするのも良いアイディアだと思います。



断水に対する準備


意外と困るのが生活用水やトイレ用で、お風呂に入った後は直ぐに捨てず翌日まで浴槽にを溜めておくとイザというときに役立ちます。


また大雨が降って浸水被害が発生している場合は水が流せませんので、非常用トイレの準備も忘れずに。



慎重派のアオイ

胆振地震でブラックアウトしたときに断水した経験から私もやってます。


物通の乱れで買い物が出来なくなる事への備え


高速道路や一般道の通行止め、JR、航空機などの運休により生活物資や食料が届かない可能性もありますので数日分の食料、飲料水は事前に確保しておくのが重要です。


非常食だからと言って特に特別なものは必要なく、調理しないで食べれるものを普段から用意して賞味期限が近くなったら家庭で食べてまた補充するといったルーティンを繰り返して備えます。


ただこの時に不要な買い占めは行わないようにして他の人への配慮も忘れずに。



身の危険を感じる時は、目の前の対策よりも避難が優先されます


備えも大切ですが、避難指示、避難勧告が出た場合は手遅れにならないうちに避難しましょう。



すでに暴風になり避難所への移動自体危険と思われる場合は出かけずに家の中の安全な場所で過ごすというのも選択肢に入ります。



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風速60mによる公共交通機関への影響


風速60mでは殆どの公共交通機関は運休となります。


この風速では、そもそも外出すること自体が危険で普通に歩くこと自体が困難な状態です。


加えて台風などの接近による風の場合は猛烈な雨も加わる場合もあり河川の氾濫も予想されますので不要の外出は控えましょう。



私鉄の場合の降雨量で判断する場合は、1時間あたり40mm以上、継続300mm以上の雨で運転見合わせになるケースが多いようです。



また2018年9月の台風24号以来、首都圏の鉄道各社は台風接近などに際し、事前に運休を告知する「計画運休」を本格的に実施しています。


勿論、高速道路も通行止めとなりますし、一般道も路肩が弱い場所や土砂崩れなどが懸念される所は通行止めになります。



そもそも徒歩であれ自家用車であれ外出すること自体に命の危険が伴う状況と思って下さい。



常識派のサトシ

こうなると避難所に向かうのも危険ですね。

以下に一般交通機関が運休する条件をまとめてみました。

交通機関 影響
JR 20~25m/sで速度規制。25m/s以上で運休。
地下鉄 地上部は風速25m~30mで全て運転見合わせ。
旅客機 風向や滑走路の路面状態にもよるが離発着する空港の風速が25m以上で欠航の可能性大。
フェリー 各社、規定により違うが東京湾フェリーの場合、 金谷、久里浜両港が風速18m/s、波高1.2m、視程500m以下となった場合は運休となる。
路線バス 風速20m/sでおおむね運休。
高速バス 高速道路が通行止めとなる風速20m/sで運休。
モノレール 各社規定によるが、おおむね風速20m/sを越えると運休となる。
ロープウエイ 各社規定によるが、おおむね風速15m/sで運休となる場合が多い。
高速道路 風速10mから15mで速度規制が入り、(法定速度100km/hのところなら50から80km/hに)、20m/s~25m/s以上で通行止めになる。

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風速60mに雨や雷が付くとどうなる


風速60mで雨や雷がつくと暴風雨という天候になり、強い台風や大きな低気圧が直撃した天候になります。


雨はその強さ(降水量)にもよりますが、例えば風速60mで1時間降水量が10mm/hの強い雨、それに雷が付くと災害級の嵐ですね。


体感的にどの位の雨が降るかと言えば、直立した人の範囲 (50cm×50cm)に30分で1250mℓの水が降る感じで、強風傘や雨具は役に立たず、ずぶ濡れになりますし、まともに立っていられません。



簡単に言うと風速60mで貴方が立っている50cm×50cmの範囲に30分で缶コーヒーのロング缶(250mml)約5本分の雨が降る。



体感的には時速180kmで走る車の窓から顔を出して雨が当たる感じですので、目を開けることも呼吸も難しくなります。



慎重派のアオイ

私なら絶対に出かけません!というか家から外に出れないですよね。

外出は止め避難も想定しテレビ、ラジオ、ネットなどで情報を集めましょう。


避難指示や避難勧告が出る天候ですし、公共の交通機関も運休となります。


降る雨の量によっても状況は大きく変わりますが、以下に降水量の目安をまとめた記事がありますので参考にしてみてください。



また、これに雷が加わると屋外に出る危険度は更に増します。危険度についてまとめた記事もありますのでこちらもどうぞ。



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風速60mをもたらした台風 の事例


日本に接近して風速60m以上の最大風速、又は瞬間最大風速をもたらした記憶に残る台風です。合わせてその時のニュース動画も載せてみました。


2019/9 台風15号

台風15号は、関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの勢力で9月9日に上陸し、千葉県を中心に甚大な被害を出しました。

・アジア名:ファクサイ/Faxai

・強さ階級:強い

・中心気圧:中心気圧は965hPa

・最大風速:40m(日本接近時)

・最大降水量:観測史上最大109mm/h(天城山)


SBSnews6 による台風15号のニュース動画です。


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歴代風速ランキングトップ10


日常的に風速60mを体験することは中々ありませんが、国内で観測された風速トップ10を調べてみました。


気象庁が観測を始めてからの風速ランキングでは最大風速、瞬間最大風速ともに1位は富士山で観測されています。



常識派のサトシ

やっぱり富士山のような高山は風が強いとはいえ風速72.5mって想像ができません。

2位は沖縄県が圧倒的多数となりますが理由は台風の通り道で強い風が観測されやすいこともあるのだと思います。


最大風速 (10分間の平均風速の最大値 各地点の観測史上1位の値を使ってランキングを作成)

地点 風速 起日
1 静岡県/富士山 72.5m/s 1942年4月5日
2 高知県/室戸岬 69.8m/s 1965年9月10日
3 沖縄県/宮古島 60.8m/s 1966年9月5日
4 長崎県/雲仙岳 60.0m/s 1942年8月27日
5 滋賀県/伊吹山 56.7m/s 1961年9月16日
6 徳島県/剣山 55.0m/s 2001年1月7日
7 沖縄県/与那国島 54.6m/s 2015年9月28日
8 沖縄県/石垣島 53.0m/s 1977年7月31日
9 鹿児島県/屋久島 50.2m/s 1964年9月24日
10 北海道/寿都 49.8m/s 1952年4月15日

気象庁 各種データ、資料 歴代全国ランキング参照。


風速ランキングに関しましてはさらに詳しく特集しているページもありますので此方もどうぞ。



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風速60mとはどのくらい あとがき


2021年気象庁が平均風速の最大クラスを新たに「50m以上」という値を新設しました。


いままでは「40m以上」が最大でしたが温暖化の影響で、今後は日本付近に到達する台風の勢力が強くなると予測され50m以上の猛烈な風に見舞われる地域がもあるとのことからのようです。


50m以上ともなると木造住宅では倒壊の恐れもあり電信柱や樹木も風により倒れる危険性もあります。


気象予報などの情報を出来るだけ多くとり、早めに備えに入りましょう。


50メートルの部分が新設された部分です。


風速60m
引用元 読売オンライン

風の力で住宅が倒壊したり手すりが歪むってとんでもない状況で想像が出来ません。


60mほどの風速が予測される場合は避難勧告や指示が出る可能性もありますが、天候が悪化して動きが取れなくなる前に避難場所に移動した方が良さそうですね。


僕が住んでいる北海道では台風が強い勢力を保ったままやってくることは少ないので中々イメージが沸きませんが、冬の爆弾低気圧では稀に40m以上の風が吹くことがあります。


今後はこれ以上のものが夏の北海道でも起こりえるということで恐ろしいです。



いざという時のために防災グッズは揃えておきましょう


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