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風速5mとはどの位

風速5mとはどのくらい?日常生活、野外レジャーへの影響を特集!


風速5m程度の風が吹くことはは都市部でもそう珍しくないことです。


日常生活に及ぼす影響もそう多くはありませんが砂埃や枯葉が舞い上がってしまう風速なのでそのような日は多少注意は必要かもしれません。


交通機関にも影響は無く自転車やバイクなども問題なく走れますが、外遊びに関しては注意が必要なものもあります。


キャンプなどではテントを張るのがかなり難しい風速ですので風裏となる場所を探す必要があります。



バーベキューなどもテーブルの上の紙皿やコップが飛ばされる可能性があります。



釣りは出来なくはありませんが糸フケが多く出てしまったりトラブルが起きる風速でもありますので、あまり快適とは言えないかもしれません。



今回はそんな風速5mが影響する日常生活、野外レジャーについて以下の内容で解説しました。


  1. 1. 風速5mとは体感的にどんな感じ?
  2. 2. 風速5mで野外レジャーはどこまで可能?
  3. 3. 風速5mによる公共交通機関への影響
  4. 4. 風速5mが運動会や遠足などに与える影響は?

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風速5mとは体感的にどんな感じ?


風速5m相当の風を和名では「軟風」と言います。日本語になるとイメージが掴み易いですね。


「ビューフォート風力階級表」の解説によりと「木の葉や細かい小枝がたえず動く。軽く旗が開く。」とあります。



日常に生活しているとこの程度の風は良いく吹いていると思います。特に強くも無いが、枯葉や砂埃などは舞いやすい風の強さと言えます。


この風速で雨が降ると傘をさしていても多少は濡れるかもしれません。


また気象予報で風速5mと言ってもそれは10分間の平均風速であって3mの瞬間、8mの瞬間もあるということです。


たまに吹く突風などは平均風速の倍以上の事もあるという事を頭の隅にとどめておきましょう。



風速5mの風を体感的に分かり易く時速に換算すると以下のようになります。


5(m/s)× 60(秒)×60(分)=18000(m)。時速18kmにあたります。


つまり風速5mとは体感的には時速約18kmで走るバイクや自転車に乗ってるときに当たる風の強さです。



体感的にはあまり強い風とは感じないかもしれません。



その他の風速につきましてはベージの末尾に 風速2m~風速50m までの解説記事へのリンクがありあります



風速5m/sの海上を中副江港から長崎港まで高速で航行するジェツトフォイル「ペガサスⅡ」



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風速5mで野外レジャーはどこまで可能?


水上のアクティビティーでは制限されるものもありますが、陸上ではほぼ全てのアクティビティーが可能です。



海上のレジャー、アクティビティー


アクティビティー 可能度 影響
釣り 風の影響で糸フケが多く出てしまうので要注意。
ウインドサーフィン 良く走り楽しめます。
サーフィン オフショアなら出来るが、オンショアではジャンクな波△。
SUP 風に流される風速5m/sがリミット。これ以上は危険。


海上のレジャーで釣りなどは防波堤からであれば、多少風が強くても可能でしょう。


磯からでは風によっては波が急に上がったりするので注意が必要です。



ボートを使用する場合は風速5mですと、けっこう流される風速ですので手漕ぎのボートは出さない方がいいと思います。



クルージング用のSUPでインフレータブルタイプも同様にゴムボート以上に流されますので、こんな日は中止とするのが良いでしょう。



その他の風を利用するヨット、ウインドサーフィン、カイトサーフィンについては楽しむには良い風となります。



風速5m/s浜名湖でのウインドサーフィンの様子。




陸上のレジャー、アクティビティー


アクティビティー 可能度 影響
キャンプ 慣れていないとテントを張る事が困難、耐風性の高い登山用テントなら可。
登山 山では珍しくない風速。雨などが降らなければ快適な登山。
自転車 普通に乗れる風速ではあるが突風に注意。
ランニング 快適に走れるのは風速4m/s。向かい風だとキツイ。
野球 通常どうりに行える。
サッカー 特に問題なく行える。
ゴルフ 普通に行えるが、突風には注意が必要。
テニス 通常どうり行える風速。
スキー・スノーボード 問題なしリフト、ゴンドラも通常運行。


風速5mになるとキャンプでは慣れ必要で、強風時のタープの建て方、テントの張り方などは工夫が必要です。



キャンプ場の中でも風の当たり方は一定ではなので、出来るだけ風当たりの少ない場所選びが重要です。



フィールド競技の場合はスタジアムの中は風が入らない構造になっているので、かなりの風速まで影響はありません。


ただ競技場外のフィールド競技の場合はランニングなどは5mの向かい風はけっこうキツイと感じます。



風速5mでも倍に10mまでの突風は普通に吹くのでゴルフや野球などは、そのことを頭の隅にとどめておくのがいいでしょう。


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風速5mによる公共交通機関への影響


フェリーなど船舶、航空機の運航、JRやバス、高速道路など風速5mが与える一般的な公共交通機関への影響は特にありません。


ただし晩秋~冬にかけては電車待ちのホームで風速5mの風に吹かれているとちょっと寒いかもしれません。



風速1mにつき体感温度は1度下がると言われています。気温5度で風速5mのい風が吹けば体感温度は0度になりかなり寒いですね。



またこの風速で雨が降ると傘をさしていても雨が風で吹き込み濡れる可能性もあります。雨の電車待ちのホームでは濡れと冷えに注意が必要です。



雪国では、風を遮るものが無いところで降った雪が風で舞い上がる地吹雪と言う現象が起きます。



その時は雪は降っていないのに地表近くが吹雪になっている現象で、ホワイトアウトといって白一色で何も見えなくなります。


自分で車を運転する場合は注意をしましょう。



風速5mが運動会や遠足などに与える影響は?


風速5mですと雨などが降らなければ学校行事の運動会や遠足などは問題なく行われます。


ただ直前まで雨が降っていてグラウンド状態が悪い場合はその限りではありません。


また、行われても5mの風では土埃が舞い上がったり、たまに倍(10m)ほどの突風が吹くこともありますので対策は必要です。



風速1mに付き体感温度は1度下がりますので気温が20度の場合でも5mの風が吹いていれば体感温度は15度になります。



風に当たることによる冷えにも注意が必要で薄手でもいいのでウインドブレーカーを用意しておくと良いでしょう。



普通に生活していて、「今日はちょっと風が強いね。」という会話が出るのが風速5mです。そこをイメージして色々対策を考えましょう。



風速5mとはどのくらい? まとめ


ここまで風速5mの風について説明してきましたが、日常生活において致命的な影響はなさそうです。


ですが一部の陸上競技では公式記録として認められない世界もあります。



短距離走(100mと200m)、ハードル(110m・100m)、走り幅跳び、三段跳びは、風速2mを越えての記録は残してもらえません。



桐生選手が日本人で初めて100mを9秒台(9.98秒)で走った時は、追い風1.8m/sでした。


記録も残り、適度に押してもらえたかどうかは分かりませんが、良い風だったと言えます。



風速5mの世界って気持ちの良い風という場合もありますが、先に挙げた一部の陸上競技のように記録が関係するものには大きな影響を与えてしまう風速とも言えます。



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