THE NORTH ISLAND
welcom to nature of hokkaidou
SUPサップというマリンスポーツを見たり聞いたりした方も多いかと思いますが10年ほど前からハワイやオーストラリアで楽しまれていたスポーツです。
そもそもはハワイアンがロングボードの上に立ちアウトリガーのパドルを使い波に乗ったのが始まりと言われています。
実は僕もSUPはやっています。普段波のある日はサーフィンをしますが、波の無い日は海上をクルージングして楽しんでいます。
40年近くサーフィンをしていて海を見続けていたので、海の事で感動することはもう無いと思っていましたがそれは間違いでした。
サーフィンで観ていた海はその表情のほんの一部でまだまだ魅力的で感動的な表情があることをSUPで海の上をツーリングすることで知りました。
また、サーファーであればSUPで波にも乗ってみたくもなり、それも叶えてくれます。
最近ではSUPを使ったヨガや釣りも盛んですし、フィールドも川や湖などでも楽しめます。
今回はそんなSUPの楽しみ方や、必要な道具などを以下の内容で解説をしてゆきます。
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SUPには色々な楽しみ方があります。海や湖、川で行うツーリングやSUPボードの上で行うヨガ、又は釣り、波にも乗ることが出来ます。
風が無く波も穏やかな海や湖、川を散歩のように移動して楽しむツーリングは、いつもの見慣れた景色とまた違った表情を発見出来ます。この動画は知り合いのSUPツーリングガイドのPVですが、そんな普段と違う海の表情を良くとらえています。これは南国の海ではありません。北国北海道小樽の海の透明度に注目してください。
塩谷を拠点に小樽の海や川などをフィールドとしてガイドをしているK&M supgarage さんの動画です。
これも最近人気のSUPの楽しみ方です。水に浮かんだSUPの上でのサップ ヨガは床の上とは違い常にバランスを取っていなければいけません。よって陸上で行うよりも遥かに体の深い部分、体幹を鍛えることが出来ます。
札幌のYogaインストラクター natural life yoga Kaoさんのyoutube動画です。
この動画ほどのレベルになるのにはかなりの練習が必要ですが、ここまで大きくない、むしろ小波にでもSUPはその浮力から乗ることが出来ます。僕もそうですが、その日の波の状態に合わせて通常のサーフィンをしたりSUPをしたりというルーティーンにしています。SUP Surfingも最近人気のジャンルです。
Starboard のオフィシャルYou Tube動画です。
ボードによるクラス分けされたカテゴリーで1,5kmレースから3km,6km,18kmなどのコースでスピードを競います。こちらも近年人気のアクティビティーです。この競技に参加している方は口をそろえて「レース中は、見た目よりもちょっときついけど、終わった後の達成感や爽快感は言い表すことのできない素晴らしさです。」と言います。
Men's Technical Final from the 2018 Pacific Paddle Games の様子です。
SUPを使って釣りをしてしまおうということです。海、湖、川などがそのフィールドとなります。ボートほどの機動力はありませんが、その手軽さは魅力だと思います。この動画は使っている道具からハウツーまでSUP fishingの魅力が良く分かります。
play in nature『自然に遊ばせてもらう』内のYou Tube動画です。
SUPはボード、リーシュコード、パドルというシンプルな道具で始められます。
SUPのボードには構造上、2種類に分かれます。空気を入れて膨らまし使うインフレータブルボード、カーボンやエポキシで作られたハードボード。
インフレータブルボードは収納時に折りたたみ専用のバックに入るほど小さくなるので持ち運びや自宅での保管に便利です。
使用時には風の影響を受けやすいので流されないように注意が必要です。
ハードボードはサイズはそのままで保管場所や持ち運びにそれなりの場所を必要としますが、波や風の影響を受けづらくボードが撓むこともありません。
ハードレールのためターン性能に優れ、SUPサーフィンにも向いています。
ボードから落ちた場合にボードが流されないように体に着ける流れ止めです。
通常は足首に着け、使用目的により長さや太さを選びます。
水をかいて進むオールのようなものです。
カーボン製、ファイバー製、アルミ製、とあり一番軽いのがカーボン製で重いのがアルミ製、ファイバー製はその中間です。
長い時間使うものですので軽い方が疲れません。
価格は高くなりますが重さは900g以下のカーボン製のパドルがお勧めです。
自分に合わせた長さが決まった物と、長さを調整出来るパドルがあります。
慣れてくると使いやすく感じる長さも変わってきますので若干重くはなりますが当初は長さを調整出来るタイプをお勧めいたします。
夏などの水温が高く温かな季節は水着だけでOKですが、SUPでは思った以上に日に焼けてしまいます。
濡れてもいい帽子、日焼け止めのためのラッシュガードなどを着用すると良いでしょう。
水温や気温などが低い季節はウエットスーツを着ると快適に楽しめます。
フィッシングやツーリングで遠く沖に出る場合はライフジャケットを着用しましょう。
次の章ではそれぞれのお勧めを紹介してゆきます。
インフレータブルボードとハードボード、それぞれ最初に持つならという条件でのお勧めです。
インフレータブルボードの場合は元々がオーバーフロートなのでそのサイズについては気にしなくてもいいでしょう。
ハードボードの場合はそのサイズに注意が必要で、最初は長さは10'前後、幅は31"以上でCL値は150L前後を選ぶと苦労が少ないと思います。
このサイズ以下では、SUPの上に立つことに精一杯で楽しむどころではありません。
SIC MAUIのインフレーターボードです。ツアー用で安定感、スピード、操作性とも最初の1本としては申し分のないボードです。ノーズにはカメラ用のマウントが標準装備され、硬性が高く15psiの高圧仕様。3Pアルミパドル・リーシュ・バックパックケース・ポンプ・修理キット・フィンなど全てがパックされているのも嬉しいところです。
SIC MAUI SUP 【AIR GLIDE TOUR 11'0 PACK】 パドル&リーシュ付き 最初の一本に最適 インフレータブル サップ
・サイズ:11’0” (335cm) Width 32.0" 81.3cm Volume 320L Weight 11.4kg Max Rider Weight 90kg
・付属品:3pアルミパドル・リーシュ・バックパックケース・ポンプ・修理キット・フィン
・参考価格:116,640円
SIC MAUI Tao Air Glide 公式説明You Tube動画です。
スターボードのツーリングボードです。海でのツーリングや釣りには風の影響を受けづらく、スピードが出て尚且つ内部が2気室のダブルチャンバー構造がお勧めです。何かのトラブルでエアが抜けても完全に浮力を失うことが無く安心です。製造にはボンドを使わず各部を溶着している為、軽量化に成功していると同時に劣化によるエア抜けが起こり難い構造になっています。
STARBOARD TOURING ZEN ZDC 12.6 スターボード ツーリング ゼン ダブルチャンバー 12.6 SUP サップ インフレータブル
・サイズ:12'6"(3810mm)x 30"(762mm)約355L
・付属品:リーシュ・バックパックケース・ポンプ・修理キット・フィン
・最大重量:約110kgまで
・参考価格:126,700円
TARBOARD TOURING シリーズの説明動画です。
SUPにおいてインフレータブルと言えばREDと言われる位の品質を誇るメジャーブランドです。ライドシリーズはフィンシステムがトライからWシングルに変更。さらなるパフォーマンスの向上を実現しました。ツーリングやヨガなどオールラウンドに使えるモデルです。
2021 RED PADDLE 10’6″ RIDE MSL INFLATABLE PADDLE BOARD PACKAGE / レッドパドル ライド パドル+リーシュ付属 SUP インフレータブル
・サイズ:10’6″×32″×4.7" 245L
・付属品:収納用バッグパック(寸法96cm×39cm×36cm)、タイタンポンプ、パドル、リーシュコード、リペアキット、携帯電話ケース
・参考価格:153,450
RED PADDLE 公式 You Tube動画です。
インフレータブルボードに関しましてはさらに詳しく、おすすめなど紹介しているページがありますので参考にして頂ければさいわいです。
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スターボードのラインナップの中でも人気のモデルです。信じられないほどのウェーブライディング性能を持ちながら、そのサイズからクルージングにも対応力があります。安定性とグライド感を求めるなら おすすめのサイズはは10’0”です。このクオリティーで価格が143,000円というのも驚きの低価格です。
STARBOARD WIDERIDE WHOPPER LITE TECH 10'0"×34" スターボード ワイドライド ワッパー ライトテック
・サイズ:Length 10'0" / 304,8cm - Width 34" / 86cm - Thickness 4.3'' / 10.9cm - Volume 174L
・付属品:フィン
・参考価格:143,000円
WHOPPERのライディング動画です。良く動き、走ります。
僕も使っている近年人気のロングボードです。テイクオフが速く安定感も抜群!サイズは4パターンありますが、初めての1本なら10'0"×31"がおすすめです。ボリュームも147Lあり余裕で波を追いかけ他のボードではテイクオフ出来ないウネリの位置から板が出ます。
STARBOARD スターボード (SUP HARD BOARD - LONGBOARD SUP)
・サイズ:(10’0″ x 31″ / 147L) (10’0″ x 29″ / 123L) (9’0″ x 28″ / 101L) (9’0″ x 26″ / 95L)- 32" (81.3 cm) の4サイズ
・付属品:フィン
・参考価格:178,200円
STARBOARD LONGBOARDのライディング動画です。
ハードボードに関しましてはさらに詳しく、おすすめなど紹介しているページがありますので参考にして頂ければさいわいです。
冒頭でも書きましたがSUP用のパドルにはカーボン製、ファイバー製、アルミ製があり一番軽いのがカーボン製です。
経験上重量は900g以下が軽く疲れ難いのでカーボン製がおすすめです。
慣れてくると使いやすいサイズも変化しますので、最初はサイズが調整出来るタイプのもを選ぶといいでしょう。
スターボードのエントリーパドルLIMA です。シャフトはカーボンでブレードはタフスキンを使用で、重量は779.7kgを実現。ブレードの形状もリニューアルされより推進力を増しています。価格も16,500円と手ごろです。
STARBOARD LIMA TUFSKIN S35 ROUND 2PCS スターボード リマ フィラメントワインディング 2ピース パドルボード カーボン
サイズ;【最小調節可能な長さ】約62.6"/159cm 【調節可能な最大長さ】約84.8"/213.6cm
重量:約779.7kg
参考価格:16,500円
STARBOARD LIMA シリーズのオフィシャル動画です。
アドバンスのフルカーボンパドルです。シャフト、ブレードともカーボンで重量は500kgを実現。500mlのペットボトルと同じ重量で長時間のパドルでも疲れません。カラーはダークウッドとバンブーがあります。
SUP サップ カーボンパドル ADVANCED / アドバンス アジャスタブル ADJ PRO 2ピース
サイズ;約149.5~194cm
重量:約500kg
参考価格:31,900円
パドルに関しましてはさらに詳しく解説しているページがありますので参考にして頂けると幸いです。
SUP用のリーシュコードです。一般的なサーフィン用よりも長く、太く、丈夫な作りになっています。
インフレータブルボードの場合はセットに含まれる場合もありますが、付属されていない場合は別途に用意しましょう。
同サイズでも装着箇所が足首と膝用が用意されている物もあります。
サーフ用ギアの老舗であるFCS社のリリースする高品質のSUP用リーシュコードです。ツーリングからSUPサーフィンまで使用可能な優れ物で、同サイズで膝用と足首用があり好みによって選べます。
サイズ;長さ9ft 太さ7mm
対応する波のサイズ:2-8ft
参考価格:5,720円
SUPでライフジャケットがいるの?と思われがちですが、何かのアクシデントでインフレータブルのボードがパンクした場合や、ハードボードであっても流してしまった場合などはライフジャケットの有無が命に関わります。
陸から離れるツーリングやフィッシングの場合は着用するようにしましょう。
SUP用はパドルがしやすく動きやすいのが特徴です。
スターボードから販売されているライフベストです。肌触りが良く着心地が向上しました。
サイズ;S~XL
カラー:ブラック
参考価格:13,200円
スターボード ライフベスト ライフジャケット インパクトベスト STARBOARD LIFEVEST LIFEJACKET IMPACTVEST SUP
ウオータースポーツ全般に使えるオニールのライフベストです。水上スポーツ競技の安全基準 USCG VESTS 適合製品です。
サイズ;S~XL
カラー:ブラック
参考価格:15,840円
オニール O'NEILL EVO COMP VEST エヴォ コンペベストライフジャケット SUP サップ WS-1080 メンズ ライフベスト
SUPを始める方は純粋にSUPから入られる方、ウインドサーフィンから入られる方、そうして僕のように普段はサーフィンをしているけれども波が無かったり、その日のコンディションによりSUPという選択肢をとる人達がいます。
始める動機は色々ですが、SUPはとにかく楽しいです。
冒頭でも書きましたが「30年以上サーフィンをやってきて海のことで感動することはもうないだろうな。」と思ってましたが、その表情は想像の外にあり、新な海の魅力を見出したのもSUPを始めたからでした。
道具はシンプルですが、初期投資はそれなりにかかります。
ですが得るものはお金に換えられない素晴らしい体験が出来ます。
海を渡る風、見たことも無いような透明度、その中を水上散歩するのはとても良い癒しの時間となります。
またその運動量も想像以上のものがあり1時間のパドルでの消費カロリーは400~700Kcaiというデータもありランニングに迫るものがあります。
マシンを使ったジムのトレーニングと異なり、自然の中で行うエクササイズの爽快感は特別です。
SUPでの楽しみ方は色々ですが、あなたも是非この素晴らしい水上のアクティビティーを体験してみて下さいね。
テーマは「On the water」水の上で楽しみましょう
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