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風速8mの風で回る風力発電の風車

風速8mとはどのくらい?自転車や屋外レジャー、日常への影響を大特集


※ 最終更新日:2026年1月29日(体感や行動判断の目安となる表・FAQを追加)


風速8m/sは、日常生活でもはっきりと「強い風」と感じるレベルで、屋外行動は慎重な判断が必要になります。



自転車や釣り、キャンプなどは安全面から中止が無難で、風向きや地形によって体感はさらに厳しくなります。


僕は趣味が外遊び(サーフィン、山登り、キャンプ、SUP)なので出かける当日の天気は気にかかります。


特に注意して調べるのは雨の確率と風速です。


マリンスポーツは風速8m/sだとシケになってしまいますので、ほぼ絶望的です。


キャンプもよほど風を避ける地形のキャンプ場でもない限りテントやタープを張ること自体無理な風速です。


ちなみに僕が使っている耐風性が高い冬山登山テントでも風よけのスノーブロックを積まないと厳しいと思います。



気象庁では春一番を風速8m/s以上と定義していますので何となくその風の強さはイメージがつくと思います。



という事で、レジャーを含め日常生活において風速8m/sが及ぼす影響を以下の内容で解説していきます。


目次


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風速8mとは?体感的にどのくらいの風?


風速8m/sは、日常生活やレジャーで「かなり強い風」と感じるレベルです。



この風速では、髪が乱れやすく、帽子が飛ばされることもあります。


洗濯物はしっかり固定しないと飛ばされる可能性が高く、外干しには注意が必要でしょう。


向かい風で自転車に乗る時には、その強さをより体感できると思います。


また、傘を差すとひっくり返ったり壊れる危険性があり、外出がちょっとメンドクサイと感じます。


この表からも分かるように、風速8m/sは 「殆どの人が強風と感じる風速です。屋外の活動は延期か中止を考えましょう。」 風速8m/sとはそういう風速です。


風速の目安 体感の目安 起きやすい影響 行動判断の目安
0〜1m/s ほぼ無風 煙がまっすぐ上がる 問題なし
2〜3m/s そよ風 木の葉がわずかに揺れる 問題なし
4〜5m/s やや強めの風 帽子や洗濯物が気になる 注意が必要
6〜7m/s 強い風 歩行や自転車で影響を感じる 判断が分かれる
8〜9m/s かなり強い風 傘が使えない、バランスを崩しやすい 中止を検討
10m/s前後 非常に強い風 転倒・飛来物のリスク 中止・回避が基本

※本ページで紹介している風速の目安は、国際的に用いられている「ビューフォート風力階級」を参考にしつつ、日常生活・登山・マリンスポーツなどでの体感や行動判断を加えて再整理したものです。



屋外レジャーでは、テントやタープが風で煽られ設営できなくなるため、キャンプやバーベキューは延期としましょう。


海上ではジャンクな波が高くなり、僕の好きなサーフィンや釣りなどのマリンスポーツは中止を考えます。


このように、風速8m/sはさまざまな場面で影響を及ぼすため、予報や気象情報を充分に分析する必要があります。


風速8m/sの風を分かり易く時速で表現すると以下のようになります。



8m/s × 60秒 × 60分 =28,800m (時速28.8km)



つまり風速8m/sとは体感的には時速約29kmで走る車の窓から顔を出して当たる風の感じです。



「それくらいの風なら大した事ないんじゃない?」と思ったあなた。


実は風は一定の強さで吹いているわけではなく、強くなったり、弱くなったりを繰り返していて、その10分間の平均を風速○○m/sと言っています。



例えるなら、風速4m/s~12m/s位の風が吹いていてその平均値が風速8m/sだったとなります。



また3秒間の平均風速のうち、最も強かった瞬間の風速を「最大瞬間風速」と言い、倍の16m/sの風が吹くことがあるのでちょっと手強いんですね。


「最大瞬間風速」については詳しく解説しているページがありますので参考にしてみて下さい。


🔗 最大瞬間風速とはをわかりやすく!強さの目安と生活への影響も徹底解説


なので、この風速の予報が出たら屋外でのレジャーは延期にして僕なら違う事を考えます。


慎重派のアオイ

最大で16m/sの風かぁ~ 外遊びは諦め映画でも観に行きます。

この風速で喜ぶのはエキスパートのカイトサーファーやウインドをやっている人達くらいでしょうか。



気象庁の採用しているビューフォート風力階級(下の表)の表現でいうところの和風(わふう)となります。


風速(m/s) 名称/風力階級 陸上の様子 海上の様子
0.3以上1.6未満 至軽風/1 風向は煙がなびくのでわかるが風見には感じない。 うろこのようなさざ波が立つ。
1.6以上3.4未満 軽風/2 顔に風を感じる。木の葉が動く。風見も動き出す。 はっきりしたさざ波が立つ。
3.4以上5.5未満 軟風/3 木の葉や細かい小枝絶えず動く。軽い旗が開く。 波頭が砕ける。白波が現れ始める。
5.5以上8.0未満 和風/4 砂ぼこりが立ち,紙片が舞い上がる。小枝が動く。 波の小さいもので、長くなる。白波がかなり多くなる。
8.0以上10.8未満 疾風/5 葉のある潅木が揺れ始める。池や沼の水面に波頭が立つ。 水面に波頭が立つ。
引用元 日本気象学会(Meteorological Society of Japan)

※本ページでは、日常生活や一般的な屋外活動の判断に関係する範囲として、 ビューフォート風力階級のうち風速10m/s未満までを抜粋して掲載しています。 風速10m/sを超える階級は、危険性が高くなるため別ページで詳しく解説しています。



なお、さらに弱い風の場合は 風速7m/sの体感、 逆にもう少し強い風になると 風速9m/sの影響が目安になります。


その他に各風速を0~100m/sまで解説したページもありますので参考にしてみてください。



この方がイメージがし易いかと思います。思ったほどの強風という印象ではありませんが海はこの様な様子になります。




風速8mで野外レジャーはどこまで可能?


風速8m/sで野外レジャーはどうなのか表にまとめてみましたが、「行けるのか」「中止すべきか」で迷う人が多い風速帯でもあります。


この風速で行えるものでも瞬間最大風速が倍以上の突風が吹くことを考え、マージンを取って安全かどうかを考える必要はあります。



海上のレジャー、スポーツ(風速8m)


スポーツ 可能度 影響
釣り × 磯、船とも海がシケてくる風速なので危険。船は出船が中止される。
ウインドサーフィン 風向きにもよるがエキスパートが楽しめる風速となる。初中級者は×
サーフィン × 波の面に影響が出始める風速5m/sがリミット。オフショアでも楽しめない。
SUP × 風に流される風速5m/sがリミット。それ以上は危険。

慎重派のアオイ

この風速で海はちょっと無理ですね。ていうか怖いです~

この風速での釣りはおすすめ出来ませんが快適に釣りが出来る風速や、ちょっとした風対策から中止の判断まで詳しく解説したページがあります。


🔗 風速はどの位なら釣りを楽しめる?快適から中止の判断までを詳しく解説



陸上のレジャー、スポーツ(風速8m)


スポーツ 可能度 影響
キャンプ × テントやタープを張る事自体が困難でポールが折れる可能性があります。
登山 雪や雨などが降らなければ可能だが、これ以上なら中止を考える。
自転車 × 風速6m/sを越える場合は危険が伴うので乗るべきではない。
ランニング 快適に走れるのは風速4m/sまでで10m/sが限界点。
野球 通常どうりに行えるがボールの行方を読むのが難しくなる。
サッカー 風に対する中止は無く、観客に危険が及ばない状況であればどんな天候でも行われる。
ゴルフ 風向が頻繁に変わらなければ可能だが、ボールのコントロールは難しい。
テニス 強風による中止基準は特にないが、8m/s位がリミット。
スキー・スノーボード 多少風に煽られるが、視界が悪くなければ普通に滑れるコンディション。快適ではない。

常識派のサトシ

野球とかサッカーってけっこう過酷な条件でもやるんですね。ビックリ!



登山口の風速は4m/sほど、山頂から稜線にかけては風速8m/s~10m/sという日のバックカントリー・スノーボード


登りは風が当たらないので超快適。稜線に上がった途端に強風で極寒!という体験を紹介します。


本来は近くの余市岳(標高1,488m)を狙っていましたが、その標高は西風10m/s以上の予報がでていたので予定変更で白井岳(標高1,301m)。


国際スキー場からの白井岳登山口にて入山準備

白井岳登山口

こちらのルートは北向きの深い沢の中をゆくので、登りでは殆ど風が当たらず快適です。


気温は-4度ほどでしたが、実際には日差しもあったのでフリースでも暑いほどでした。


快適に沢の中を登る

白井岳の沢を快適に登る

この沢の雪の下は実際に小さな川が流れています。下りもここを滑って戻るので穴など開いていないかチェックしながらの登りです。


2時間ほど登ると稜線が見えてきますが、案の定強風で雪煙が舞っていました。


強風の稜線で舞う雪煙

強風の稜線で舞う雪煙

このルートが良いのは多少風が強くても登りでは風に当たらず、稜線~山頂のわずかな間だけ我慢して、また沢に滑り込める点です。


注意したいのは、西からの強風時は風下の斜面に風成雪がたまりやすく、積雪は不安定となり雪崩が起きやすくなります。


そういう日は山頂直下の北斜面には入らず、エスケープして滑る肩ではしっかりとピットチェックを行い緊張感をもって滑ります。


稜線に上がると案の定の強い風(8m/s)が吹いていて体感温度も一気に下がります。


ここの場所の気温は-7度ほどですので、8m/sの風速では体感温度は-15度ほどになります。


パートナーは「寒いからここから滑ろう」というので、今回は山頂までは行かず美味しいところだけ滑ることにしました。


強風で極寒の稜線

強風で極寒の稜線

風速と体感温度の関係はとても重要で、風速が1m/s増すごどに体感温度は1度下がります。


今日の稜線上は風速8m/sが吹いていたので体感温度はそれだけで8度下がります。


これは他の季節の登山にも当てはまり、気温15度の中で風速8m/sの風が吹くと体感は7度となり、これに雨でも降れば低体温症の危険もあります。


登山計画をするときは、この辺も注意して風速などの気象情報を調べましょう。


眼下の国際スキー場まで滑って戻ります。

国際スキー場

この日の詳細記事をリンクしておきます。↓


🔗 白井岳 バックカントリー・スノーボード



風速8m/sでのサイクリングはちょっとしたチャレンジですが、快適に楽しめる風速についての記事もありますのであわせてどうぞ。


🔗/風速はどの位なら自転車は快適?安全のリミットと強風対策も詳しく解説


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風速8mによる公共交通機関への影響



風速8m/sが与える一般的な公共交通機関、航空機、JR、路線バス、モノレール、への影響は特にありませんし、高速道路も問題なく通行できます。



その他の自身での移動において自転車やバイクは注意が必要かと思います。


平均風速が8m/sと言っても、瞬間的に倍ほどの突風は普通に吹く場合があり16m/sの突風が吹けば転倒などの危険もあります。


常識派のサトシ

自転車の場合は風当たりの強い河川敷なんかは通らないほうが良さそうですね。

徒歩の場合も雨が降って傘を使っている場合は突風に煽られる可能性はおおいにありますので注意が必要です。


台風通過後の羽田空港、風速8m/sでの航空機の離発着の様子です。




風速8mで運動会や遠足は行える?



運動会や遠足などの学校行事は風速8m/sになると中止が検討され、大体はそれぞれの学校の担当教員が決めます。



親としては準備もあるので早く知りたいところですが学校からの発表を待ちましょう。


慎重派のアオイ

遠足や運動会ってみんな楽しみにしているけど、この風じゃ仕方ないですね。

また市民マラソンなども風速8m/sになると中止が検討されます。


こちらは専用のウエブサイトなどに前日までに発表されるので、そちらをチェックしましょう。


なお雨や雷、台風や低気圧の接近などで気象条件が悪化する場合を想定される場合は8m/s以下の風速でも中止されることもあります。



日常生活や屋外レジャー・スポーツ時に「風が強い」と感じる風速をまとめた記事もありますので参考にしてみてください。


🔗 風速は何メートルから強い?日常やレジャーの種類別にまとめてみたよ


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風速8mで雨や雷が加わるとどうなる?


風速8m/sは「風が強いかな?」と感じ始めるレベルですが、これに雨や雷が加わるとかなり厄介ですね。


雨はその強さ(降水量)にもよりますが、例えば風速8m/sで一時間降水量が4mm/h位ですと注意していないと傘がひっくり返ってしまいます。


分かり易くどの位の雨が降るかと言えば、直立した人の上 (50cm×50cm)に30分で500mlの水が降る感じで、出来れば出掛けたくない天気ですね。



簡単に言うと風速8m/sで貴方が立っている50cm×50cmの範囲に30分で缶コーヒーのロング缶(250ml)約2本分の雨が降る。



これ以上雨や風が強くなるならタクシーを呼びたくなります。


日常生活にも支障の出始める天候ですし野外のレジャー、スポーツなどは中止しましょう。


常識派のサトシ

仕事以外ではこんな日は出掛けないですね。嵐一歩手前って感じですよね。


以下に降水量の目安や雷に関することを詳しくまとめた記事をリンクしておきます。


🔗 降水量の目安を1mm~100mmまで大特集!徹底的に詳しく分かりやすくっ


🔗 雷に打たれる確率ってどうなの?宝くじ等との比較と危険度を徹底解説



風速8mの体感と行動の目安まとめ


風速8mは、日常生活では「強い風」とはっきり感じるレベルです。
歩行や公共交通機関に大きな支障は出にくいものの、 屋外レジャーや自転車などでは安全面のリスクが高まり、行動の可否を慎重に判断する必要があります。


  • ・ 風速8mは、日常の外出は可能だが屋外レジャーは中止が無難な風
  • ・ 自転車・キャンプ・釣り・SUPなどは転倒や流される危険が高い
  • ・ 雨や雷が加わると危険度が一気に上がり、屋外行動は避けるべき

特に注意したいのは、予報で表示される「平均風速」だけでなく、 最大瞬間風速が15〜16m/s以上になる可能性がある点です。

安全を優先するなら、無理をせず屋内で過ごす選択が安心と言えるでしょう。


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風速8mに関してよくある質問(FAQ)


Q. 風速8mは傘をさして歩けますか?


A. 風向きによっては歩けますが、突風が吹くと傘がひっくり返ったり破損することがあります。 長時間の歩行や人混みでは、傘を使わずレインウェアを選ぶ方が安全です。


Q. 風速8mで自転車に乗っても大丈夫ですか?


A. 危険性が高いためおすすめできません。 特に横風を受けやすい場所ではバランスを崩しやすく、転倒事故につながる恐れがあります。


Q. 風速8mでキャンプやバーベキューはできますか?


A. テントやタープの設営が困難になり、ポール破損や飛散の危険があります。 基本的には延期または中止を検討すべき風速です。


Q. 風速8mはどのくらい強い風ですか?


A. 体感的には、時速30km前後で走る車の窓から顔を出したときに受ける風に近い強さです。 多くの人が「かなり強い風」と感じます。


Q. 風速8mで電車や飛行機は止まりますか?


A. 一般的には大きな影響はありません。 ただし台風通過後など、突風や悪天候を伴う場合は遅延や見合わせが発生することもあります。



風速8m/sとはどのくらい? あとがき



ここまで風速8m/sについて解説してきましたが、外遊びには影響はあるけれど公共の交通機関には影響は無く外出を控える風速では無いようです。



ただ、たまに吹く2倍~3倍の突風には注意が必要となります。


風速8m/sでの突風は2倍だと16m/sに、3倍だと24m/sにもなるので、自転車やバイクに乗るのは控えた方が安全と言えます。


洗濯物は室内乾しに、ベランダの鉢植えなどは突風で倒れない対策をした方が良いでしょう。


ちなみに僕の家では風速8m/sの予報が出た日に屋根のテレビアンテナが壊れましたが、瞬間的に強く吹く突風によるものだと思います。


これなどは特に対策のしようはありませんが強い風が吹いた後にテレビの調子が悪くなった場合はアンテナのチェックが必要かもしれません。



*「あわせて読みたい風速関連記事」を、リンクしておきました。



余市岳南斜面を滑る

この記事を書いた人 成田 博

マリンスポーツ、バックカントリースノーボード歴40年・元スノーボードインストラクター
北海道在住。サーフィン・SUP・冬山登山を40年以上続ける過程で身に付けた気象学を基に記事を執筆。風速や雨量、雷、湿度に関する実践的な知識を、初心者にも分かりやすく解説しています。


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