
THE NORTH ISLAND
welcom to nature of hokkaidou
僕は、波が悪くサーフィンが出来ない日などは40km位のサイクリングでしたら、よく出掛けます。
お気に入りのコースは僕の住んでいる北海道の洞爺湖を一周するルートでアップダウンが少なく、休憩できる施設も点在していて楽しいです。
ちなみに映画「しあわせのパン」のカフェゴーシュもこのエリアにあり必ず寄ります。
で、このような湖畔のサイクリングで気を遣うのが風なんですね。
ほぼ円形の洞爺湖を一周するので、向かい風の場所もあれば横風、追い風の場所もあり強さによっては危険を感じる場合もあります。
普段から自転車が趣味でやっている方と、僕のように普段使いやたまのサイクリングをする人では危険を感じる風速にも違いがあると思います。
今回は「風速がどの位なら自転車を安全快適に楽しめる?」というテーマを以下の内容で解説してゆきます。
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安全に自転車に乗れる風速ですが、以下に快適性をまとめてみました。
風速 (m/s) | 快適性・影響 |
---|---|
1〜3 | ほぼ無風で快適。風の影響は無く初心者やサイクリングに最適。 |
4〜5 | 軽い向かい風を感じるが通常のペースで走行可能。追い風ならスムーズ。 |
6〜7 | 向かい風ではスピードが落ち始める。横風に注意が必要。 |
8〜9 | 向かい風が強まり、進みにくくなる。横風でバランスを崩しやすい。 |
10〜12 | 自転車の移動が困難。押して歩く場面も増え、転倒リスクが高い。 |
13 以上 | 安全に走ることはほぼ不可能。自転車での移動は避けるべき。 |
上の表から各風速の影響を考えるとリラックスして安全に自転車を楽しめる風速は1m/s~5m/sと言えます。
以下でさらに詳しく解説してゆきますね。
この範囲の風速では、向かい風でもそれほど影響を受けず、スムーズに走行できます。
特に1m/s~3m/sの風は、ほぼ無風に近く、初心者でも軽快にペダルを回すことができる理想的な環境です。
風速4m/sを超えると、向かい風を少し感じるようになりますが、通常のペースで走行するには問題ありません。
逆に追い風であれば、ペダルが軽く感じられ、少ない力で楽に進むことができるので楽しくなります。
風速5m/s程度では、風を受ける感覚が明確になり、横風にも注意が必要になってきますが、バランスを意識すれば快適に走行可能です。
この風速範囲なら、街乗り・通勤・サイクリング・ロングライド など、あらゆるシーンで安定して走ることができます。
初心者や小さな子どもと一緒に走る場合も、安全に楽しめるコンディションです。
また、風向きを考えながらルートを選ぶことで、より快適なサイクリングが可能になるでしょう。
さらに、普段使いの通学や買い物に使う程度なら風速6m/sがリミット、自転車が趣味でロードバイクなんかでガンガン走るという方なら9m/sがリミットでしょう。
それぞれ以下で更に詳しく解説してゆきますね。
一般的にこの使い方をしている方が殆どだと思います。
まず風速6mがどの程度の風かという体感を分かり易くするために時速に換算してみます。
6m/s × 60(秒)×60(分)=21600(m)時速21.6kmにあたります。
つまり約21kmで走る車の窓から顔を出した時に感じる風の強さですが、さほど強いようには感じませんね。
慎重派のアオイ
ですが6m/sの風速ですと砂埃が立ったり、小さなゴミや落ち葉が宙に舞ういますし、水面なら小さな波が立ったり白波が増える風になります。
追い風なら風に押されて楽ちんですが、向かい風や横風では長時間はちょっと辛いです。
それに風は一定の強さで吹くことは無く、風速6mで考えると4m~8mの風が風ていて10分間の平均を取ると6mであったとなります。
また平均風速の2倍ほどの瞬間最大風速(この場合は12m程度)の突風が吹くことは珍しくありません。
常識派のサトシ
そう考えると普段使いで安全快適に乗りたいなら風速6m/sほどの予報が出たら自転車は控える事を考えた方がいいという結論になりますし、僕も6m/s程の風が吹いたら疲れるので乗りません。
Yahoo知恵袋でも風速と自転車に関する質問に以下の回答がありました。
自転車は何メートルくらいの風が吹くと危険ですか。
ベストアンサー
平均風速6m/s(時速で約21km)を超える強風の場合は、自転車に乗るべきではありません。
瞬間風速は平均風速の1.5から2倍近い値になり平均風速6m/sだと瞬間風速は10m/s以上になります。
引用元 Yahoo 知恵袋
以下に風速6m/sの世界を詳しく書いた記事もありますので参考にしてみて下さい。
平均風速の1.5から2倍近い強さの「最大瞬間風速」については詳しく解説しているページがあります。
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サイクリスト歴が長くなってくると強風時の走り方にも慣れてきます。
また目的がスポーツとしてのサイクリングですので、その日の天候により目的地を変えたり、風向によってはコースを変え工夫することが可能です。
それでも軽いロードバイクで風速9m/sの中での走りは楽ではありません。
分かり易く風速9m/sの体感を時速に換算するとこのようになります。
9m/s × 60(秒)×60(分)=32400(m) 時速32.4kmにあたります。
つまり約32kmで走る車の窓から顔を出した時に感じる風の強さで、その風の中を走ることを想像すると何となく分るかと思います。
慎重派のアオイ
先ほども説明しましたが風速9m/s時に吹く突風は18m/s位になる可能性があり、これを横から受けると転倒の危険もあります。
その辺を分かった慣れた人でもこの風速が限界かと思います。
以下に風速9m/sの世界を詳しく書いた記事もありますので参考にしてみて下さい。
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強風の日に自転車に乗ると、ペダルが重く感じたり、横風に煽られてバランスを崩すことがあります。
特に、風速6m/sを超えると向かい風では進みにくくなり、風速10m/s以上になると転倒の危険も高まります。
ここでは、風が強い日に安全に自転車に乗るための5つの基本対策を紹介します。
これは僕が、今日は自転車で走りにいくか~(大体は10km~30kmほど)でもちょっと風が気になるな~という時にとる対策です。
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以下で詳しく解説してゆきますねね。
引用元 NAVITIME
上の画像はNAVITIMEが提供している『自転車NAVITIME』の「風向風速マップ」ですが使いやすいのでおすすめです。
これは自転車に特化したナビゲーションアプリで高低差グラフの確認や、走行ルート、距離、消費カロリーなどの記録、全国のサイクリングステーション検索などが出来る優れもの。
iPhone用とandroid用があります。
強風の日は、このような天気予報や風速アプリを活用し、風向きを確認してから出発すると安心です。
向かい風が強いと消耗が激しく、長距離を走るのが難しくなりますし、急な横風が吹く場所では注意が必要です。
特に、橋の上や高架道路では突風が発生しやすいので、ルート選びも重要です。
この様なアプリを使って天候や風速、風向の変化を予め調べエスケープルートを設定しておけば、その日の自転車も安全に楽しめます。
強風の日は、開けた道よりも、建物や木々が風を遮るルートを選ぶと走りやすくなります。
ビルや住宅街の中を走ることで、直接風を受ける時間を減らすことができます。
坂道がある場合、向かい風と上り坂の組み合わせは非常に消耗するため、無理のないルート選びが重要です。
海岸線や河川敷、開けた草原の道路などは走るには気持ちがいいのですが、風当たりが強くなるので強風が予想される場合はルートから外しましょう。
林間のコースなんかは木々が風を弱めてくれますのでお勧めです。
街中のビル街なんかは高いビルが風を避けてくれるのでは?と思いがちですが、ビル風という厄介な強風が吹くところもありますのでお勧め出来ません。
強風時に途中からルートを変更する変則プランも考えておけば完璧です。
また往復を自転車で走るという発想をちょっと変えて輪行というプランも考えてみましょう。
行きは追い風に乗って楽々走り、帰りは電車で帰ってくるという方法です。
行きは電車で逆風の中を行き、帰りに追い風に乗って走ってくるという方法もありなので、その日の風向、風速に合わせてルートを考えてみましょう。
常識派のサトシ
それとこれは不思議なのですが、行きが向かい風なら帰りは追い風になるはずだから頑張っていけばいいのでは?と思いますが...
この考えは経験上100%に近い確率で外れ帰りも向かい風になります。
午前と午後で風向きが変わる、帰りは気温が上がり全方向からサーマルウインドが吹く、理由は色々あると思いますが、今まで1度もその恩恵にあずかった事がありません。
風が強い日は、ゆったりとした服装よりも、体にフィットする服を選ぶと風の抵抗を抑えられます。
フード付きのジャケットやコートは風でバタつきやすく、ハンドル操作の邪魔になることがあるため、シンプルなウインドブレーカーなどを着用すると良いでしょう。
風になびくヒラヒラしたものやダボッとしたものは、、風を受けてバランスがとりにくくなったり、最悪の場合は車輪に巻き込んだりして転倒の原因になります。
また、リュックのストラップもしっかり締めて、荷物が風で揺れないようにします。
慎重派のアオイ
出来るだけ体にフィットしたものを選び、ウインドブレーカーなどもあれば完璧です。
風を受ける場合は風速1m/sにつき体感として温度が1度下がります。
時速約20kmで走った場合、風速に換算すると約6m/sになり体感温度は6度下がりますので寒い時期は対策が必要です。
この辺も頭に入れて服装を考えましょう。
専用のもので良いものは沢山ありますが、僕はランニングするときのウエアをベースにすることが多いですね。
熱もこもり難いですし汗をかいても速乾性があり快適です。
それと大切なことですが、安全上の観点からヘルメットは必ず着用しましょう。
風が強い日に自転車に乗る際、姿勢や重心の取り方、横風への対応が非常に重要になります。
向かい風では抵抗を減らす走り方、横風ではバランスを崩さない運転技術を身につけることで、より安全に走行できます。
ここでは、風の影響を最小限に抑えるためのポイントを詳しく解説しますね。
向かい風が強いと、体が風を受ける面積が広くなり、前に進むのが難しくなるのは皆さんも体感していると思います。
これを防ぐためには、上半身を低く前傾姿勢にすることで、空気抵抗を減らすことができます。
ロードバイクやクロスバイクでは、ハンドルの低い部分を持つ「ドロップポジション」を意識すると、さらに効果的です。
ママチャリの場合も、背筋を伸ばして大きく風を受けるより、やや前傾することで走りやすくなります。
これは既に体感されていると思いますが、風に煽られやすい自転車では、重心を低くすることで安定感が増すんですね。
特に強風時は、サドルの高さを少し下げることで、より安定して走行できるようになります。
ペダルにしっかりと足を乗せ、できるだけ余計な動きをせず、安定したペダリングを意識しましょう。
また、横風の影響を受ける場面では、体を少し風上側に傾けるとバランスを取りやすくなります。
ただし、急激に体を倒しすぎると逆に転倒の原因になるため、状況に応じてという事になります。
先ほども書きましたが、強風時の横風ってかなり厄介なんです。
特に危険なのは、橋の上、高架道路、ビルの隙間、トンネルの出口など、突風が発生しやすい場所です。
こうした場所では、不意に強い横風が吹くことがあるため、スピードを落として慎重に進むことが重要です。
また、横風に対しては、ハンドルをしっかり握り、急な操作を避けることもポイントです。
風が強い日に自転車に乗る場合、スピードの調整、視界の確保、そして危険を感じた風速では乗らない判断も重要です。
風が強まると余程慣れていてもバランスを崩しやすくなり、突風による転倒や事故のリスクが高まります。
特にオーバースピードは厳禁で、突風にハンドルを取られたり、ブレーキが間に合わずにヒヤッとすることもあります。
下り坂での追い風では、思った以上にスピードが出てしまい、安全マージンを取ったブレーキングを心がけましょう。
逆に、向かい風では力みがちで、体力を消耗しやすく長距離の移動が苦しくなったりもします。
強風時は、ペダルを軽く回しながら安定したペースを保ち、余裕を持った走りを意識しましょう。
また風が強い日は、砂ぼこりやゴミが舞いやすく、目に入るなどトラブルが起きやすくもなります。
特に、ビル風が強い都市部や、海岸沿いの道路では砂や小石が飛んでくることもあり、目を保護する対策が必要です。
こんな時はサングラスやスポーツ用ゴーグルを着用すると、目を守りながら快適に走行できます。
強風時は、周囲の音が聞こえにくくなるため、車や歩行者の動きに注意することも大切です。
こんな日は無理せず、公共交通機関や徒歩など別の移動手段を選ぶという選択肢も考えてみましょう。
* 気になる風速の目安を解説したページもありますので参考にしてみてください。
* また、雨に降られた時の為に降水量の目安をまとめた記事がありますので参考にしてみてください。
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オマケの情報として、強い向かい風に対しての電動アシスト付きの自転車ってどうなんだろうと思い、調べてみました。
僕はどちらかと言うと人力で動かすことの出来る自転車に、アシストとは言え動力を付けるのはどうなんだろうと懐疑的な方です。
でもこの動画を観て驚きました!30m/sの向かい風でも電動アシスト付き自転車がスイスイ進んでしまいます。
常識派のサトシ
使用したのはヤマハの電動アシスト自転車PAS(旧モデル?)運転者は女性です。
最初に女性と男性が徒歩で向かい風30m/sでどの位進めるか挑戦、次にヤマハPASの検証という流れです。
これを見る限り、日常の足として使ったりエンジョイ・サイクリングに使うのでしたら十分に選択肢に入ると思いました。
慎重派のアオイ
ちなみに現行モデルではスタイリッシュなモデルもありこんなのがお勧めかな~と思います。
電動自転車ヤマハPAS CITY X
・サイズ 全長は1585mm、車重20.9kg
・走行性能 エコモードで約116km、スマートパワーモードでは約84km
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僕は冬はスノーボードをやっていますが、よく行くスキー場で、夏のアクティビティーとしてマウンテンバイクでゲレンデ脇の覆道を使い、山の上まで行くというのがあって参加したことがありました。
使うのは電動アシスト付きのマウンテンバイク、アシスト無しでは到底登れないようなダートの坂道をスイスイ登っていってビックリしたものです。
拘りがあり自転車をスポーツでやっているという方には選択肢に入らないかも知れませんが、僕のようなエンジョイ・サイクリングに使っている人間には魅力的に写りました。
冒頭でも書きましたが僕の好きなサイクリングコースの「洞爺湖一周」ここにあるレンタルの自転車屋さんにもそういえば二人乗りのアシスト付き自転車がありました。
これはこれで違った楽しみ方が出来るのでパートナーと行ってみようと思っています。
以下に日常的な風速と、、釣りやキャンプなどの記事もリンクしておきましたので参考にしてみて下さい。
🔗 風速3mとはどのくらい?釣りやゴルフ、普段の生活に影響はある?
🔗 風速4mとはどのくらい?キャンプやレジャー、日常への影響を徹底検証!
🔗 風速5mとはどのくらい?キャンプや釣り屋外レジャーへの影響を総特集
🔗 風速6mとはどのくらい?体感、外出、レジャーへの影響を特集!
🔗 風速7mとはどのくらい?体感、日常生活、レジャーへの影響を大特集!
🔗 風速8mとはどのくらい?体感からアクティビティの可否まで大特集!
🔗 風速はどの位なら釣りを楽しめる?快適から中止の判断までを詳しく解説
🔗 キャンプが快適に出来る風速は?風対策や中止するタイミングを詳しく解説
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