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マイナス10度

マイナス10度は実は余裕?道産子がそのキツさや服装などを詳しく解説


マイナス10度という気温は札幌や小樽などでは冬のシーズン中に数回あるかなという気温です。


ですが内陸部の旭川や帯広ではそう珍しい気温ではなく、マイナス20度以下になることも珍しくありません。



僕がスノーボードに行くニセコやキロロなどではハイシーズン(1月~2月)にマイナス10度以下ということはかなりの頻度であります。


もっと言うと道産子サーファーはマイナス10度くらいまでは、ドライスーツを着て普通にサーフィンにも行きます。



そう考えるとこのマイナス10度という気温は寒いことは寒いのですが、道民にとっては日常的な気温であり特別な状況ではありません。



ですが道外、特に寒冷地以外から訪れる方にとっては、どの位の肌感覚で、どんな服装なら快適に過ごせるのか不安なのがマイナス10度だと思います。


そんなマイナス10度の世界を、60年以上道民をやっている僕が以下の内容で解説してゆきます。



  1. 1. マイナス10度ってどのくらい寒い?
  2. 2. マイナス10度を快適に過ごすための服装とは
  3. 3. 風によっても体感温度はマイナス10度まで下がる!
  4. 4. 極寒で起きる珍しい自然現象ダイヤモンドダスト

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マイナス10度ってどのくらいの寒さ?


この気温で屋外に居ると肌の露出している部分は寒いではなく痛いという体感です。



指先や耳は特に冷えやすい部分ですが、耳まで隠れる帽子や手袋を着けていなければ10分ほどで冷たいではなく痛いになります。



またマイナス10度で、スマートフォンをアウターの外ポケットに入れておくと冷えて、バッテリーが弱い機種はあっという間に使えなくなってしまいます。



築20年以上経っている建物は水道の凍結が起こり、最悪の場合は水が凍ることによって起こる膨張で水道管が破裂してしまいます。


最近の建物は断熱に優れていますので滅多に起こりませんが、古い建物は寝る前に水道凍結防止のために水道の水抜きをするということが必要です。



しかし防寒対策をしっかりしているという条件付きですが、無風で太陽の日差しがあると意外と温く感じてしまうのもマイナス10度の気温です。



そんな日だったのが気温マイナス10度の中、標高1000mより、余市岳(中央奥)を滑るために入山した日。


この日のレイヤーは冬用アンダーに中厚フリースジャケット、薄手の冬用ゴアテックスシェルジャケット&パンツ。無風快晴のため温かくも感じた日。



■ マイナス10度での車の運転は


寒冷地対応ではないウオッシャー液はマイナス10度ではカチコチに凍ってしまい出ません。



北海道ではウオッシャー液はマイナス30度対応というのが冬に使う一般的なもので、これを薄めずに原液のまま使います。



意外なところではマイナス10度での雪道は、スピードを抑えている分にはあまり滑りません。



タイヤが滑るのは雪面とタイヤの間にある水分量が多い、0度~マイナス5度位が一番滑ります。



マイナス10度ではその水分も凍ってしまい雪の上というよりは、まるで小麦粉の上を走っている感覚です。


ただし、氷が張り付いている路面は普通に滑りますので最大限の注意は必要です。



駐車時はサイドブレーキを引くと、そのまま凍って解放出来なくなることもあるので、シフトをパーキングに入れサイドは引きません。



マイナス10度を快適に過ごすための服装とは


まず、大前提として耳や手、足先などの防寒対策はしっかりするということです。


これは体の突端部分は特に冷えやすく、ここが冷えるとどんなに体を温めても寒く感じてしまうからです。



ですが別に、南極越冬に出かけるわけではないので、出来るだけシンプルに軽くいきたいのも事実、重ね着が多くなると疲れます。



以下は僕がそんな日に出かける服装で、アンダーはパタゴニアのキャプリーン上下、上は中厚のフリースに中厚のダウン。


ボトムはノースフェイスの厚手化繊のスエットで上は3枚、下2枚の重ね着で、ニットキャップにグローブ、中綿入りの防寒ブーツ。


これでマイナス15度くらいまでは余裕で快適です。


マイナス10度服装


温かさはインナーで決まります


これは冬山登山をしている人達にとっては常識的な事のですが、肌に直接触れるアンダーの性能が温かさや快適性を左右します。


僕も冬は山に入りますのでアンダーには神経質な位に気を使いますしお金も出します。



そんな中で、締め付け感がなく、常に肌をドライに保ってくれて温かく、なんて快適なんだろうと感じたのがパタゴニアのキャプリーンのアンダーです。



僕はこれを冬山に入る時、スノーボードに行くとき、寒い日に外を歩かなければいけない時に着ています。


困ったことに、これを着るとあまりに快適で家の中でも手放したくなり部屋着にしてしまいたくなることです。


勿論、マイナス10度位では寒いと感じたことはありません。



パタゴニア公式サイト メンズ・キャプリーン・エア・クルー


パタゴニア メンズ・キャプリーン・エア・クルー


パタゴニア公式サイト メンズ・キャプリーン・エア・ボトム


パタゴニア メンズ・キャプリーン・エア・ボトム


アウターはダウンに限る


世の中に暖かなアウターは沢山ありますが、やはり温かいという条件の他に軽くてかさ張らないという条件も欲しくなります。



今回紹介したアンダーを来て、中間着は薄手~中厚のフリースを着れば3枚の重ね着だけで、かなり温かくモコモコのアウターは必要ありません。



そこで選ぶのは、中厚のダウンでフードが付いたものが首元も温かく、強風時や降雪時にも便利で着回しも利くのでお勧めです。


パタゴニア公式サイト メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ


パタゴニア公式サイト メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ


先ほど中間着はフリースと書きましたが、アンダーとアウターが、しかりしていれば山に入るのでなければユニクロのフリースでもチェックのカジュアルシャツでもかまいません。


またボトムも防寒素材の裏が付いたものであれば最強です。あ!そうそう、靴は防寒タイプでソックスも温かなものを選びましょうね。


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風によっても体感温度はマイナス10度まで下がる!


実は、実温度がマイナス10度でなくても風が吹くと体感温度がマイナス10度まで下がる事があります。



風は風速が1mに対して体感温度が1度下がるという性質がありあります。


なので実温度がマイナス5度でも、5mの風が吹いていると体感温度はマイナス10度になります。



実温度がマイナス10度で10mの風が吹いていると体感温度はなんとマイナス20度にもなってしまいます。


北国の冬では5m~10mの風は珍しいことではなく、それに降雪も加わり吹雪になることが日常的にあります。



その日の天気予報を見る時は、温度だけではなく風速にも注意しましょう。



2022年1月のある日のキロロリゾート、朝に観測されたマイナス12度がこの日の最高気温となった。


この日は朝より10m近い風に雪が降り体感温度はマイナス20度ほど、さすがに寒かった。


マイナス12度のキロロ


極寒で起きる珍しい自然現象ダイヤモンドダスト


気温がマイナス15度以下に下がり、空気中の水分が凍り、しかも無風状態にならないと見れないのがダイヤモンドダストです。


北海道では名寄・旭川近郊・十勝近郊、の内陸部で特に冷える場所で見られます。


条件が揃わなければ見れない幻想的な現象で、僕も数回しか見たことがありません。




マイナス10度は実は余裕? まとめ


北海道の夏は涼しく快適で魅力的です。


でもその自然が美しく輝くのは厳冬期の1月~2月という旅行者の方もいます。


そんな季節は勿論、マイナス10度以下という日も珍しくありませんが、服装などをしっかりとしていれば普通に過ごせます。


ただ細かなことで言えば、スマートフォンやデジタルカメラなどでアウトドア対応になっていないものは、バッテリーが寒さに弱く肌に近い内ポケットに入れるとか。


雪道は変化が激しく最大限の注意をし、駐車時はサイドブレーキは凍るので使わない。



などの事はありますが、風がなく日差しがあれば意外と温かくも感じてしまうのもマイナス10度の気温です。



また運が良ければ美しい自然現象のダイヤモンドダストにも出逢えるかもしれません。



ですが日差しが無くなり強風が吹きだすと様相は一変し、凍傷や低体温症で命を落としかねない厳しい側面も持っています。



マイナス10度と言ってもその時の風速、日照などで体感は180度変わってしまいます。


これが面倒なところもあるけれど、ちょっと余裕な北国のマイナス10度という世界です。



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