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風速2mとはどの位

風速2mとはどのくらい?スポーツや釣り日常に与える影響を詳しく解説


風速2m/sの風はもはや無風に近く風があるとは意識しなければ分からないレベルかと思います。


勿論、日常生活には何ら悪影響はありません。


ですが風があることによる悪影響はありませんが、無いことによる支障は多少なりともありそうです。



夏の酷暑の時期の野外スポーツなどでは風がないことによる熱中症などには気を付けなければいけません。



また風を利用するスポーツ、例えばウインドサーフィンなんかは2m/sという風速ではちょっと物足りなかったり、凧揚げも上手く上がらないかもしれません。


洗濯物などは飛ばされる心配はありませんが、もう少し風があった方が乾きやすいと感じるでしょう。



そんな風速2m/sの体感やレジャー、スポーツへの影響を以下の内容で解説してゆきます。


目次


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風速2m/sとは体感的にどんな感じ?


風速2m/sは、そよ風の中でもかなり穏やかな風で、ほとんど気にならないレベルの風速です。


肌に触れるとほんのりとした風の感覚を感じる程度で、木々の葉は軽く揺れる程度です。


洗濯物はほぼ動かず、自然乾燥に多少の手助けをするくらいの力です。



日常生活では、外を歩いていても髪型が乱れる心配はなく、軽いスカートや薄手のシャツがわずかに揺れるかどうかといった印象。



風速2m/sは、静かな環境で窓を開けている時に部屋の中にふっと流れ込む風のような心地よさを持っています。


アウトドアでは、ピクニックや庭でのティータイムにぴったりの穏やかな環境を作り出してくれます。


サイクリングや散歩をしているときには、涼しさを感じるほどの風ではないものの、適度な爽やかさを提供してくれる程度の風です。


慎重派のアオイ

これ気持いい風ですね。

ということで風速2m/sの風を更に体感的に分かり易く時速に換算すると以下のようになります。



2(m/s)× 60(秒)×60(分)=7200(m) 時速7.2kmにあたります。



つまり風速2mとは体感的には無風の時に時速約7kmでジョギングしてるときに、頬に当たる風の強さ位です。



気象庁の採用しているビューフォート風力階級(下の表)の表現でいうところの軽風(けいふう)となります。



風速(m/s) 名称/風力階級 陸上の様子 海上の様子
0.3未満 静穏/0 静穏,煙はまっすぐに昇る。 鏡のような海面
0.3以上1.6未満 至軽風/1 風向は煙がなびくのでわかるが風見には感じない。 うろこのようなさざ波が立つ。
1.6以上3.4未満 軽風/2 顔に風を感じる。木の葉が動く。風見も動き出す。 はっきりしたさざ波が立つ。
3.4以上5.5未満 軟風/3 木の葉や細かい小枝絶えず動く。軽い旗が開く。 波頭が砕ける。白波が現れ始める。
5.5以上8.0未満 和風/4 砂ぼこりが立ち,紙片が舞い上がる。小枝が動く。 波の小さいもので、長くなる。白波がかなり多くなる。
8.0以上10.8未満 疾風/5 葉のある潅木が揺れ始める。池や沼の水面に波頭が立つ。 水面に波頭が立つ。
10.8以上13.9未満 雄風/6 大枝が動く。電線が鳴る。傘は差しにくい。 白く泡立った波頭が広がる。
13.9以上17.2未満 強風/7 樹木全体が揺れる。風に向かっては歩きにくい。 波頭が砕けて白い泡が風に吹き流される。
17.2以上20.8未満 疾強風/8 小枝が折れる。風に向かっては歩けない。 大波のやや小さいもの。波頭が砕けて水煙となり、泡は筋を引いて吹き流される。
20.8以上24.5未満 大強風/9 屋根瓦が飛ぶ。人家に被害が出始める。 大波。泡が筋を引く。波頭が崩れて逆巻き始める。
24.5以上28.5未満 暴風/10 陸地の内部では珍しい。樹木が根こそぎになる。人家に大損害が起こる。 のしかかるような大波。白い泡が筋を引いて海面は白く見え、波は激しく崩れて視界が悪くなる。
28.5以上32.7未満 烈風/11 めったに起こらない。広い範囲の破壊を伴う。 山のような大波。海面は白い泡ですっかり覆われる。波頭は風に吹き飛ばされて水煙となり、視界は悪くなる。
32.7以上 颱風/12 被害がさらに甚大になる 大気は泡としぶきに満たされ、海面は完全に白くなる。視界は非常に悪くなる。
引用元 日本気象学会


* その他に各風速を100mまで解説したページもありますので参考にしてみてください。



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風速2m/sが洗濯や野外イベントなど日常生活への影響


まず風速2m/sでは公共の交通機関を含め私たちの日常における悪影響はありません。


花火大会も行えるし、野外イベントなどにも何の影響もありません。


ただ、風が無いことで起きる弊害は多少なりともありそうで、風にあたることによる体感は風速1mにつき1度下がります。



つまり野外では風は体温を下げてくれますが、風速2m/sではその体感は2度ほどしか下がらず暑い時期の運動会や遠足、野外の部活などでは熱中症に注意が必要です。



また、洗濯物は多少風があった方が乾きが早く、2m/sの風速ではもう少し風が欲しいと感じることでしょう。


勿論、この風速での洗濯物が飛ばされる心配はありません。


常識派のサトシ

確かに暑い季節の屋外での運動にはもう少し風が欲しいですね~日差しがあれば熱中症に注意ですね。

ただ風速2m/sでも瞬間的には、2~3倍の風速6m/sほどの突風は瞬間的に吹く可能性はありますのでゴミなどが飛ばされない注意だけはしておきましょう。


* 平均風速の1.5から2倍近い強さの「最大瞬間風速」については詳しく解説しているページがあります。



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風速2m/sが 陸上、海上スポーツやレジャー、キャンプなどに与える影響


風速2m/sでは海上、陸上、はほぼ全てのアクティビティーを快適に行えます。


ボールを使うスポーツへの影響は皆無ではありませんが誤差の範囲と捉えて問題ないと思います。


慎重派のアオイ

海も山も絶好のお出かけ日よりですね。こういう日は私、キャンプに行きたいです。

・海上のレジャー、アクティビティーへの影響


アクティビティー 快適度 影響
釣り 絶好の釣り日和となります。
ウインドサーフィン もう少し風が欲しいところです。
サーフィン オンショアでも影響は少なく楽しめます。
SUP 絶好のクルージング日和です。


* 快適に釣りが出来る風速やちょっとした風対策から中止の判断まで詳しく解説したページもあります。




・陸上のレジャー、アクティビティーへの影響


アクティビティー 快適度 影響
キャンプ テントも張り易く快適です。
登山 快適な山行を楽しめます。
自転車 風による影響は無く快適です。
ランニング による影響もなく快適に走れます。
野球 通常どうりに行えます。
サッカー 特に問題なく行えます。
ゴルフ 支障なく普通に行えます。
テニス 問題なく通常どうり行えます。
スキー・スノーボード 快適に楽しめます。


・キャンプやバーベキューへの影響


キャンプやバーベキューなどの野外レジャーには雨さえ降らなければ、風速2m/sというのは絶好のアウトドア日和と言えます。


テントやタープも風に煽られる事無く快適に張ることが出来るでしょう。


バーベキューなどで紙皿や紙コップを使う場合でも風に飛ばされる事無く快適ですし、炭などを使う場合の火起こしもスムーズに行えます。



しかし風が無いという事は熱がこもり易いということで、カセットコンロなどを使う場合はコンロに載せた物がボンベの部分を覆わないよう注意も必要です。



ボンベの部分を加熱物が覆うと反射熱でボンベが過熱され、最悪の場合は爆発する恐れもあります。



アウトドアで火を使う場合は周りに燃えやすい物を置かないなどの最低限の注意は必要ですが、風速2m/sという風が及ぼす不都合はほぼありません。


常識派のサトシ

風が弱いと気が緩みがちだけど、火を扱う場面ではやっぱり注意は必要です。

* 快適にキャンプが出来る風速やちょっとした風対策から中止の判断まで詳しく解説したページもあります。




* 快適にサイクリングを楽しめる風速についての記事もありますので合わせてどうぞ。




風速2m/sでのカイトボードの様子は、ちょっと物足りなさそうです。




* 日常生活や屋外レジャー・スポーツ時に「風が強い」と感じる風速をまとめた記事もありますので参考にしてみてください。



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風速2m/sに雨や雷がつくとどうなる


風速2m/sとは何をするにも快適な風速ですが、これに雨や雷が付くと快適性や安全性は一気に低下します。


雨はその強さ(降水量)にもよりますが、一時間降水量が4mm/h位までですと傘やレインコートを使えば何の支障もなく過ごせるレベルです。


分かり易くどの位の雨が降るかと言えば、直立した人の上 (50cm×50cm)に30分で500mℓの水が降る感じですね。



簡単に言うと貴方が立っている50cm×50cmの範囲に30分で缶コーヒーのロング缶(250mml)約2本分の雨が降る。



日常生活に支障はありませんが野外のレジャー、スポーツ、などは中止したほうがいいレベルですね。


慎重派のアオイ

雨が降ると快適度が一気に下がっちゃうんですね。こんな日は外遊び中止ですね。

* 以下に降水量の目安をまとめた記事がありますので参考にしてみてください。




* また、これに雷が加わると屋外に出る事自体が危険となります。対処方法についてまとめた記事もありますので、こちらもどうぞ。



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風速2mとはどのくらい? あとがき


ここまで風速2m/sが日常生活や野外レジャー、スポーツに及ぼす影響を解説してきましたが、その風速による影響はほぼ無さそうです。


ただし風が弱い事により凧揚げが上手くできないとか、鯉のぼりが元気に泳がないとか、風を利用するスポーツなどでは物足りなさを感じる、穏やかなコンディションとなります。


しかし一部の陸上競技ではこの風速2mが大きな境目となり記録として残るか、残らないか、というシビアな世界もあります。



短距離走(100mと200m)、ハードル(110m・100m)、走り幅跳び、三段跳びがそれに当たります。これらの競技は風速2mを越えての記録は残してもらえません。



ちなみに、桐生選手が日本人で初めて100mを9秒台(9.98秒)で走った時は、追い風1.8mでした。


これが2m/s以上の風速で出したものならは記録として残らなかったということになります。


とは言え、普通の生活を送っている場合においては風速2mは絶好のお出かけ日和となり野外でのスポーツ、レジャーをストレス無く楽しめます。


それは都市部に限らず海や山においても快適に過ごせる風速と言えます。



以下に当サイトの日常的な風速の記事をリンクしておきましたので、違う風速の予報が出たら参考にしてみて下さい。



🔗 風速3mとはどのくらい?釣りやゴルフ、普段の生活に影響はある?


🔗 風速4mとはどのくらい?キャンプやレジャー、日常への影響を徹底検証!


🔗 風速5mとはどのくらい?日常生活、野外レジャーへの影響を特集!


🔗 風速6mとはどのくらい?体感、外出、レジャーへの影響を特集!


🔗 風速7mとはどのくらい?体感、日常生活、レジャーへの影響を大特集!


🔗 風速8mとはどのくらい?体感からアクティビティの可否まで大特集!


🔗 風速9mとはどのくらい?体感から屋外レジャーの可否まで特集!


🔗 風速10mとはどの位?釣り、キャンプは、飛行機は飛ぶ?


🔗 風速15mとはどのくらい?警報、交通機関などの影響を調べてみた!



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