THE NORTH ISLAND

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空の色と時間帯の名前

空の色の変化を時間帯別にご紹介!それぞれの名前と一緒にチェックしよう


僕は、長年サーフィンやスノーボード、登山を楽しんでいますが、アウトドアをしていると、特に朝や夕方の空の色に見とれることがよくあります。


自然が作り出す空の色の変化って、何度見ても飽きないものです。


特に朝焼けから夕焼けまでの空の色、その時間帯ごとに違う名前や、その背景にある科学的な理由も興味深く調べたこともありました。


普段何気なく見上げる空にも、思わず「美しいな」と感じる瞬間があると思いますが、その理由を少しでも知っていただけたら嬉しく思います。


そんな時間帯により変化する空の名前、色彩、空気感、を以下の内容で解説してゆきます。



  1. 1. 時間帯別の空の色 夜明けけから日没まで
  2. 2. 海外の空の色に関連する文化的な名前の一例
  3. 3. マジックアワーの神秘 空の色が生み出す魔法

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時間帯別の空の色 日の出から日没まで


まず時間帯ごとの空の色の変化を思い出してみましょう。日本列島は長く、地域や季節によりそれぞれの時間帯は変化しますが、その瞬間特有の色合いがあります。


そして、それに対して私たちが付けた日本独特の名前があるのですが、それを知ると空を見上げるのがもっと楽しくなります。



4:00~6:00 夜明け前の色彩の魅力


夜明け前の空

朝焼けは、日の出前に東の空が赤く染まる瞬間で、特に寒い季節の朝は、空気が澄んでいて真っ赤に燃えるような朝焼けを見ることができます。



僕も朝早くサーフィンに行くと、この朝焼けを見ることがよくあります。黎明(れいめい)とも呼ばれるこの時間帯の空は、一日の始まりを予感させてくれます。


慎重派のアオイ

うわー奇麗ですね!朝焼けは初日の出位しか見た事がないですが感動しました。

9:00~14:00 日中の空の青さの変化


夜明け

日中の空は、青く澄んだ広がりを見せますが青空は、登山やサーフィンなどのアウトドアアクティビティの中でも特に楽しめる要素の一つです。



空の青さも一日の中で変化していて、午前中の淡い青から午後の深い青まで少しずつ色合いが変わります。



これは自然が作り出す絶え間ない変化の一部で、僕もサーフィンの波待ち中や雪山で、空を見上げ色の変化を感じるのが好きです。


常識派のサトシ

僕も晴れた日のスノーボードで見る青空が好きですよ。午後になるとブルーが濃くなっていくんです。


17:00~19:00 日没の色の深さ


夕暮れの空

そして、夕方には夕焼けが訪れ西の空が赤く染まる瞬間は、どこか感慨深いものがあります。


慎重派のアオイ

夕焼けはやっぱり夏の海で見るのが好きです。一番星が見える位が奇麗ですね。

特に日没に向かう時間帯の空は、赤からオレンジ、そして紫へとゆっくりと変わってゆき夕方の空を見ると、日中の疲れが少しずつ癒されていく感じがします。



黄昏(たそがれ)と呼ばれる夕暮れ時の空も、とても魅力的でこの時間帯に自然の中に居ると光の色のコントラストが素晴らしく僕は大好きです。



夜明けから日没まで時間帯ごとの空の色の名前を、具体的な意味と共に表にまとめました。


常識派のサトシ

空の色の名前がこんなにもあるなんて知りませんでした!日本語の表現って空気感まで伝わってきて凄いです。

時間帯 色名 解説
夜明け前 暁(あかつき) 未明から明け方にかけて、空が明るくなり始める時間。
東雲(しののめ) 太陽が出る前の東の空が明るくなる頃。
曙(あけぼの) 夜が明け始め、日の出が近づく時間。
黎明(れいめい) 夜明け、明け方の美しい空。
朝焼け(あさやけ) 日の出時に東の空が赤く染まる現象。
夕方 夕焼け(ゆうやけ) 日の入りに西の空が赤く染まる現象。
夕暮れ(ゆうぐれ) 日が沈む時間帯。
黄昏時(たそがれ) 薄暗い夕方の時間。
宵(よい) 日が暮れてすぐの時間。
その他共通表現 薄明(はくめい) 日の出前や日の入り直後のうっすらとした明るい空の表現。

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海外の空の色に関連する文化的な名前の一例


日本には、空の色に関する美しい名前がたくさんあります。


空の色だけでなく、その時の空気感や雰囲気までも表現することができる日本語の言葉は本当に豊かです。


例えば、朝焼けの「黎明(れいめい)」や、夕焼けの「茜色(あかねいろ)」、夕方の「黄昏(たそがれ)」などが挙げられます。



これらの言葉は、単に色を指すだけでなく、その時間帯に感じる情緒や雰囲気を含んでいます。



言葉を知ることで空気感までも感じることが出来ますので、空を眺める楽しみが一段と増すと思います。


ここで海外にも目を向けてみましょう。



世界の空の色にまつわる名前


世界各国にも、空の色を表現する独自の言葉があります。それらは、その国の文化や気候、自然環境に深く根ざしています。


いくつか代表的な例を見てみましょう。


慎重派のアオイ

やっぱり海外の方も空の色には特別な思いがあるのは変わらないんですね。

  • ブルー・セルスト(bleu céleste)

  • ブルー・セルストbleu célesteモンサンミシェルの空

  • (フランス): 「空の青」を意味しますが、特に晴れた日の澄み切った空を指します。フランスの絵画や文学にしばしば登場する言葉です。


  • トラムント(tramonto)

  • トラムント(tramonto)イタリアの夕暮れの空

  • (イタリア): 「日没」「夕暮れ」を意味します。特に夕日が沈む瞬間の空の美しさを表現するロマンチックな言葉です。


  • アマネセル(amanecer)

  • アマネセル(amanecer)スペインの夜明けの空

  • (スペイン): 「夜明け」「日の出」を指し、朝方の光が空を徐々に染めていく様子を描きます。スペインの詩や歌に登場する重要な言葉です。


  • ポラリス(polaris)

  • ポラリス(polaris)北欧の夜空に輝く北極星

  • (北欧): 「北極星」を意味します。特に極夜の期間、北極星が見える冬の夜空やその神秘的な風景を表現します。


  • ラニカイ(Lanikai)

  • ラニカイ(Lanikai)ハワイの夕焼け

  • (ハワイ): 「天国の海」を意味し、空と海が一体となった美しい景色を表します。ハワイの夕焼けや朝焼けに使われる言葉です。


このように、世界中には空の色を表現する豊かな言葉が存在し、その言葉にはその土地ならではの自然の美しさや文化が映し出されています。


空の色を知ることは、その国の風景や人々の感性を理解する一助になるのかもしれません。


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マジックアワーの神秘 空の色が生み出す魔法


「マジックアワー」という言葉、聞いたことがある方もいるかもしれませんね。


これは、日の出直後や日の入り直前の短い時間を指しますが、この時間帯は、空が特別な色に染まる瞬間です。


僕も山や海にいるときにふと空を見上げると、驚くほど美しい色が広がっていて何度もこの時間帯の空に魅了されてきました。



マジックアワーが心に与える影響


マジックアワーは、心に強い影響を与える時間帯でもあります。


この時間帯の空を見ていると、自然の美しさに心が洗われ、日々のストレスが和らぐことが多いです。



特に、日の出前や日没後のこの短い時間は、忙しい生活の中でふと立ち止まり、自分自身と向き合う瞬間を与えてくれます。



これは視覚的な刺激だけでなく、心の安定やリラックス効果も得られます。


常識派のサトシ

一日の終わりにこの景色の中に身を置いているのは確かに癒されると思います。


マジックアワーの中で行うヨガには相乗効果があると国内最大級のヨガ・ピラティス専門スタジオ「zen place」もイベントを行いました。


夕日には、同じ太陽でも"癒し"の波動が最も強く出ています。

人は、オレンジ色の光を受けるとその日の終わりを知り、脳に伝えると言われています。

オレンジ色には、やさしい気持ちにさせてくれたり、うきうきした気持ちを引き出してくれる効果があるといわれています。

また、ヨガと同様に傷ついた心に勇気を与え、溜め込んだ心身の緊張をすうっとほぐされるパワーがあります。

ふたつを同時に行うことによって相乗効果を得ることができる可能性あります。

不安や恐怖、プレッシャーに押しつぶされそうな時は、夕日のオレンジの光を浴びながらヨガをすると普段のヨガよりも心のバランスを保つことができます。

引用元 エキサイトニュース

この時間帯に体を動かすことや自然と接することで、日々の疲労が少しずつ癒され、心身ともにバランスが取れると感じることも多いでしょう。



僕も早朝のサーフィンは風が止まっている明け方や、日没時のサンセットサーフをすることが多く、自然との一体感を深める特別な時間と感じています。



マジックアワー


ブルーアワーの魅力


マジックアワーの中でも、特に「ブルーアワー」と呼ばれる時間帯があります。



これは、日の出直前や日没後に見られる青い空が特徴です。



ブルーアワーは、太陽がまだ地平線の下にあるため、空全体が青く染まる時間帯で、夜から朝、または夕方から夜に移り変わる瞬間に訪れます。



この時間帯は、青色が強調されることで、空が幻想的で落ち着いた雰囲気になります。



特に、写真家や映画監督たちは、ブルーアワーの静寂でミステリアスな光を好み、撮影のベストタイムとして知られています。



空の青は、昼間の明るい青とは異なり、少し冷たく、静かな美しさを持っています。


この神秘的な青の世界は、日常の風景を非日常的なものへと変えてしまうほどの力を持っています。


ブルーアワーの魅力は、その短さにもあります。わずか数十分という短い時間でしか楽しめないため、この瞬間に出会うと、何か特別なことが起こりそうな気持ちにさせられます。



ブルーアワーを体感するには、日の出や日没の時間を調べ、少し早めに外に出てみることをおすすめします。


特に、都会の景色や自然の中で見るブルーアワーは、それぞれ異なる魅力を持ち、どちらも心を惹きつけるものがあります。


慎重派のアオイ

この空の色も見たことがありますがブルーアワーっていうんですね。神秘的な時間帯の色ですね。

ブルーアワー

色の科学 なぜ空はこんなにも美しいのか


空の色が変わる主な原因は、光の散乱です。太陽から放たれる光は、さまざまな波長を持つ「白色光」です。


白色光は、実際には可視光スペクトル(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)のすべての色を含んでいるというのを小学校の時に学習した記憶があるのではないでしょうか。


大気中の分子や微粒子にぶつかると、異なる波長の光が散乱される現象が起き見える色が変わってきます。



日中の空が青く見えるのは、主にレイリー散乱によるもの



レイリー散乱は、光の波長と散乱を引き起こす大気中の分子や微粒子のサイズが大きく異なる場合に発生します。


可視光の中でも、青い光(短い波長)は、赤い光(長い波長)よりもはるかに強く散乱されるため、太陽光が大気中を通過する際に青い光が四方に散らばり、私たちの目には空が青く映ります。



反面、朝焼けや夕焼けが赤く見えるのは太陽が低い位置にあるために光が大気中を長い距離通過するからなんですね。


このとき、短波長の青や緑の光はすでに散乱され、残った長波長の赤やオレンジの光が大気を通過して私たちの目に届きます。


その結果、空が赤やオレンジ色に染まりますが、ミー散乱(光の波長と同程度のサイズの微粒子による散乱)が加わると、さらに美しいグラデーションが広がることもあります。



さらに、薄明やマジックアワーの時間帯(日の出前や日没後)は、空に漂う大気中の粒子が光を反射・散乱させ、柔らかく温かみのある光が広がるのは皆さんも観たことがあると思います。


この時間帯は、青、紫、ピンク、オレンジといった様々な色が混ざり合い、非常に幻想的な空の色合いが見られます。


常識派のサトシ

科学的な根拠を理解して空の色を見ると、またちょっと感じ方も変わりますね。

空の色の変化は、視覚的な美しさとともに、科学的にも非常に興味深い現象ですね。


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空の色と時間帯の名前 あとがき


空の色は、日常の一部でありながら、ふとした瞬間に私たちに驚きや感動を与えてくれる存在です。


朝焼けから夕焼け、そしてマジックアワーまで、それぞれの瞬間に美しい色彩が広がります。


アウトドアで過ごす時間の中で、空の色の変化を感じることは、僕にとっても大きな楽しみの一つです。


次に空を見上げる時には、その色がどんな名前を持ち、どのような背景があるのかを少しだけ思い出してみてください。


それだけで、空を眺める楽しみがもっと深くなるかもしれません。では、次回もまた素晴らしい空の色を一緒に楽しみましょう。




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