THE NORTH ISLAND
welcom to nature of hokkaidou
僕は、長年サーフィンやスノーボード、登山を楽しんでいますが、アウトドアをしていると、特に朝や夕方の空の色に見とれることがよくあります。
自然が作り出す空の色の変化って、何度見ても飽きないものです。
特に朝焼けから夕焼けまでの空の色、その時間帯ごとに違う名前や、その背景にある科学的な理由も興味深く調べたこともありました。
普段何気なく見上げる空にも、思わず「美しいな」と感じる瞬間があると思いますが、その理由を少しでも知っていただけたら嬉しく思います。
そんな時間帯により変化する空の名前、色彩、空気感、を以下の内容で解説してゆきます。
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まず時間帯ごとの空の色の変化を思い出してみましょう。日本列島は長く、地域や季節によりそれぞれの時間帯は変化しますが、その瞬間特有の色合いがあります。
そして、それに対して私たちが付けた日本独特の名前があるのですが、それを知ると空を見上げるのがもっと楽しくなります。
朝焼けは、日の出前に東の空が赤く染まる瞬間で、特に寒い季節の朝は、空気が澄んでいて真っ赤に燃えるような朝焼けを見ることができます。
僕も朝早くサーフィンに行くと、この朝焼けを見ることがよくあります。黎明(れいめい)とも呼ばれるこの時間帯の空は、一日の始まりを予感させてくれます。
慎重派のアオイ
日中の空は、青く澄んだ広がりを見せますが青空は、登山やサーフィンなどのアウトドアアクティビティの中でも特に楽しめる要素の一つです。
空の青さも一日の中で変化していて、午前中の淡い青から午後の深い青まで少しずつ色合いが変わります。
これは自然が作り出す絶え間ない変化の一部で、僕もサーフィンの波待ち中や雪山で、空を見上げ色の変化を感じるのが好きです。
常識派のサトシ
そして、夕方には夕焼けが訪れ西の空が赤く染まる瞬間は、どこか感慨深いものがあります。
慎重派のアオイ
特に日没に向かう時間帯の空は、赤からオレンジ、そして紫へとゆっくりと変わってゆき夕方の空を見ると、日中の疲れが少しずつ癒されていく感じがします。
黄昏(たそがれ)と呼ばれる夕暮れ時の空も、とても魅力的でこの時間帯に自然の中に居ると光の色のコントラストが素晴らしく僕は大好きです。
夜明けから日没まで時間帯ごとの空の色の名前を、具体的な意味と共に表にまとめました。
常識派のサトシ
時間帯 | 色名 | 解説 |
---|---|---|
夜明け前 | 暁(あかつき) | 未明から明け方にかけて、空が明るくなり始める時間。 |
東雲(しののめ) | 太陽が出る前の東の空が明るくなる頃。 | |
曙(あけぼの) | 夜が明け始め、日の出が近づく時間。 | |
朝 | 黎明(れいめい) | 夜明け、明け方の美しい空。 |
朝焼け(あさやけ) | 日の出時に東の空が赤く染まる現象。 | |
夕方 | 夕焼け(ゆうやけ) | 日の入りに西の空が赤く染まる現象。 |
夕暮れ(ゆうぐれ) | 日が沈む時間帯。 | |
黄昏時(たそがれ) | 薄暗い夕方の時間。 | |
夜 | 宵(よい) | 日が暮れてすぐの時間。 |
その他共通表現 | 薄明(はくめい) | 日の出前や日の入り直後のうっすらとした明るい空の表現。 |
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日本には、空の色に関する美しい名前がたくさんあります。
空の色だけでなく、その時の空気感や雰囲気までも表現することができる日本語の言葉は本当に豊かです。
例えば、朝焼けの「黎明(れいめい)」や、夕焼けの「茜色(あかねいろ)」、夕方の「黄昏(たそがれ)」などが挙げられます。
これらの言葉は、単に色を指すだけでなく、その時間帯に感じる情緒や雰囲気を含んでいます。
言葉を知ることで空気感までも感じることが出来ますので、空を眺める楽しみが一段と増すと思います。
ここで海外にも目を向けてみましょう。
世界各国にも、空の色を表現する独自の言葉があります。それらは、その国の文化や気候、自然環境に深く根ざしています。
いくつか代表的な例を見てみましょう。
慎重派のアオイ
このように、世界中には空の色を表現する豊かな言葉が存在し、その言葉にはその土地ならではの自然の美しさや文化が映し出されています。
空の色を知ることは、その国の風景や人々の感性を理解する一助になるのかもしれません。
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「マジックアワー」という言葉、聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
これは、日の出直後や日の入り直前の短い時間を指しますが、この時間帯は、空が特別な色に染まる瞬間です。
僕も山や海にいるときにふと空を見上げると、驚くほど美しい色が広がっていて何度もこの時間帯の空に魅了されてきました。
マジックアワーは、心に強い影響を与える時間帯でもあります。
この時間帯の空を見ていると、自然の美しさに心が洗われ、日々のストレスが和らぐことが多いです。
特に、日の出前や日没後のこの短い時間は、忙しい生活の中でふと立ち止まり、自分自身と向き合う瞬間を与えてくれます。
これは視覚的な刺激だけでなく、心の安定やリラックス効果も得られます。
常識派のサトシ
マジックアワーの中で行うヨガには相乗効果があると国内最大級のヨガ・ピラティス専門スタジオ「zen place」もイベントを行いました。
夕日には、同じ太陽でも"癒し"の波動が最も強く出ています。
人は、オレンジ色の光を受けるとその日の終わりを知り、脳に伝えると言われています。
オレンジ色には、やさしい気持ちにさせてくれたり、うきうきした気持ちを引き出してくれる効果があるといわれています。
また、ヨガと同様に傷ついた心に勇気を与え、溜め込んだ心身の緊張をすうっとほぐされるパワーがあります。
ふたつを同時に行うことによって相乗効果を得ることができる可能性あります。
不安や恐怖、プレッシャーに押しつぶされそうな時は、夕日のオレンジの光を浴びながらヨガをすると普段のヨガよりも心のバランスを保つことができます。
引用元 エキサイトニュース
この時間帯に体を動かすことや自然と接することで、日々の疲労が少しずつ癒され、心身ともにバランスが取れると感じることも多いでしょう。
僕も早朝のサーフィンは風が止まっている明け方や、日没時のサンセットサーフをすることが多く、自然との一体感を深める特別な時間と感じています。
マジックアワーの中でも、特に「ブルーアワー」と呼ばれる時間帯があります。
これは、日の出直前や日没後に見られる青い空が特徴です。
ブルーアワーは、太陽がまだ地平線の下にあるため、空全体が青く染まる時間帯で、夜から朝、または夕方から夜に移り変わる瞬間に訪れます。
この時間帯は、青色が強調されることで、空が幻想的で落ち着いた雰囲気になります。
特に、写真家や映画監督たちは、ブルーアワーの静寂でミステリアスな光を好み、撮影のベストタイムとして知られています。
空の青は、昼間の明るい青とは異なり、少し冷たく、静かな美しさを持っています。
この神秘的な青の世界は、日常の風景を非日常的なものへと変えてしまうほどの力を持っています。
ブルーアワーの魅力は、その短さにもあります。わずか数十分という短い時間でしか楽しめないため、この瞬間に出会うと、何か特別なことが起こりそうな気持ちにさせられます。
ブルーアワーを体感するには、日の出や日没の時間を調べ、少し早めに外に出てみることをおすすめします。
特に、都会の景色や自然の中で見るブルーアワーは、それぞれ異なる魅力を持ち、どちらも心を惹きつけるものがあります。
慎重派のアオイ
空の色が変わる主な原因は、光の散乱です。太陽から放たれる光は、さまざまな波長を持つ「白色光」です。
白色光は、実際には可視光スペクトル(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)のすべての色を含んでいるというのを小学校の時に学習した記憶があるのではないでしょうか。
大気中の分子や微粒子にぶつかると、異なる波長の光が散乱される現象が起き見える色が変わってきます。
日中の空が青く見えるのは、主にレイリー散乱によるもの
レイリー散乱は、光の波長と散乱を引き起こす大気中の分子や微粒子のサイズが大きく異なる場合に発生します。
可視光の中でも、青い光(短い波長)は、赤い光(長い波長)よりもはるかに強く散乱されるため、太陽光が大気中を通過する際に青い光が四方に散らばり、私たちの目には空が青く映ります。
反面、朝焼けや夕焼けが赤く見えるのは太陽が低い位置にあるために光が大気中を長い距離通過するからなんですね。
このとき、短波長の青や緑の光はすでに散乱され、残った長波長の赤やオレンジの光が大気を通過して私たちの目に届きます。
その結果、空が赤やオレンジ色に染まりますが、ミー散乱(光の波長と同程度のサイズの微粒子による散乱)が加わると、さらに美しいグラデーションが広がることもあります。
さらに、薄明やマジックアワーの時間帯(日の出前や日没後)は、空に漂う大気中の粒子が光を反射・散乱させ、柔らかく温かみのある光が広がるのは皆さんも観たことがあると思います。
この時間帯は、青、紫、ピンク、オレンジといった様々な色が混ざり合い、非常に幻想的な空の色合いが見られます。
常識派のサトシ
空の色の変化は、視覚的な美しさとともに、科学的にも非常に興味深い現象ですね。
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空の色は、日常の一部でありながら、ふとした瞬間に私たちに驚きや感動を与えてくれる存在です。
朝焼けから夕焼け、そしてマジックアワーまで、それぞれの瞬間に美しい色彩が広がります。
アウトドアで過ごす時間の中で、空の色の変化を感じることは、僕にとっても大きな楽しみの一つです。
次に空を見上げる時には、その色がどんな名前を持ち、どのような背景があるのかを少しだけ思い出してみてください。
それだけで、空を眺める楽しみがもっと深くなるかもしれません。では、次回もまた素晴らしい空の色を一緒に楽しみましょう。
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