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最大瞬間風速に煽られる傘の

最大瞬間風速の目安をわかりやすく!強さの体感と生活への影響も解説


※ 最終更新日:2026年2月22日(FAQを追加)


最大瞬間風速とは、一定時間の平均風速とは異なり、瞬間的に吹く最も強い風を示します。



天気予報で耳にする「最大瞬間風速」という言葉、実際どれくらいの強さを示すのか、はっきりイメージしにくいですよね。


強い風が吹いたとき、ニュースでは必ずと言っていいほど登場しますが、日常的に使う言葉ではないため、意外とその定義や意味を正確に知らない方も多いかもしれません。


僕は40年以上マリンスポーツや登山に携わっている関係上、風に対しては神経質な位に気を使っています。



風は海や山、アウトドア全般で快適に行うためには重要な要素で、時には命に関わる危険を引き起こすこともあるからなんですね。



実は最大瞬間風速は、一瞬の強風を示す大切な指標であり、災害時の危険度を判断する重要な要素にもなっています。


さらに、風速ごとの強さの目安や、実際の生活への影響を知ることで、普段の天気予報がより身近で役立つ情報になるはずです。


今回は、最大瞬間風速の定義や計測方法から、暮らしにどんな影響があるのかまでをわかりやすく解説します。


これを読めば、「最大瞬間風速」の意味がすっきり理解できるだけでなく、強風への備えにもきっと役立つはずです。


ぜひ最後まで読んで、明日からの天気チェックに活かしてくださいね。


目次


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最大瞬間風速とは?定義から強さの目安、生活への影響


冒頭でも書きましたが「最大瞬間風速とは、一定時間の平均風速とは異なり、瞬間的に吹く最も強い風を示します。」


例えば、平均風速5m/sの日でも、最大瞬間風速は8〜10m/sに達することがあります。つまり「体感は予報よりも強く感じる」ことが多いのです。


最大瞬間風速という言葉は、天気予報や台風情報などでよく耳にしますが、その正確な意味や基準を知っている人は意外と少ないかもしれません。


特に「平均風速」との違いが曖昧なまま、「なんとなく強い風のこと」と捉えている方も多いでしょう。


慎重派のアオイ

私も強めに吹く風?くらいに思っていました。

この章では、最大瞬間風速の定義から、風速ごとの目安や体感、さらに私たちの生活に与える影響までをわかりやすく解説します。


風速ごとの具体的なイメージを知ることで、天気予報の数値がぐっと身近に感じられ、防災意識を高めるきっかけにもなります。


以下の項目で解説してゆきますので最後までチェックしてみてくださいね。


  • ・ 最大瞬間風速の定義とは
  • ・ 最大瞬間風速 強さの目安と体感
  • ・ 最大瞬間風速 生活への影響はあるの?

以下で詳しく解説してゆきますね。



最大瞬間風速の定義とは


最大瞬間風速とは、その名の通り「観測した瞬間的な最大風速」を示す数値です。



具体的には3秒間の平均風速のうち、最も強かった瞬間の風速を指します。



気象庁では、風速そのものの強さを示す「平均風速」と並んで、台風や強風の影響を判断する重要なデータとして、この「最大瞬間風速」を発表しています。


なぜ「瞬間風速」を重視するのかというと、短時間に吹く突風や強風こそ、建物や人へのダメージが大きいからです。


常識派のサトシ

本当ですね!平均風速より最大瞬間風速の方が怖いです。

例えば、平均風速が10m/sでも、瞬間的に20m/sの風が吹くことは珍しくありません。



以下は、どの位の風速の時に、どんな強さの最大瞬間風速が吹くかの目安を現した表です。


最大瞬間風速の目安画像
引用元 tenki.jp

この瞬間風速によって物が飛ばされたり、ガラスが割れるなどの被害が発生するため、最大瞬間風速は防災の目安として重要視されているんですね。


天気予報で最大瞬間風速が発表されるときは、「この風が一瞬でも吹く可能性がある」という警告として受け止めましょう。


特に強風や台風時には、平均風速よりも瞬間風速をチェックすることで、より現実的なリスクを把握することができます。



最大瞬間風速 強さの目安と体感


最大瞬間風速に限らず風の強さをイメージするには、ビューフォート風力階級表が参考になります。


この表は風速ごとの体感や、自然や建物への影響をまとめたものです。



平均風速10m/sのときは倍の最大瞬間風速が吹くことがあるとして、その様子は「小枝が折れる。風に向かっては歩けない。」という体感の風が瞬間的に吹くということになります。



けっこうなものですね。



風速(m/s) 名称/風力階級 陸上の様子 海上の様子
8.0以上10.8未満 疾風/5 葉のある潅木が揺れ始める。池や沼の水面に波頭が立つ。 水面に波頭が立つ。
10.8以上13.9未満 雄風/6 大枝が動く。電線が鳴る。傘は差しにくい。 白く泡立った波頭が広がる。
13.9以上17.2未満 強風/7 樹木全体が揺れる。風に向かっては歩きにくい。 波頭が砕けて白い泡が風に吹き流される。
17.2以上20.8未満 疾強風/8 小枝が折れる。風に向かっては歩けない。 大波のやや小さいもの。波頭が砕けて水煙となり、泡は筋を引いて吹き流される。
引用元 日本気象学会

※本ページでは、日常生活や一般的な屋外活動の判断の際に強いと感じる範囲の突風ということで、 ビューフォート風力階級のうち風速8m/s~20.8m/s未満までを抜粋して掲載しています。



このように風速ごとに具体的なイメージを持つと、最大瞬間風速が「何m/s」と言われたときに、どれくらいの強さの風が瞬間的に吹くのかをリアルに感じ取ることができます。


過去記事でも、各風速ごとの体感や身近な影響を詳しく紹介してきましたので、あとがきの部分でリンク集として紹介しますね。



最大瞬間風速は、これらの“ピンポイントの強風”版と考えるとわかりやすいでしょう。



慎重派のアオイ

なるほど..ピンポイントの強風版ってわかりやすいですね。

瞬間風速30m/sともなれば、屋外に立っていること自体が危険なレベル。


風速の数字だけを見るのではなく、具体的な体感や被害をイメージすることが大切です。



* 各風速を0m/s~100m/sまで解説した、まとめ記事もありますので参考にしてみてくださいね。




最大瞬間風速は生活にどう影響する?


最大瞬間風速は、一定時間の平均風速とは異なり「一瞬の突風の強さ」を示す数値です。



そのため同じ10m/sでも、吹き続ける風より体感ははるかに強く感じるのが一般的です。


例えば瞬間的に10m/sを超えると横風で体勢を崩しやすくなりますし、自転車ではふらつきが増え、橋の上や開けた場所では転倒リスクが高まります。


常識派のサトシ

自転車はこの横からの突風に弱いので最大瞬間風速には注意しなきゃ!ですね。

最大瞬間風速が15m/sになると傘の使用はほぼ困難で、看板や軽量物の飛散、ドアの急なあおりによる事故も増えるので最大限の注意が必要です。


20m/s(平均風速10m/s程度)を超えると屋外活動は基本的に危険域となり、登山では体が持っていかれる感覚になり転倒や滑落の危険が増します。



最大瞬間風速の怖さは「油断した瞬間」に被害が出ることで、風が弱まったように感じても、突然の突風で洗濯物やベランダ用品が飛散することがあるので注意しましょう。



また公共交通機関でも瞬間風速は重要な判断材料で以下のような影響が出ます。


  • ・鉄道は20〜25m/sで規制や運休が発生する場合があります。
  • ・高速道路も20m/s前後で通行止めになることがあります。
  • ・航空機やフェリーも横風や波高とあわせて瞬間最大風速を基準に安全判断を行います。

日常では意識しにくい数値ですが、最大瞬間風速は生活と安全を守る「突風の警告値」とも言え、外出やレジャーの判断では、平均風速だけでなく瞬間最大風速を必ず確認する習慣をつけましょう。


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以下に最大瞬間風速が屋外レジャーに与える影響と、交通機関への影響の目安を表にまとめてみました。


〇=概ね問題なし △=注意 ×=危険・中止推奨

最大瞬間風速(m/s) 投げ釣り 自転車 ゴルフ 登山 キャンプ 日常生活
5m/s
10m/s
15m/s × × ×
20m/s × × × × × ×
25m/s以上 × × × × × ×

以下に強風がレジャーや日常に与える影響をまとめた記事「風速は何メートルから強い?日常やレジャーの種類別にまとめてみたよ」もありますので参考にして下さいね。



最大瞬間風速と交通機関への影響(目安)


交通機関 規制目安(最大瞬間風速)
鉄道 20〜25m/sで速度規制、25m/s以上で運休の場合あり
高速道路 20m/s前後で通行止めの可能性
航空機 最大瞬間風速ではなく横風15m/s前後で制限、状況により欠航
フェリー 最大瞬間風速 20m/s〜30m/s程度(平均風速18〜20m/s)で欠航判断が多い
ロープウェイ・リフト 18〜20m/sで運休が一般的

最大瞬間風速は、まさに暮らしの安全を守る“風の指標”とも言えると僕は思っています。


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最大瞬間風速と最大風速、それと平均風速の違いは?


天気予報や災害情報で目にする「風速」には、最大瞬間風速・最大風速・平均風速の3つがあります。


この違いを正しく理解しておかないと、実際の強風の危険度を誤解してしまうかもしれません。



簡単にザックリ言うと「最大瞬間風速」は、3秒間の平均風速のうち最も強い風速を指し、突風や一瞬の強風を示します。



一方、「最大風速」は10分間の平均風速の中で最も強いもの。


慎重派のアオイ

わたし最大風速と最大瞬間風速って言い方が違うだけで同じだと思っていました。

そして「平均風速」は観測した一定時間の平均を示します。


分かり易く表にまとめるとこうなります。


種類 測定のしかた 使われる場面
最大瞬間風速 3秒間の平均最大 突風や災害情報など
最大風速 10分間の平均最大 台風の勢力発表など
平均風速 一定時間の平均 日常の天気予報など

強風の危険性を判断するには、最大瞬間風速と平均風速の両方を知ることが重要です。


次に、それぞれの詳しい定義や違いを分かりやすく解説しますね。



最大瞬間風速とは


突風に驚く男性

最大瞬間風速とは、その名の通り瞬間的に観測された最も強い風速を指します。



具体的には3秒間の平均風速のうち最も強い風速を、この「最大瞬間風速」として記録します。



風の強さを知るうえで特に重要なデータで、台風や突風による災害リスクを判断する際に重視される指標です。


最大瞬間風速は、突発的な突風や強い吹き返しを捉えるため、防災情報として特に重要視されます。


例えば、普段の風速が10m/s程度でも、瞬間的に20m/s以上の風が吹くことは珍しくありません。


実際に人や建物に大きな影響を与えるのはこの瞬間的な強風であるため、最大瞬間風速は注意すべき重要なデータなのです。



最大風速とは


強風に耐えている男性

最大風速とは、10分間の平均風速のうち最も強かった風速を指します。



気象庁が台風の勢力を表現するときに使う「非常に強い台風」などの表現は、この最大風速が基準となっています。



最大風速は、ある程度継続して吹き続ける強風の強さを示すものです。


最大瞬間風速ほどの「一瞬の突風」を表すわけではありませんが、台風全体のパワーやその地域の風環境を知るためには欠かせない数値です。


日常的にはあまり馴染みがない言葉ですが、台風や暴風警報などでは必ず登場する重要な風速指標です。


普段の天気予報ではこの最大風速を目安に、風の強さが「強い」「非常に強い」といった形で表現されています。



平均風速とは


風を感じて空を見上げている男性

平均風速とは、一定時間に吹いた風の速さを平均したものです。



日本では10分間の平均風速を用いるのが標準です。



普段の天気予報で「今日の風速は5m/s」というように表現されるものは、この平均風速を指しています。


一定時間の平均なので、風が安定して吹いている場合には実感と近い数値になりますが、瞬間的な強風や突風は反映されにくいという特徴があります。


そのため、レジャーやアウトドアの計画を立てる際には、平均風速だけでなく、最大瞬間風速も併せて確認することが大切です。


常識派のサトシ

ほんとうですね!次回から最大瞬間風速もチェックするようにします。

特に風が変わりやすい場所や、海や山など風が強くなりやすい地域では、平均風速だけでは危険を見落とす可能性があるので要注意です。



歴代最大瞬間風速ランキング(国内)


日本国内で観測された最大瞬間風速の1位は、1966年9月25日、富士山山頂で記録された91.0m/sです。


この記録は台風26号によるものですが、富士山は標高3,776mという特殊環境で、地形や気象条件も平地とは大きく異なります。


そのため、人が生活している平地での歴代1位としてよく取り上げられるのが、同じ1966年9月に沖永良部島で観測された85.3m/sです。


慎重派のアオイ

人の住んでいるところで風速85.3m/sって怖いです。

つまり、最大瞬間風速のランキングを正しく理解するには、「富士山は特殊環境での1位」「沖永良部島は平地での1位的ポジション」という2つの視点を知っておくことが大切です。



この違いを知ることで、「最大瞬間風速の数字の意味」がよりリアルに感じられるようになります。


瞬間最大風速 (3秒間平均風速の最大値 各地点の観測史上1位の値を使ってランキングを作成)


地点 風速 起日
1 静岡県/富士山 91.0m/s 1966年9月25日
2 沖縄県/宮古島 85.3m/s 1966年9月5日
3 高知県/室戸岬 84.5m/s 1961年9月16日
4 沖縄県/与那国島 81.1m/s 2015年9月28日
5 鹿児島県/名瀬 78.9m/s 1970年8月13日
6 沖縄県/那覇 73.6m/s 1956年9月8日
7 愛媛県/宇和島 72.3m/s 1964年9月25日
8 沖縄県/石垣島 71.0m/s 2015年8月23日
9 沖縄県/西表島 69.9m/s 2006年9月16日
10 徳島県/剣山 69.0m/s 1970年8月21日
引用元 気象庁 各種データ、資料 歴代全国ランキング

その他の記録や、地域ごとの特徴については、過去記事「最大風速ランキング!国内で観測された歴代爆風トップ10」でも詳しくまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。




まとめ|最大瞬間風速の目安と判断基準


最大瞬間風速とは、一定時間の平均風速とは異なり、瞬間的に吹く最も強い風を示します。 一般的に平均風速の1.5倍から2倍程度に達することが多く、予報の数値以上に強く感じることがあります。


例えば平均風速5m/sの日でも、最大瞬間風速は8〜10m/sに達することがあります。 この突風によってバランスを崩したり、物が飛ばされる可能性があるため注意が必要です。


屋外活動では平均風速だけでなく、最大瞬間風速の数値も確認することが安全判断のポイントになります。


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5.大瞬間風速とは?に関してよくある質問|FAQ


Q. 最大瞬間風速とは何ですか?


A. 最大瞬間風速とは、ある観測時間内で記録された最も強い瞬間的な風速のことです。一定時間の平均を示す「平均風速」とは異なり、突風の強さを示します。


Q. 最大瞬間風速は平均風速の何倍になりますか?


A. 一般的には平均風速の1.5倍から2倍程度になることが多いです。状況によっては3倍近くに達することもあります。


Q. 最大瞬間風速10m/sは危険ですか?


A. 瞬間的な10m/sであれば常に危険とは限りませんが、バランスを崩したり軽い物が飛ばされる可能性があります。平均風速が高い中での10m/sは注意が必要です。


Q. 最大瞬間風速が高い日は外出を控えるべきですか?


A. 平均風速が低くても最大瞬間風速が高い日は突風リスクがあります。高所作業や海・山での活動は慎重に判断しましょう。


Q. 台風時の最大瞬間風速はどのくらいになりますか?


A. 台風では最大瞬間風速30m/s以上になることもあり、このレベルでは飛来物や停電などの被害が発生する可能性があります。




最大瞬間風速の目安をわかりやすく! あとがき


最大瞬間風速って、普段はあまり気にしない言葉かもしれません。


でも、実はけっこう身近で、大事な防災キーワードなんですよね。


特に台風シーズンなんかは、「最大瞬間風速○m/s」と聞いて、「それってどれくらいヤバいの?」とピンと来るかどうかで、早めの判断にもつながってきます。


今回の記事をきっかけに、「風速=ただの数字」じゃなくて、自分の暮らしに関わるリアルな情報として、ちょっと意識してみてもらえたら嬉しいです。


普段の天気予報も、風速チェックがクセになると、天気の見方がちょっと変わるかも?これからも海や山、アウトドアを楽しむときの参考にしてくださいね。



* 文中でリンクしたページを含めた「あわせて読みたい風速関連記事」を、リンクしておきました。



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この記事を書いた人 成田 博

マリンスポーツ、バックカントリースノーボード歴40年・元スノーボードインストラクター
北海道在住。サーフィン・SUP・冬山登山を40年以上続ける過程で身に付けた気象学を基に記事を執筆。風速や雨量、雷、湿度に関する実践的な知識を、初心者にも分かりやすく解説しています。


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