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騒音デシベル目安

騒音のレベルは何デシベルが目安?気になる音を徹底検証


自分が普段出している生活音は騒音となって隣家や階下に不快感を与えていないかは気を使うところです。


これは僕自身が苦情を受けた経験上、特に気にしています。



特に、オーディオなどでお気に入りの音楽を聴いている時は、ついついボリュームが上がりがちですが、興味の無い隣家にとっては騒音以外の何ものでもありません。



また洗濯機やお風呂、トイレの排水音も他の部屋からの音は意外と気になるものです。


今回は、そんな生活音に加え屋外の騒音の例をあげ、それは何デシベルなのか、また騒音としてどう聞こえるのか?


そうして、それは苦情となるレベルのかを、以下の内容で解説しています。


  1. 1.気なる騒音を比較してみた
  2. 2.45デシベルを超えると苦情になりえます
  3. 3.騒音を抑えるために出来ること
  4. 4.騒音に関する法律とは

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気なる騒音を比較してみた


30デシベル~100デシベルの音を、隣家から聞いた場合、どこからが騒音と感じるか?という視点で表にまとめてみました。



結果、時間帯にもよりますが50デシベル以上はウルサイと感じストレスとなるようです。



50デシベル~60デシベルの音は自分では気にならないレベルの音ですが、他人が出すと気になる音でもあり、この辺からトラブルになる可能性があります。



音量dB 騒音になるか 音の種類 隣家からの感じ方 苦情の可能性
100dB 騒音 地下鉄構内、電車通過時のガード下、油圧プレス 健康被害レベル 通報レベル
90dB 騒音 車のクラクション、どなり声、ライブハウスの店内 うるさくて我慢出来ない 通報レベル
80dB 騒音 ピアノの音、救急車のサイレン うるさくて我慢出来ない 通報レベル
70dB 騒音 掃除機の音、洗濯機の音、セミの鳴き声 うるさい あり
60dB 深夜は騒音となる チャイム、通常の声での会話、風呂やトイレの排水音 うるさい 夜間はあり
50dB 不快だが騒音とまでは言えない エアコンの室外機、子供の駆け足 かなり聞こえる 深夜はあり
40dB ならない 小鳥のさえずり、図書館、静かな住宅街 多少聞こえる なし
30dB ならない 柱時計の振り子の音、ささやき声 聞こえない なし


90デシベル~100デシベルの音とは


この大きさの音を一言で表すとと「極めてウルサイ」となり通報レベルの騒音です。



この音量の中での会話はほぼ不可能で、このレベルの音を聞き続けると健康被害に繋がります。


ライブハウスやクラブの店内を想像してもらえば、そのウルサさが分かると思います。


以下にさらに詳しく解説しているページがあります。




70デシベル~80デシベルの音とは


パチンコ店の店内やピアノなどの楽器の直近がこの音量の音になり、やはり通報レベルの騒音です。



ガタつきのある洗濯機も以外と大きな音とともに振動も伝わりますので隣家や階下には響きます。


この音の中での会話は大声で0.5m~1mという距離なら可能という感じです。


以下にさらに詳しく解説しているページがあります。




50デシベル~60デシベルの音とは


自宅で50デシベルの音量でオーディオで音楽を聴いている場合はかなり音量を抑えているといる印象です。


テレビやラジオを普通の音量で聴いている場合は60デシベルほどになっていると思います。



人が一番慣れ親しんでいる日常の音量と言えますが、人が不快と感じる音の境も60デシベルです。



夜間や深夜は隣家からの音が聞こえやすくなるので気を付けたいところです。


以下にさらに詳しく解説しているページがあります。




30デシベル~40デシベルの音とは


人が静かと感じる音量がこれに当たりますので、トラブルになることはまずありません。



雨がしとしと降る音が、だいたい40デシベル、気の利いたホテルの客室も30デシベルに抑えられています。


図書館もこの環境にあたります。


以下にさらに詳しく解説しているページがあります。



ちなみに無音と言われる、20デシベルのスタジオの環境や、さらにその下の静かな環境の10デシベルってこんな感じです。



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45デシベルを超えると苦情になりえます


これは僕が苦情を受けた体験で、ちょっとショックな出来事でした。


通常、45デシベルという音量は日中なら殆ど気にならない音です。


かりに、この音量でテレビを観てたとすると、「かなり音を抑えているな」という印象でしょう。


しかし、これは自分が出している場合の印象で、他人がこの音量を出していると印象はちょっと変わり、夜間などは気になる場合があります。


後に騒音計で実測したのですが、僕は45デシベルでウーハーの付いたオーディオを聴いていました。


周りに配慮し音量は抑えているので、高音域や中音域は隣家や階下には聞こえていませんでしたが、低音域は伝わっていました。


後に分かったことですが、低音域は指向性が無くスピーカーをどの方向に向けても均一に周りに振動と共に伝わっていたのです。


このことは、自分が苦情を受けるまで、まったく気が付かなかったことでしたので勉強になりました。


60デシベル以上の明らかな騒音とならなくても、この微妙に伝わってくる音も気になるもので配慮したいところです。



騒音を抑えるために出来ること


これは、気が付かずに騒音を出してしまわないために出来る工夫ということで纏めてみました。


お風呂やトイレの排水音など、どうにもならない事もありますが、その他のことで出来ることは少なくありません。



音源を壁から離す


テレビやオーディオのスピーカには指向性がありますが、壁に近いと壁を伝わって音が響きます。


この辺も音を出している当人は気が付きませんが隣家や階下の住人には気になるものです。



当たり前ですが、音は距離を取ると下がってゆく性質があるので壁から離すという方法が有効です。



ですが、先ほども書きましたが低音域のウーハーではこの方法は使えませんので防音シートを敷くなどの対策が必要です。



ドアの開閉音を抑える


室内、室外を問わずドアの開閉音は意外と響きます。


原因として挙げられるのが、ドアが閉まるスピードを遅くする機能の「ドアクローザーが付いていない」ということが上げられます。



解消法はドアクローザーを設置するのが一番ですが、多少の費用がかかりますので、クッション性のある隙間テープをドア枠に貼るでも、ある程度は解消できます。



テープをドア枠に貼るだけで、ドアとドア枠があたったときの「バタン」という音をかなり軽減できます。


また、元々が隙間テープだけにドアからの隙間風を防ぐ効果もあり室内の保温性も上がるというダブルメリットもあります。



クッション性の高いカーペットを使う


子供達が走る音は、かなり階下に響くものです。


音には空気音と固体音という2つの伝わり方で聞こえてきます。



空気音は空気を振動させ伝わってくる音、固体音は壁や床などを振動させて、伝わる音となります。


子供達が走る音は、固体音の方が強いのでクッション性の高いカーペットを使う事でかなり軽減出来ます。



またそのようなカーペットはある程度の防音性能もありので、オーディオから出る重低音が伝わるのを防ぐ効果も期待出来ます。


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実際の音を測定してみる


音を感覚的に判断するのにはやはり限界があります。


自分の出している音や、周りから聞こえてくる音を騒音計で測定してみると、その音のレベルを正確に把握出来、対策も見えてきます。


騒音計はアマゾンなどで安価で手に入ります。


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騒音計

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騒音に関する法律とは


工場や建築、交通などが発生する騒音に関しては、規制する法律「騒音規制法」というものがあります。


しかし...



隣人が発する、エアコンの室外機、ペットの鳴き声、ステレオ、ピアノ、などの生活騒音を規制する法律はありません。



それは日本の都市部独特の住環境にあるようで、国土が限られた狭い環境では国が法律を定めるのではなく、当事者同士の話し合いで解決してね。


ということらしいですが、当事者同士の話し合いでは思わぬトラブルに発展しかねません。



軽犯罪法には、「公務員の制止をきかずに、人声、楽器、ラジオなどの音を異常に大きく出して静穏を害し近隣に迷惑をかけた者」は「これを拘留又は科料に処する」という一文があり、こちらを適用できます。



これにより警察などに通報して、そちらから注意をしてもらうという方法が現実的なようです。


本来はそのような警察沙汰になる前に、お互いに隣家や階下を思いやれれば一番良いとは思いますが...



騒音のレベルは何デシベルが目安? まとめ


騒音は出す方はあまり気にならず、出される方は僅かでも気になるという特徴があります。



経験上、45デシベルを超えると騒音要注意です。


60デシベルを超える音が隣家から聞こえてきた場合は明らかに不快と感じ、騒音トラブルとなります。



掃除機や洗濯機は70デシベルと夜間は周りに配慮が必要な音量です。


ピアノが80デシベルで、それ以上の音は一般家庭から出ることは考えにくいですが、出た場合は通報レベルの騒音となります。


夜間に人が安眠出来るのは40デシベル以下というデータもあり、特に人が寝静まる深夜などは日中は気にならなかった音でも響きます。



騒音で周囲に不快感を与えない為には、周りへの配慮と思いやりが必要で、自分が聞かされる立場ならという想像力も大切です。




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