
THE NORTH ISLAND
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集合住宅などでは騒音はトラブルになる原因1番です。
生活習慣、スタイル(時間帯)、などが違う者同士が住んでいるわけですから、思いやりや配慮が無ければトラブルになるのも何となく頷けます。
騒音は出している本人には自覚がないのが殆どで、苦情の手紙が来て初めて気が付き驚くというのがパターンのようです。
その手紙ですが、管理会社から入っているものと、匿名で住人から入っているものでは緊急性や意味合いが違います。
今回はそんな騒音苦情の手紙が来た場合の対処方法を以下の内容で説明しています。
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騒音に対する手紙が来る時の差出人は以下の2通りあり、それぞれ苦情のレベルがビミョウに違います。
どちらにせよ、放置するのはトラブルを大きくする原因なので何等かの対処をしなければいけません。
この場合は、騒音被害を受けている住人が管理会社に苦情を入れ、管理会社が行う第一段階の対応です。
管理会社としても、騒音元がまだ特定できていないなどの理由により全ての住人に投函されるのが普通です。
騒音元となっている殆どの人は自覚がない場合が多いですが、この手紙が入ったら自覚がなくても騒音となっているものが無いか自己チェックしましょう。
昼間はあまり気にならないレベルの音でも、夜間は響くので21時以降は特に注意が必要です。
何に気を付ければいいのか分からない場合は、管理会社に何の騒音が苦情になっているのか問い合わせるのも良いかもしれません。
内容によっては自分ではないということがハッキリすることもあります。
この場合は、すでに手紙の投函者は今まで我慢してきたけど、ついに我慢の限界に来て手紙の投函をしたということです。
多くの場合は夜間の話し声とか、テレビの音、足音、など騒音となっている音を具体的に書かれていますので対策は取り易いと思います。
匿名ということで返事は出来ませんが、返事は要らないから騒音だけ止めて欲しいという意思表示でもあるので直ぐに対策しましょう。
これを放置した場合は警察に通報、悪くすると被害届を出されるなどに発展する可能性があります。
この時に、管理会社に「騒音の苦情の手紙が匿名で入ったので、○○の対策をした。」などの報告をしておくのもお勧めです。
というのは、稀に音に敏感で直ぐにクレームを出す住人も居て、管理会社もその辺は把握していることもあります。
何かのトラブルに発展した場合に間に入ってもらう為にも、管理会社に経過を報告しておくのは後々役に立ちます。
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苦情の手紙が来たら、まずは自分の生活を見直してみましょう。
騒音は人により感じ方は様々ですが、苦情が入ったということは他の人にとってストレスとなる音を発しているということです。
自室ではあまり感じなくとも、思わぬ伝わり方をしている場合もあります。
以下に騒音苦情となり易いものを対策も含めてまとめてみました。
騒音の種類 | 騒音原 | 対策 |
---|---|---|
生活家電 | 掃除機、洗濯機 | がたつき、使用時間を注意 |
音響機器 | ステレオ、テレビ、楽器 | 音量、使用時間を注意 |
生活音 | 足音、話し声、ドアの開閉音、排水音 | 防音マット、パッドなどを使用 |
最近の物はかなり静穏設計になっていますが、洗濯機などは設置時にガタツキがあると、実際に使った場合に思わぬ振動音が騒音となって階下や隣家に伝わります。
どうしても設置にガタツキがある場合は専用のパッドなどを使うことをお勧めいたします。
洗濯機用防振ゴム、4個セット 2.4×2.4インチ(6×6cm)
掃除機に関しても、そのモーター音もさることながら、家具にぶつかる音がけっこう階下に響きます。
このような生活家電の音は日中にはあまり気になりませが、夜間(9時以降)の使用は控えましょう。
ステレオやテレビは音量を抑えるというのが一番のコスパですが、低音域の音は指向性が無く音源から全方向に広がってゆきます。
これは自室で聴いているいる分には中々気が付きませんが階下にはけっこう響きます。
音質調整で低音域を抑えるかウーハーの音を絞るというのが効果的です。
また防音マットなどを敷き詰めるという方法もありますが、壁からも音は伝わるのでテレビやスピーカーを壁から離すという配慮も必要です。
オーディオの防音にはこのマットが効果がありました。元々はフィットネス用のマットですが低音域もカットしてくれます。
静音、防振、高硬度、振動吸収、マット (60 x 60 x 2cm)
楽器に関してはアンプを介して使うものはヘッドホンで使用するというのが良いでしょう。
エレクトリックギターやエレクトリックピアノ、ドラムなどはアンプの音量をかなり絞っても夜間は響いてしまいます。
それなら、そこそこの音量でヘッドフォン使いの方が気を使わず、心置きなく練習が出来ます。
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子供の走り回る足音、ドアの開け閉め、深夜の話し声などはかなり気になるものです。
足音に関しては床に防音マットを敷き詰めると同時に夜間(9時過ぎ)は足音そのものを出さないように歩く配慮も必要です。
足音には防音性と断熱性があるこのマットがおすすめです。
インターロッキングフロアマット、大型サイズ23.2インチ(59 cm)、厚さ0.4インチ(10 mm)
夜間のドアの開閉音も、けっこう響きます。
そもそも夜間は気を付けるとしても、開け閉めをしないという訳にはいかないので、音を軽減するパッドを使ってみましょう。
ゴム製の波型パッドがドアの当たり音軽減と気密性も上がります。
3Mスコッチドアエッジガードテープ、玄関、室内ドア、バスルームドア用
トイレやお風呂の排水音が響くのは建物の構造上の問題なので、入居者が対処するのは難しく、排水音で苦情が来たと管理会社や大家さんに相談するのが良いかと思います。
また自分の出している音はどうなのか、騒音のレベルを詳しく解説したページもありますので参考にしてみて下さい。
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まず、殆どの騒音元となっている人は自分が騒音を出しているという自覚がありません。
そのことを踏まえて自身の生活を検証してみましょう。
夜間に洗濯機を回したり、掃除機を使うことはないか?オーディオやテレビの音は大きくないか?足音やドアの開閉音は煩くないか?
騒音は自分が出している場合は気にならず、他人が出していると酷く気になるものです。
この辺を自身に厳しく検証してみましょう。
それでも身に覚えがない場合は管理会社に「騒音の苦情の手紙が入っていたが、どんな種類の音が何時位に、どの程度の頻度で起きてる。」を確認しましょう。
それを聞いても身に覚えが無ければその騒音元は貴方ではないということです。
一番いけないのは身に覚えがないからと言って放置することで、トラブルが大きくなる事がありますので必ず何かしらの対応をしましょう。
苦情の手紙をもらうのは、こちらに非が有っても気持ちの良いものではありません。
ですが、自分は誰かのストレスの原因になっているかもしれないと、真摯に受け止め自身の生活を見直してみましょう。
騒音を出していないつもりでも、思っているよりも生活音は隣家に響いてしまうものです。
いけないのは放置することと、匿名で入った手紙の差出人を探すこと。
ここに解決策の出口はありませんし、さらに大きなトラブルに発展しかねません。
どうしても身に覚えがない場合は管理会社に問い合わせてみましょう。
騒音の種類、時間帯、頻度などを聞いて、自分ではないという確信を持った場合は、それで一安心です。
同じ建物に住んでいれば顔を合わせることもあります。
そんな時に気持ちよく挨拶出来るようトラブルに発展する前に思いやりをもって解決したいですね。
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