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回転寿司売り上げランキング

回転寿司売り上げランキングトップ8 店舗数や海外出店まで検証!


お寿司って日本人に留まらず海外の人にもキラーコンテンツなんですね。


そのお寿司を手の届きやすい価格で提供し気軽に行けるようにしたのが回転寿司で、日本人の殆どは行ったことがあるかと思います。


その回転寿司ですが今や多くのナショナルチェーンがあり売上の凌ぎを削っています。


今回はそんな回転寿司の売上ランキングを始め、海外出店や業界の今後を以下の内容で解説してゆきます。


  1. 1. 回転寿司売上ランキング トップ8
  2. 2. 大手回転寿司チェーンの海外出店が止まらない
  3. 3. 回転寿司今後の展望

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回転寿司売上ランキング トップ8


回転寿司チェーン 売上上位8社 です。


順位 店舗名 売り上げ(億) 店舗数 運営会社参考資料
1 スシロー 28,13 640 FOOD&LIFE 期決算明会資料
2 くら寿司 1,831 542 くら寿司株式会社(株)2022/10 業績
3 はま寿司 1,300 581 ZENSHO 2023/11 決算短信 業績
4 かっぱ寿司 701 292 かっぱクリエイト2023/11 決算短信 業績
5 魚べい 546 172 元気寿司(株)業績ハイライト2023/売上高
6 回転寿司みさき 京樽 210 79 FOOD&LIFE2023/9 期決算明会資料
7 すし銚子丸 193 93 すし銚子丸財務業績2023ハイライト
8 にぎり長次郎 117 67 SRS HOLDINGS 2023月次報告

*回転寿司チェーン売上上位8 2023/11調べ 各社の決算報告など公開資料を参照したものです。



次に3強と言われている「かっぱ寿司」「スシロー」「くら寿司」この20年の売上推移と2026年予想です。



この3社で2023年の業界売上予規模7500億の70%ほどを占めている状況です。



*各社の決算報告など公開資料を参照、「スシロー」は2011前後に2期ほど未公開部分がありましたがグラフを繋げています。

2026予想は2023からの業界全体(国内)の伸び率予想 約7%(富士経済)を各社に当てはめたものです。



トップ5の売上では、これに「はま寿司」「魚べい」を加えた、大手5社が順位を入れ替わりながらリードするという状況が続いています。



この勢力図は地方でも同様で、ナショナルチェーン数社が市場をリード、寡占化の方向にあります。


僕の住んでいる北海道ではメジャーの「トリトン」や「花まる」、「なごやか亭」なんかがランキングしていないのはちょっと寂しくもあります。


売上という面では2022~2023年の回転寿司業界は、他の飲食業界同様にコロナの影響を大きく受けました。



その後2022年・2023年に需要が回復、コロナ明けに伴いテイクアウトから店内飲食が増加し、業界全体としてはおおむね売上増となっています。



スシローを展開するFOOD & LIFEが対前年比16.8%増、くら寿司が24.1%増、カッパ・クリエイトが4.8%増、元気寿司が22.4%増、といった感じです。


さらに見逃せないのはインバウンド需要で2023年に入り訪日外国人数は大幅に回復。


円安の効果もあり、インバウンドの売上は再び復活しつつあり回転すし業界にも大きな追い風となる見込みです。


今後はこのインバウンドの取り込みで、各社売上をどう伸ばしていくのかで順位にも少なからず影響が出そうで目が離せません。


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大手回転寿司チェーンの海外出店が止まらな


海外出店を積極的に進めている転寿司チェーン3社による出店状況です。


店名 出店地域・店舗数
スシロー 台湾26店舗、香港11店舗、韓国9店舗、シンガポールで9店舗
くら寿司 台湾51店舗、アメリカ47店舗
元気寿司 ハワイ、アジアを中心にFC方式で200店舗以上

国内での出店開発は飽和状態に近く難しいといわれるなか、大手による海外進出が加速しています。


スシローを展開するFOOD & LIFE COMPANIESでは2024年には海外売上高比率を現在の3倍の21%に引き上げると言っています。


主な競合は世界各国に展開している中韓国系の安価な回転寿司店ですが、世界的な日本食ブームにより大きな障害とはならなそうです。


外国人にとって「SUSHI」は職人が握るというイメージが定着しているので、回転寿司の「ハイテクシステム」はエンターテイメント性があり、とても人気があります。


多言語機能を備えたタブレットの利用で、注文しやすくなったのもウケています 。


ドバイ万博日本館に出店した「スシロー」では1時間待ちの日もあったとのことで、その人気が窺がえます。



余談ですが、海外進出しているのは回転寿司だけではありません。



重光産業株式会社が運営する「味千ラーメン」は中国で、640店舗以上を展開、シンガポールやタイ、マレーシア、アメリカ、韓国など13ヵ国に広がっています。


トリドールホールディングスの「丸亀製麺」はすでに701店舗を海外に展開、さらに、2028年3月までには海外で4,000店舗の出店を目指しています。


また女性が一人でも入れるラーメン店がコンセプトの株式会社 力の源ホールディングス「一風堂」は海外への出店は、国内よりも多く277店舗にもなります。


インドに出店したことで有名な、カレー専門店「CoCo壱番屋」は1994年にハワイに海外一号店を出店したのを皮切りに、シンガポールやイギリスなど海外の店舗数は180弱にものぼり売上も海外店舗のみで100億円を越えています。


この他にも、モスバーガー300店舗、サイゼリヤ400店舗、大戸屋ごはん処100店舗、吉野家600店舗、と一部を上げただけでもこんなにあります。



お寿司を始め日本食が世界に認められているという証拠ですね。


ちなみにこの日本食ブームにより日本人の寿司職人は海外で引っ張りだこで、ニューヨークでは年収1,000万で募集があるそうです。


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回転寿司今後の展望


市場調査会社の富士経済(東京都中央区)によると、2022年の国内回転寿司の市場規模は、売上高が前年比7.6%増の7,252億円、店舗数が1.9%増の4,220店となっています。


コロナ渦で、各業態が売上を落とす中でも売上、店舗数を伸ばしているのはある意味驚異と言えます。


この数年はコロナだけではなく迷惑行為に対する対策などで苦慮してきましたが業界全体としてはプラスに動いていました。



基本的に外食産業の中でも「すし」は日本人の胃袋を直撃するキラーコンテンツであり、多少の向かい風にも衰えを見せません。



富士経済によると2023年の市場規模は3・8%増の7530億円を見込み、相変わらずの好調さが予測されています。


23年は見込み 24~27は予想 出典 富士経済



今後はさらに、インバウンド需要が期待出来、寿司業界にとって大きな追い風となることも予想されます。



日本国内の回転寿司は海外に比べ安価で食べられ、多言語機能を備えたタブレットの利用で、日本語が話せなくてもオーダーが出来ると海外の人達に大人気です。



こうしたことを受けて、くら寿司では2019年大阪で初のインバウンド向け店舗をオープンし、多言語対応の自動案内機や無料Wi-Fiスポット、撮影スポットなどを備え広くニーズに応えています。


一方で、ロシアのウクライナ侵攻にともなうロシア産水産品の禁輸や物流網の制限が原価の高騰となりイクラやサーモンなど人気商品の値上げを余儀なくされたチェーンもあります。


さらに折からの急激な円安も重なって今後も大幅なコスト上昇が避けられないなか、どう乗り切るのか業界の動向が注目されています。


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回転寿司売り上げランキング まとめ


こういうのって、前職は営業職でしたので、色んな会社に行って提案だの報告だのとプレゼンをしていたのを思い出しました。


どうしても口調は硬くなる方向になりますが、何とか硬くなり過ぎないよう頑張ってみました。


日本のお寿司って、色んな国の食文化、生魚を食べない国もあるだろうし、色々な宗教なんかの垣根も越えて受け入れられているんですね。


僕の田舎は北海道の積丹にある小さな漁村で、朝になると前の晩から出ていたイカつき(釣り)の船が港に帰ってきます。


そうすると町内を叔母さんがリヤカーに新鮮なイカを積んで売りにまわるんですね。


新鮮なイカって白ではなく透明なんです。そんな子供時代を過ごしたせいか海鮮には目がありません。


大人になってもそれは変わらず、中々まわらないお寿司は食べに行けませんが回転寿司はよく行きます。


北海道の回転寿司って美味しいんですよ!関東方面から来た友人は皆感激します。


ちなみウチのパートナーは生の魚介は一切ダメで人生の半分は損をしていると僕は思っています。


今回はそんな僕の大好きな回転寿司の売上ランキングをかなり真面目にやらせて頂きました。




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