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降水量10mm

降水量10mmとはどれくらい?目安と日常生活への影響をリアルに解説



天気予報などでは「やや強い雨」と表現されるのが降水量 10mm~20mmにあたりますので、この位の雨になると傘をさしていても体が濡れるほどの勢いの雨です。



屋外だと話し声が聞き取れないこともありそうです。


降水量10mm以上ともなると注意報や警報が出る境の雨です。


窓から外を覗いても特別な用事が無ければ外出したくないと思いますが、この程度の雨では公共の交通機関に影響が出ることはありません。


慎重派のアオイ

とはいえ、出掛けたくないレベルの雨ですね。

ゴルフ好きではればキャンセル料のこともあるので多少の雨なら中止したくないという想いはあるでしょう。


ですが、ボールが飛ばない転がらない、から始まりパットでレインウエアが引っかかるなどほぼ罰ゲームのようで日を改めた方が快適に楽しめると言えます。


また釣りやキャンプ、その他のアウトドア・スポーツ、野外アクティビティーなどの快適性を含めた可否も以下の項目で解説しています。


目次


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降水量10mmとはどれくらい



この降水量ともなると傘をさしていても体が濡れるレベルの雨ですが、僕なら傘を持っていても外に出たくない雨ですね~。


濡れたくなければレインブーツは勿論、レインコートやレインスーツも欲しい所です。


車のワイパーは間欠ワイパーではなく普通に動かし視界を確保するレベルで、乗り降りでも気を付けないと濡れてしまうほどの雨です。


ということで降水量10mmを視覚的に分かりやすく数値化すると以下のようになります。



1平方メートルに降る水量 = 100cm × 100cm × 1cm = 10000立方センチメートル(10㍑)



つまり1m四方の範囲に1時間で10㍑の水が降り注ぐということで、降った水の深さは1cmmです。


もっと分かり易く降水量10mmの中に30分立っているときに頭の上に降る水量は以下のようになります。


直立した人の上 (50cm × 50cm)に30分で1250mℓの水が降る



簡単に言うと貴方が立っている50cm × 50cmの範囲に30分で缶コーヒーのロング缶(250mml)約5本分の量の水が降るということになります。



傘が無ければずぶ濡れです。


常識派のサトシ

缶コーヒー5本分ってけっこうな量ですよ。

この降水量で出来る野外アクティビティーはサッカーくらいですが、グラウンドはぬかるみ泥だらけになる覚悟は必要です。


ゴルフも雨対策をして出来ないことはありませんがほぼ罰ゲームですので日を改めましょう。


気象庁「雨の強さと降り方」でも降水量10mmの雨を以下のように説明しています。



1時間雨量(mm) 人の受けるイメージ 人への影響 屋内 屋外の様子
10以上~20未満 ザーザーと降る 地面からの跳ね返りで足元がぬれる 雨の音で話し声が良く聞き取れない 地面一面に水たまりができる
20以上~30未満 どしゃ降り 傘をさしていてもぬれる 寝ている人の半数くらいが雨に気がつく
30以上~50未満 バケツをひっくり返したように降る 道路が川のようになる
50以上~80未満 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) 傘は全く役に立たなくなる 水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる
80以上~ 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる
引用元 気象庁

当然のことながら安全な視界が確保しづらいですので、雨対策をしても自転車での外出は止めた方がいいですね。


「傘をさしながら」はもってのほかで違反運転ですし、なにより危険ですので絶対止めましょう。


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降水量10mmによる野外アクティビティー、レジャーの可否は?


降水量は10mmになったら野外で楽しめることは基本ありません。



サッカーやマリンスポーツなどもやっているうちに弱かった雨が10mmなでになったけど続けた。と言う状況はありえますが、その他のジャンンルのものでしたら日を改めるのが賢明かと思います。



そこで気になるのがゴルフなどのキャンセル料がかかるものですが、最近ではキャンセル料を取らないゴルフ場も増えてきています。


慎重派のアオイ

キャンセル料を払ってもこんな日は止めましょうよ~

当日のキャンセルで料金がかかるのは全体の10%ほどとなっています。


またキャンセル料が掛かるゴルフ場でも3日前までのキャンセルであれば料金はかかりません。


ゴルフ場を予約する場合は天気予報をよくチェックして、そこのゴルフ場のキャンセル料金のシステムも確認しておきましょう。



通常、楽しくゴルフをやろうと思った場合の可否は3mm~4mm程度の雨となります。



自分事になりますがサーフィンなどのマリンスポーツでは風や雷が無ければ、かなりの雨でも海に入ります。


どうせ濡れるのだからという理由ですが、この場合は8mm程度の雨でもあまり苦になりませんが10mmともなると海から上がった着替えで濡れてしまうので二の足を踏みます。


どちらにしても降水量が10mmの予報が出たら野外のアクティビティーやレジャーは日程を変更するのが賢明です。


以下に降水量6mm~10mmまでの各アクティビティーの快適度や行えるかの可否を表にしてみました。


アクティビティー 降水量6mm 降水量7mm 降水量8mm 降水量9mm 降水量10mm
キャンプ × × × × ×
登山 × × × × ×
自転車 × × × × ×
ランニング × × × × ×
野球 × × × × ×
サッカー ×
ゴルフ × × ×
テニス × × × × ×
釣り × × × × ×
ウインドサーフィン × ×
サーフィン × ×
SUP × ×

* 降水量1mm~100mmの体感や目安をまとめた記事もありますので参考にして下さい。



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降水量10mm 花火大会や野外ライブは可能?


花火大会については「火薬類を打ち上げて消費する」(打ち上げ花火など)に対する法律があります。


その中に雨量などでの中止に関する条項もあります。野外ライブに関しては特に細かな中止条項は無いようで、各主催者に任されているようです。



・花火大会が中止になる場合の条件


台風や低気圧が接近して起こる大雨もしくは落雷注意報が発令されたときで1時間の降雨量が40mm、3時間の降雨量が60mmを越える場合は中止の判断がなされますが、その他に風速や会場の安全など総合的に判断がなされるようです。



慎重派のアオイ

花火って、そんな大雨でもできるんですね。驚きました。

主催者サイドとしては多大の予算と時間を使うため、状況が許せば出来るだけ開催はしたいというのが本音のようです。



・野外ライブが中止になる条件


野外ライブやイベントについては雨天決行となっていればかなりの雨がふっていても中止にはなりません。



どのような場合が中止になるかと言えば、公共の交通機関などに影響が出て、会場にたどり着けない。


又は会場から自宅に戻れなくなる。などの可能性がある場合は中止となるようです。


その場合のチケットの払い戻しについての規定は各イベント主催者により違いがあるようです。



・公共交通機関への影響


降水量10mmで特に強い風が伴わなければJRを含めた市電、都電、バス、船舶、航空機などに運転見合わせなどの影響はありません。


また高速道路などの有料道路も速度規制や通行止めなどの影響もありません。


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降水量10mmの雨に風や雷が付くとどうなる


降水量10mmの雨ってそれだけでも外出したくない天気ですが、これに風や雷だと完全に嵐ですね。


台風や低気圧の接近で天候が崩れ、結果雨になったという場合は強い風が吹くことが珍しくありません。


こういう日は家から出ないのがイチバンですが、その体感を想定してみましょう。


ちなみに、ちょっと風があるかな?という風速5mの風が吹いた場合を例にとってみると、時速に換算した体感は以下のようになります。



5(m/s)× 60(秒)×60(分)= 18000(m) 時速18kmにあたります。



つまり雷の鳴る降水量10mmの雨の中、時速18kmで走る自転車に乗っているときの感じですね。



風自体は強くはありませんが風速1mにつき体感温度が1度下がりますので、実際よりも5度低い体感温度の中で雨には濡れたくない状況ですね。



常識派のサトシ

ん~これって出掛けちゃいけないやつですよね。

これで雷が鳴り風も5mという事になると傘も使えず、外出すること自体が危険となります。


以下に風速2m~100mまでの体感を詳しく解説した記事と、雷に打たれる確率と対策を解説した記事がありますので参考にしてみて下さい。




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降水量10mmってどれくらい? あとがき


降水量10mmでは大雨注意報や警報は出されませんし公共の交通機関も通常どうりです。


ですがこの中を外出するとなると、けっこう大変です。


野外では雨音で話し声が利き辛いと感じ、屋内に居ても外の雨音が聞こえてきます。


仕事とは言え出かけるのが億劫になるような雨の勢いです。



勿論、野外で行うスポーツやレジャーなどは全てキャンセルして日を改めた方が快適に楽しめるでしょう。



どうしても出かけなければいけない場合は傘やレインコート、ブーツなど雨対策をしっかりとして体を濡らさない工夫をして出かけて下さい。


今回、文中でリンクしたのと、その他の雨に関する記事です。参考になればと思います。



🔗 線状降水帯が発生しやすい場所はどこ?多発地と発生条件を特集してみた


🔗 線状降水帯なぜ増えた?発生のメカニズムから豪雨対策までを大特集


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🔗 降水量20mmとはどのくらい? その体感、日常生活への影響は?


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