THE NORTH ISLAND
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サーフィン用のリーシュコードには長さや太さなど色々な種類があります。
さらに言うとコンペ用と通常用もあり、ちょっと選ぶのに迷ってしまいがちです。
さらに、リーシュコードって買い替えタイミングってどうしていますか?
以前は切れたときに交換としていましたが、リーシュが切れる時って波が大きい日が多いんですね。
なので沖でリーシュコードが切れるとサーフボードが流れ、大変な思いをして岸まで泳いでこなければならず危険でもあります。
今回は、そんなリーシュコードの選び方と、おすすめ、交換時期などを以下の内容で解説いたします。
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今回紹介するのは僕のサーフィン歴と同じ、40年以上の歴史をもつCREATURESクリエイチャーというブランドのリーシュコードです。
各部に工夫が凝らされていて、とても使いやすいリーシュコードです。
まず選び方の結論からいうと長さは使っているサーフボードの長さに近いものを選び、太さは板と波のサイズで選ぶことになります。
以下にリーシュコードの種類を表にしてみました。
種類 | 使用・用途・特徴など |
---|---|
COMP | コンペティション(大会)用 抵抗が少なくなるように太さは5㎜~6mmと細くて短いのが特徴 |
REGULAR | 小波からミドルサイズ(頭)の波といったオールラウンドな通常のショートボード用、太さは5㎜~6mm |
CRUISER | 8'0" 前後のミッドレングス用、太さは6mm〜8mmが多い |
LONGUBOARD | ロングボード用で長さは9ft~10ftで太さは7~8mmが一般的 |
BIG WAVE | 10fオーバーのビッグウェイブを狙うガン用 長さは10f 太さは10mm~11mm |
忘れがちな交換時期に関しては、各メーカーとも1年を推奨しています。
勿論、使用頻度にもよりますが、工場から店頭に並ぶまでの時間とそれがユーザーの手に渡るまでの時間。
さらに、リーシュコードは海中で使うものであり紫外線にも常にさらされ劣化することを考えると1年が望ましいとの事のようです。
コンテスト用のリーシュコードです。軽く、細めで水の抵抗が少なくなっていますが、スモールコンディションに適しています。
サイズ:6ft 長さ1.8m 太さ6mm
カラー:カラー:BLACK/BLACK、MARINE、LIME、WHITE、RED、BLACK、MILITARY、CA-LIME、CEMENT
参考価格 ¥5,104円
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ショートボード用ですが通常のものより7mmと太めで頭サイズ位までのリーフブレイクまで対応します。
サイズ:6ft 長さ1.8m 太さ7mm
カラー:BLACK/BLACK、MARINE、LIME、WHITE、RED、MILITARY、CA-LIME
参考価格 ¥5,251円
23 CREATURES クリエイチャー リーシュコード リッシュコード プロ6 6フィート 6ft SUPERLITE PRO 6 スーパーライト パワーコード サーフィン用 7mm
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8mmと太めでダブルサイズ位のリーフブレイクまで対応します。またミッドレングスのサーフボードに使用するならこのサイズが安心です。
サイズ:8ft 長さ2.4mm 太さ8mm
カラー:BLACK
参考価格 ¥5,720円
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ロングボード足首用9ft 7mmのリーシュコードです。CUFFの内側に滑りにくいメッシュラバーを採用したことにより、リーシュのズレを軽減。フィット感も向上しています。
サイズ:9ft 2.7m 太さ7mm
カラー:BLACK 、BLACK BLUE、CLEAR BLACK、CYAN BLACK
参考価格 ¥5,280円
ロングボード 膝用9ft 7mmのリーシュコードです。CUFFの内側に滑りにくいメッシュラバーを採用したことにより、リーシュのズレを軽減。フィット感も向上しています。
サイズ:9ft 2.7m 太さ7mm
カラー:BLACK 、TINT BLUE、BLACK/CYAN
参考価格 ¥5,660円
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リーシュコードの長さは、5ft ~ 12ftの間で大体1ft(約30cm)刻みで作られています。
選び方は、サーフボードの長さに準じるのが基本となりますので、サーフボードが5ft~6ft代までなら6ftのものを選びます。
ただ自身のフィーリングとして短めが好きとか、長めが好きというのがあればワンサイズ長いもの、短いものを選んでも問題ないかと思います。
使用上の注意点としては特にありませんが、ワイプアウトしてサーフボードが体から離れた場合はコードの長さ+サーフボードの長さで約5m~6m先に誰かが居た場合はその離れたサーフボードが他のサーファーに当たる可能性があります。
これは実際にサーフボードにリーシュコードを取り付けた状態で、その距離感を感覚的に覚えておくと良いと思います。
とはいえ誰しも好んでワイプアウトをするわけではないので避けようもないのですが、サーフィン中に不用意に板を手放すことだけは無いよう注意しましょう。
そもそもサーフィンには最初のころはリーシュコードという概念はありませんでしたので、リーシュカップも付いていませんでした。
ハワイのノースショアーでもノーリーシュでのサーフィンが主流だったのです。
その後、リーフのポイントが多かったサンタクルーズのサーファーが医療用のゴムチューブを吸盤でサーフボードにくっつけ片方を手首に装着するということを始めました。
サーフボードを流すとリーフで傷だらけになるので、それを避けるための策で、これがリーシュコードの起源と言われています。
そんなある日、あるサーファーがペット用の首輪をゴムチューブと繋げて足首に巻きつけました。
見た目も使いやすさも改善され、この方法が地元のサーファーで大流行し、サンタクルーズのペットショップからは首輪が売り切れて無くなったそうです。
サーフィン用リーシュコードの誕生にはオニールウェットスーツの創立者ジャック・オニールも関わっていて、いち早く製品化したところ全米で飛ぶように売れたそうです。
ちなみにジャック・オニールの片目が不自由だったのはゴムチューブのリーシュが原因の事故だという説もあります。
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リーシュコードとサーフボードを繋いでいる紐のことをリーシュロックといいます。
以前、これがサーフィン中に切れて結果的にサーフボードを流したことがありました。
こんなこともあるのでリーシュロックもリーシュコードを交換するときに一緒に交換することをお勧めします。
思ってもいなかったので、これはけっこうショックでした。
ですが、ちょっと考えると当たり前のことで紐も縫い目も劣化するので早めの交換をした方がいいということですね。
通常リーシュロックはリーシュコードに付いてきますが、交換用の丈夫なタイプも載せておきますので参考にしてみて下さい。
ビッグウェイブでも信頼度の高いリーシュ用ボードロックです。ポリエステル素材により、耐久性が抜群。
クライドアイカウがワイメアのビッグウェーブでも切れないリーシュの考案をして開発されたものです。幅は現在流行りの小さなリーシュプラグにも対応します。
リーシュロック ポリ Leashlok Poly 3/8inch幅(約10mm) Maneuverline(マニューバーライン) リーシュカップミニにも対応
最後に足に絡まないようにするためには正しい装着方法と保管方法が必要です。
リーシュコードが踵の外側90度になるよう装着するのが正しい装着位置です。
またカフをよく揉みこむと外れにくくなることも覚えておきましょう。
リーシュコードをサーフボードに巻き付けて保管する人をたまに見かけますが、あれは巻きグセが取れない原因となり、足に絡み易くなります。
快適に使用するためにも、サーフィン後ちゃんと水洗いして潮を抜き、吊るして保管すると長持ちします。
用途に合ったリーシュコードを使い、適正時期に交換して楽しく、安全にサーフィンを楽しみましょう。
ただリーシュコードは「命綱」ではありません。
コードが切れサーフボードを流してしまったときに泳いで取りに行ける水泳力は身に着けて頂ければと思います。