THE NORTH ISLAND
welcom to nature of hokkaidou
この記事を書いている時点でサーフィンを初めて36年になります。
その間、自家用車を選ぶ基準は「サーフィンに使いやすい」というのが絶対条件でした。今までサーフィン用に選んできた主な車はダットサントラック4WD、ハイラックス・サーフ。
ランドクルーザー、カローラワゴン、デリカ、オルティア、プリメーラワゴン、と乗り継ぎ、現在はハイエースに乗っています。
それともう一つの車を選ぶ基準がサーフボードを中積み出来るか?ということです。
普通の乗用車にサーフボードキャリアを付けて、それにサーフボードを載せる。
そんな方法はありますが、車外に積むとどうしても排気ガスなどで汚れたり虫がぶつかったり、最悪の場合はキャリアのバンドが切れてサーフボードを飛ばしてしまうという事もあります。
一歩間違うと大事故になりかねません。僕も過去にキャリアのバンドが切れて2度ほど飛ばした経験があり、以来サーフボードは車の中に積むことにしています。
そうして試行錯誤していくうちに、自分自身のサーフィンに合う車の理想がしっかりと見える様になってきました。
カタログデータやCMには現れない本当の使いやすさ、またそれぞれの魅力やデメリットを僕自身が乗った車や友人が実際に使っている車の事例を参考にして以下の内容で説明してゆきます。
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写真は僕が今現在使っているハイエースですが、ワンボックスは以前にデリカにも乗っていました。
その使いやすさのポイントは何と言っても室内空間の広さです。後部席をフラットにすれば9f台のロングボードも余裕で入ります。
ちなみに僕はいつもサーフボードは3本積んで海に向かいます。
通常に使うサーフボード、僕とパートナーの分2本と小波用のロング1本です。それでも室内はまだまだ余裕があります。
乗車定員の5名分のサーフボードを積んで海に向かうことも可能です。
写真はハイエースの室内にサーフボードキャリアを付けて、そこにサーフボードを2本、リアベッド上には見えにくいですがロングボードが1本乗っています。
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休憩時にはリアゲートに付けたバーにウエットスーツを吊るして乾すことも出来ます。
雨の日の着替えにもこの大きなリアゲートは屋根になるので助かります。
ワンボックスであれば大体は似たような室内空間ですので、ハイエースでなくてもかなり快適にサーフィンに使えると思います。
室内のキャリアは自分で取り付けました。
室内空間が広いということはサーフィンの道具を積んだ他に、アフターサーフィンの楽しみも増えますし家族サービスも出来るかと思います。
とにかく荷物を気にすることなく積めるので楽しみ方は使い手次第ということでイメージも膨らみます。
さらにサーファーの車は波を求めて距離を走ります。1日に2か所のポイントでサーフィンをするなんてことも珍しくありません。
なので車の燃費も良いにこしたことはありませんので、その辺も検討材料にはなります。
ちなみにこのハイエースはディーゼルで4ナンバーのGLです。
燃費は3000CCの4WDなので約l/10kmで、気になる税金は¥16000ほどとリーズナブル。
ただ1年車検というのが面倒というデメリットもあります。
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実は、このステーションワゴンタイプの車を一番長く乗っていました。
乗用車ベースなので乗り心地が良く燃費もそこそこで、室内環境も良い。
長距離運転も疲れず、しようと思えば車中泊も出来ます。
サイズ感も良かったのでこのタイプの車は3台乗り継ぎました。
RVについては車高が高いので大きく見えますがランクルとハイラックスサーフに乗りましたが、室内サイズはステーションワゴンとさほど変わらない感覚でした。
上の写真はサーフボードを3本載せて3人でサーフィンに行ったときの写真です。
サーフボードの他にウエットスーツや海から上がったときに浴びる水、着替えやその他3人分の荷物も載せて長距離を走りサーフポイントに到着しました。
次の写真は9f代のロングボードと7fのミッドレングスのサーフボードを積んだ写真です。
リアシートが2分割になればこれで2名乗車でサーフィンに行けます。1名なら前夜からサーフポイントに行って車中泊も可能です。
ただやはりワンボックスに比べると室内サイズは限られるので荷物の積み方には工夫が必要です。
サーフィンには使いやすいステーションワゴンですが、最近はあまり作られていないのが残念なところです。
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写真は僕のサーフィン友達の車ですが最近の軽のワンボックスは中が広いです。それに良く走るし燃費も良い。
トールサイズなので中にサーフボードキャリアを付けて、サーフボードを2本積めます。
リアゲートを開ければウエットも乾せるし、着替え時に雨を避ける屋根にもなります。
高速道路の料金や燃費、車検や税金などのランニングコストも低いので距離を走るサーファーには有難い車です。
知り合いの女性サーファーには軽のワンボックスが人気です。
ただ新車にしても、中古車にしても価格がちょっと高めなのが辛いところですが...
上の写真は、この車の内部でちょっと見ずらいですが室内にボードキャリアが付いていてサーフボードが2本乗ります。
カスタマイズする場合のパーツも軽は比較的安いのが特徴で、このキャリアも普通にオートバックスで安く売っていたそうです。
この写真はある日のサーフポイントの写真で彼女達が軽のワンボックスをうまく使っているのを窺がえます。
ただ広くなったとは言えやはり普通のワンボックスやステーションワゴンと比べると室内サイズは限られます。
荷物を積むときの工夫は必要となりますが、それもある意味楽しみの一つと考えて乗れば、サーフィンの良い相棒となってくれるのが軽のワンボックスカーです。
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海に入っている時は鍵はどうしていますか?
メカニカルのカギならウエットのキーポケットに入れるとか出来ますが、最近の車は、スマートキーを車内に残してメカニカルキーを使うとセキュリティーが機能しません。
これはインジケーターランプが点滅しないので「防犯アラームは作動していません」と自ら教えているようなものです。
そんな時に頼りになるのがキーボックスですが、ちょっとした注意点があります。
サーフィンの必需品キーボックスの説明ページがありますので、参考にして頂ければ幸いです。
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以上、3タイプの車を紹介しましたがサーフィンに使う場合の一番のお勧めはワンボックスです。
ランニングコストを抑えたければ4ナンバーのバンタイプ、居住性優先なら5ナンバーや3ナンバーのワゴンタイプとなります。
ステーションワゴンにも4ナンバーと5ナンバーがあるので、この辺は同じように考えるといいでしょう。
RVもサーフィンに使うには良い選択です。砂浜に直接乗り入れるようなサーフポイントではこれに勝るものはありません。
それと最近人気の軽のワンボックスも軽とは思えない室内サイズがあり快適です。
エンジンもパワフルでストレスなく走れます。
ただ先ほども書きましたが車両価格が新車、中古ともちょっと高めととなっているのが残念と言えば残念ですが逆に考えればリセールバリューが高いのでお得という見方も出来ます。
快適でお気に入りの車とサーフィンに行けば楽しいサーフィンがさらに楽しくなり、行き帰りの道中も快適なものとなります。
あなたも是非、あなたのサーフィンライフに合ったお気に入りの1台を手に入れて下さい。
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