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雷が家に落ちる確率を大特集!意外と小さいかもだけど被害は甚大だよ



以前に一眼レフを買ったことで写真にハマり、その流れから雷の写真を撮ることに凝ったことがありました。



雷の写真は光ってからシャッターを切ったのでは間に合わず、落ちそうなタイミングで連写で撮ります。



そうすると運が良ければ稲妻が走る瞬間を撮る事が出来るんですね。



そんな時に近くの電信柱に落雷がありました。



この時はタイミングが悪く写真には残せませんでしたが、家に落ちてもおかしくないほど近くでした。


建物の中に居たら安全とは思っていましたが、窓のそばで三脚を立てて一眼レフを構えていては、あまり安全とは言えないとちょっと怖くもなりました。



そこで当時、家に雷が落ちる確率と被害ってどうなんだろう?とかなり調べました。



今回は、その時に調べた内容を含め雷が家に落ちる確率を以下の項目で解説してゆきます。


  1. 1. 雷が家に落ちる確率と雷害のメカニズム
  2. 2. 雷が家に落ちた実例
  3. 3. 雷が家に落ちるとどんなな被害が出る
  4. 4. 家を雷の被害から守るための対策

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雷が家に落ちる確率と雷害のメカニズム


諸説ありますが



雷が家に落ちる確率は 1/5万 と言われています。



1/5万 って想像が付きませんが、初心者のゴルファーがホールインワンをする確率が 1/3.3万 と言われているので、それよりも低いですね。



日本風力発電協会の雷被害状況報告では、報道のあった落雷被害が年間数十件あり、平均すると50件ほどになります。



日本の総家屋数が5759万戸ですので、年間50件となるとかなり少ない数字になります。



では直撃の被害は分かるとして、近隣に落ちた雷の雷害とはどういう事なのでしょう?



近隣に落ちた雷の大電流は電源線や通信回線に大きな電圧・電流を発生させ、それが建物内部へ侵入します。



たとえ避雷針を設置していて直撃の被害を免れても安心できないのは、この誘導雷が侵入してくる可能性があるからなんです。



NHK 明日を守るナビ

引用元: 雷から身を守る!


次の章では雷が家にもたらす被害をさらに詳しく解説してゆきます。



ところで人が落雷を受ける確率って気になりませんか?


その確率は約1/1,000,000で隕石に当たる確率より低いと言われていますが、詳しく解説しているページがあります。



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雷が家に落ちた実例


人でなく家に落ちているからか一見すると大ごとには見えないのですが、実はかなりの被害が予測されます。



雷が壁の中の断熱材を伝い、その全てを一瞬で焼き、高い電圧で家電も全て壊し、外壁も内壁も見た目は全く被害が無い家なのに全壊判断(立て直しが必要)となってしまった。



ということもあるようです。


ヨガ中に雷が家に直撃した瞬間を捉えた(始まりから33秒後)動画がありました。


落雷の瞬間を映像に残すのは非常難しくとても珍しい動画と言えます。



、左下のコンセントから火花が出ている所まで映っていて、「雷が鳴ったら家電はコンセントから抜いておけ」という理由がよく分かります。




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雷が家に落ちるとどんなな被害が出る


家に落雷するとどんな被害が出るのかをまとめてみました。


起きる被害 内容
落雷電流で感電する 壁などの近くいると感電する可能性があります
電化製品が故障する 雷サージが原因で電化製品が故障する可能性があります
落雷に伴う爆風により被害を受ける 近くに落雷した衝撃で窓ガラスが割れることがあります
火事になることもある 電気配線の過剰な電圧がかかりショートして出火することもあります

以下にもう少し詳しく説明してゆきますね。


落雷電流で感電する


家に落ちた雷の大電流は、家の壁や柱、配線などを通って地面に流れてゆきますので、壁に接していると感電の危険性があります。



雷が鳴りだし建物の中に避難した場合は壁から最低でも1mは離れて、部屋の真ん中にいるのが安全です。



水道管なども雷の大電流は伝いますので、雷鳴が収まるまでは水回りからも離れていた方がよさそうです。



電化製品が故障する


雷が落ちた場合は周囲に、2億ボルトで20万アンペアもの高電圧が瞬間的に発生します。



この大きなエネルギーが電線やケーブルを通って家電に流れ込んだり、落雷によって地面の電位が急上昇し、その電流がアースを伝って家電に伝わり被害を起こします。



これはコンセントやアースで繋がっている全ての電化製品が影響を受け、特にパソコンなどの精密機器は深刻な被害となります。



落雷に伴う爆風により被害を受ける


至近距離に落雷があった場合はその爆風も強力で、ガラスや時には家の壁に被害が出ることがあります。



火事になることもある


屋根に落雷があると屋根が壊れたり、最悪の場合は火事になる可能性があります。


屋内配線に過剰な電流が流れショートしたり、家電から出火したり、金属製のガス管を雷が伝い出火ということもあるようです。


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雷の被害から家を守るために


雷の被害を防ぐのには大まかに分けて避雷針を設置するなど屋外の対策と、分電盤に避雷器を付けたり避雷器付の電源タップを使うなどがあります。



屋外の対策


・避雷針を設置する


最近の避雷針に対する考えは以前のように雷を呼び込んで地面に逃がすという方法から、そもそも落雷を発生させないという方向に大きくシフトしています。



原理を簡単に言うと装置から発生する静電気が、雲と地面の中の電流を99%中和し落雷を極力起こさせないというものです。



万が一落雷が起きた場合も本体がヒューズの役割になるため、周囲への直接的影響は最小限になります。


費用は一般住宅で50万円ほど。


エイトエージェンシー(株)サイト参照



屋内の対策


屋内の対策としては家電や配線を守るために家の分電盤でシャットアウトする方法と、コンセントに雷ガード付き電源タップを付けるという方法があります。


・分電盤に避雷器を付ける


雷の強い電流が、電線を伝わって家に侵入してくるのを分電盤でアースに流しシャットアウトしてしまうという方法です。


これは近くの樹木などの落雷してアースから侵入してくる「逆電流サージ」にも効果があります。


費用の一例としてパナソニックでは、避雷器付分電盤が10万円~17万円 避雷器本体は8800円ほどかかります。


パナソニック サイト参照



・コンセントに雷ガード付き電源タップを付ける


屋内にある家電を雷から守のには一番手軽な方法です。


耐雷サージ機能付のタップを介して家電をコンセントなど電源につなぐという方法です。


費用は1000円~ほど


ただ家の屋内配線は守られないので一抹の不安はあります。


ELPA エルパ 耐雷サージ機能付コード付タップ 3個口



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雷家に落ちる確率はどの位? まとめ


雷って夏のものと思っている方が多いですが、実は冬も雪雲からの雷があります。


しかも夏の雷より数倍強力で破壊力も大きいんです。


僕の住んでいる雪国 北海道でも多くはありませんが、たまに見ることがあり冬の嵐の中での雷は美しく荘厳でもあります。



見てる分には、雷鳴ってるな~凄いな~という感じですが実際に落雷を受けるとかなり大変です。



避雷針など費用のかかる対策はいきなりは難しいですが、雷サージ保護機能付きの電源タップを使うなどは直ぐに出来そうです。



僕もパソコンや液晶テレビ、冷蔵庫など壊れてもらっては困る家電には雷サージ対策されたタップを使っています。


変なところでアンラッキーを引くのは嫌ですもんね。




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