THE NORTH ISLAND
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ここのところ人気のミッドレングスのサーフボードですが、これをせっかくならシングルフィンで楽しんでしまおう!という提案です。
ロングボードに乗っていた方ならシングルフィンには何の違和感も無く乗れます。
しかしショートのスラスターやツインに乗っていた方は馴染みが薄い、というより想像がつかないと言った方が正解かもしれません。
ミッドレングス+シングルフィンの乗り方は、大きなラインでグライドしながらラインを通すという感じです。
とにかくミッドレングスの性質は波に同調するシングルフィンのフィールが良く合い、気持ちの良いライディングが約束されます。
ショートに近い乗り方をされる方にはスタビ付きのシングルフィンもおすすめです。
そんな訳で今回は、ミッドレングスにおすすめのシングルフィンの選び方、セッティングの出し方、など以下の内容で解説してゆきます。
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サーフボードのフィンを交換したりレイアウトを変えたりするのに、フィンカップやボックスが複数あってシングルやトライ、クワッドなどと色々試せる構造になっているものを選べば楽しみは膨らみます。
また既存のフィンのサイズを変えたりしても乗り味がかわるので是非試してみて下さい。
ここではそんな交換時にお勧めのシングルフィンをタイプ別に6種類の紹介してみました。
GEORGE GREENOUGH Design 4A-8.0 SANDED
最も汎用性の高いシングルフィンでありながら高性能なフィン。細くてしなる先端と幅のあるベースにより、伸びるターンと直進安定性を両立させたデザイン。
本来はロングボードにデザインされたフィンですが、8インチであれば殆どのサイズのミッドレングスに対応します。サイズと色の展開が多いのも魅力です。
TRUE AMES|トゥルーアムスGEORGE GREENOUGH Designジョージ・グリノー デザイン シングルフィン4A-8.0 SANDED
ALEX KNOST CLASSICT 7.5
カリホルニア発信のキャプテンフィンは、ロングボード用のフィンはもちろん、レトロシングルやハル、ミッドレングスまでラインナップは多彩です。
7,5~8,5インチはミッドレングスにベストマッチ。幅広いベースが加速するターンを産み、、アップライトなフォルムはマニュービリティに優れています。
6フィート代なら7.5インチのこのフィンがおすすめです。
CAPTAIN FIN キャプテンフィン ミッドレングス センターフィン ALEX KNOST CLASSICT 7.5
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L-FLEX 8.5 FLEX FINS
Greenough 4Aより薄くシェイプされフレックス性を持たせたL-FLEXはドライブ感の利いたターンが可能です。
クラシックなロングボードはもちろん、ミッドレングスや、短めのシングルフィンボードなど幅広く対応するモデルです。
6フィート~7フィート代のミッドレングスにお勧めです。
"トゥルーアメスフィンサンデッド(TRUE AMES FIN SANDED)エルフレックス8.5インチL-FLEX"
FCS2 CLIQUE 8" GF FIN
本来はロングボード用にデザインされた8インチ/パフォーマンスフィンですが、短いベース幅と細いティップによりミッドレングスにも十分に対応します。
スタビのセンターフィンやパフォーマンスボードで高い真価を発揮しますし、新システムも取り付け方法により煩わしかったスクリューがありません。
押し込んでロックするので水中でセッティンングを出せます。
FCS2 CLIQUE 8" GF FIN / FCSII エフシーエス2
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CUTAWAY WHITE ALOHA PRINT 7"
ベース幅を更に狭めて、よりクイックな、そして深いピボットターンが味わえるデザインです。
ハワイ ノースショア発の老舗フィンブランド。一点づつ拘りのハンドメイドで生産しています。
ISLAND FIN DESIGN HAWAII/アイランドフィンデザイン CUTAWAY ALOHA PRINT WHITE 7.0
HAYDEN SHAEPS 2+1 - 7"
今やFCSに次ぐフィンシステムのパイオニアとして、アメリカ、オーストラリア、日本を中心に飛躍的にシェアを拡大しているfuturesの2+1セットアップです。
サイドフィン(スタビ)を付けてよりアグレッシブなラインを選んだり、センターフィンのみでクラシックな乗り方も出来ます。
サイドフィン《高さ/約91mm、ベース幅/約99mm》
センターフィン《高さ/約177.8mm、ベース幅/約122mm》
サーフィン フィン Future Fins Hayden Shapes HS 2 + 1 center 7" (3 fins total)
サイドフィン付きのミッドレングスがどういう動きをするのか河村カイサさんによるインプレッション動画がありますので参考にしてみてください。
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お勧めを先に紹介してしまいましたが、お手持ちのミッドレングスにシングルフィンを選ぶ場合の選び方の解説をします。
シングルフィンと一言で言っても、サイズ、形状など色々ですし、スタビ付きのシングルフィンもあり選ぶときに迷ってしまいます。
フィンのサイズを選ぶ場合は、一般的に6フィートのボードであれば6インチのフィンを選び、7フィートであれば7インチのフィンと言われています。
しかし個人的な感覚から言えばこれよりもワンサイズ以上大きめのフィンを使った方が好印象でした。
特に6フィート代のミッドレングスに6インチ代のフィンですと、乗り味がルースな感じでパワーのある波だと不安定感がありました。
大き目の8インチ~9インチのフィンを使った方がカチっとしたフィーリングで僕は乗り易いと感じました。
またフィンの形状によっても乗ったフィーリングに違いがありますのでザックリとではありますが、以下に4タイプのシングルフィンについての特性を説明しておきます。
ロングボードなどによく見る、ごくごく一般的な形状のフィンです。
サイズは7インチ~9インチのものが多く、安定感、ドライブ性、操作性などがバランスよく纏められたフィンです。
ボードサイズから通常選ぶフィンよりも高いデプスですが、テールに浮力を持たせたボードとの相性が良くスピードに乗った直線的なライディングに的したフィンです。
先の2枚のフィンより立ち気味のデザインのこのフィンは、ミッドレングスにクイックなターンをもたらします。
通常のライディングに加え鋭く板を反したいという場合にはこのフィンが有効です。
ミッドレングスでショートより速いテイクオフやライディングスピードを手に入れたのに、さらにショート的な動きも捨てられないという欲張りな方にはスタビ付きのシングルフィンをお勧めいたします。
センターフィンのサイズは通常より1インチ落として選ぶのがコツです。
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以下の写真にフィンの一般的な取り付け位置を示しました。
フィンをフィンボックスの上に置いて、テールのラインより1/3程度出る位置が基本の取り付け位置となります。
ザックリと言うと、前につけると回転性が増し、後ろに付けると直進性が増します。
この辺のフィーリングはサーフボードの形状や浮力などによっても変わってくるので、実際に乗りながら好みのセッティング出しをするのがベターかと思います。
動かす幅は経験上2cm~3cmづつ位がよく、それ以下だと殆ど変化がわかりませんでした。
ミッドレングスをシングルフィンで乗る為のスタンス位置、特にバックフット。
加速をしたいときのスタンス、とターン時のスタンス。選ぶフィンサイズと取り付け位置、セッティングの出し方などこのページで説明していたこと全てを、市東重明さんが動画で説明してくれています。
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ミッドレングスには色々なフィンのレイアウトがあり、それぞれ面白い面があります。
ボードセンターにフィンボックスがあれば是非、シングルフィンを試して下さい。
シングルフィンはサーフィンの原点であり正確なターンの仕方を教えてくれます。
またシングルフィンはメローで波との同化の仕方も教えてくれますので、スラスターなどに乗っていたいた方は最初は戸惑うかもしれません。
ミッドレングス+シングルフィンの乗り方はちょっと面倒臭いところもありますが、乗っているとそれも魅力なのだと思えてきます。
たまにはサイドフィンを付けてアグレッシブなラインを攻めてみると新鮮に感じます。
そんな色々な側面を持ったミッドレングス+シングルフィンを是非貴方も楽しんで見てください。
必ず、新たなサーフィンの魅力を発見すると思います。
ミッドレングスに関しましては、お勧めボードなど詳しく説明している記事がありますので、こちらもどうぞ。
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