THE NORTH ISLAND
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最近人気のミッドレングスのサーフボードですが、ツインフィンにも注目が集まっています。
サイズある波から小波でも使え、軽く動いて乗りやすく速い!ショートならぬけれない速めのロングショルダーを何もせずグライドしてゆくし、とにかく気持がいい。
ショートボードのツインフィンで感じた波が小さくてもショルダーが張ってないと楽しめない、という感覚や極端なルース感ありません。
そのツインフィンのテール形状には最近の傾向ではフィッシュテールが人気で、そのフィーリングも気になります。
またツインフィンのバリエーションとして、より波に食いつき、縦に動きやすいクワッド(4枚フィン)や、アルメリックが開発したクルージング向きのCIフィッシュのツインフィン、シングルフィンを2枚セットしたようなDUOなどがあります。
今回は、そんなミッドレングスの、フィッシュテールやツインフィンのおすすめから特徴まで、以下の内容で解説しています。
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以下に何種類かのミッドレングス フィッシュツインのサーフボードを紹介します。
SEASIDE BEYOND TIMBERTEK Rob Machado
ロブマチャドシェイプのシーサーサイド・ビヨンドを環境負荷を与えない新素材ティンバーティックで作ったミッドレングスフィッシュです。
動画もリンクしていますが、そのテイクオフの速さ、ライディングスピードは、かなり驚くはずです。
サイズは6’10”~7’2”~7’6”の3種類。
FIREWIRE SURFBOARDS ファイヤーワイヤー サーフボード SEASIDE BEYOND シーサイド ビヨンド TIMBERTEK Rob Machado ロブ・マチャド ミッドレングス
SEASIDE BEYOND Rob Machado
素材違い超軽量でフレックスとリバウンドを合わせ持ったSEASIDE BEYONDの性能は変わらず。
サイズ展開は同じ3種類の展開です。
FIREWIRE SURFBOARDS ファイヤーワイヤー サーフボード SEASIDE BEYOND シーサイド ビヨンド LFT Rob Machado ロブ・マチャド ミッドレングス
Rob MachadoによるSEASIDE BEYONDのライディングyoutube動画です。テイクオフの速さに驚きます。
CI FISH
CHANNELISLANDSが作った「CI FISH」レトロツインがベースですが、過去のフィッシュとはまったく違うパフォーマンス性を持った現代的なツインフィンのフィッシュボードです。
サイズは6'2"~6'5"~6'8"の展開で若干長めでオーバーフロー気味のサイズを選ぶのがおすすめです。
ビッグフィッシュのテールと弱めのロッカーによりハイスピードのライディングと、素早いテイクオフが可能です。
ミッドレングスと言えるかどうかはビミョウなところですがミッドレングスに求めるものは手に入れることが出来ます。
THUNDERBOLT サンダーボルト チャンネルアイランズ CI FISH I BEAM FCS2 TWIN FIN
THUNDERBOLT (サンダーボルト)早川氏による「CI FISH」の説明動画です。
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CS MOD FISH 6’10”
トルクサーフボードは2012年にポルトガルで誕生した、まだ比較的新しいブランドです。
その大きな特徴は、全てのサーフボードがEPS(エポキシ)素材であるということです。紫外線による変色が少なく、衝撃に強く壊れにくい素材のEPSはサーフボードと相性の良い素材です。
今回紹介したCS MOD FISH 6’10”はフィッシュテールでフィンボックスが5つセットされています。
フィシュは勿論、クワッドやスラスター、シングルフィンまでバリエイションを変えて楽しめます。
またその価格も¥73,150円とリーズナブル。セカンドボードとして購入する場合も助かります。
フィッシュテールは一瞬しか出ませんがTORQ SURFBOARDS のイメージ動画です。
BIG FISH 7’4” HARD BOTTOM
ソフトテックでありながらボトムをハード処理することで複雑なコンケーヴ、ロッカーを表現することに成功しました。
ボードに長さがあるため推進力に優れ、アウトから楽々テイクオフをしてインサイドまでキッチリ乗ることが可能です。
安定感もあるので初心者から上級者までレベルを問わずおすすめです。
ソフトボード ミッドレングス WATER RAMPAGE BIG FISH 7’4” HARD BOTTOM ウォーターランページ ビッグフィッシュ ハードボトム
RIDERS FACT なんばCITY店さんによるウォーターランページ ビッグフィッシュ70"の説明動画です。
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いまサーフィンを続けられてる方でトライフィンに乗ったことが無いという方はほぼ皆無だと思いますので、トライフィンとツインフィンの違いについて説明してみます。
センターフィンのないツインフィンのターンの特徴は、回転軸がボードのセンターではなく、両サイドのレールに近くなります。
フィンとレールを一緒に使ってターンをするイメージです。
また直進安定性がトライフィンに比べ弱い代わりに反応はかなり敏感で、初めて乗った時はその回転性に驚きます。
以下にその特徴を分かり易くいくつか箇条書きにしました。
・レールtoレールの切り替えがスムーズで波のフェイスを舐めるようなラインどりが得意。
・フィッシュテールによる幅広のアウトラインで大きな揚力を得ることが出来、トライフィンに比べスピードが速い。
・浮力のあるミッドレングスとの組み合わせで、他のボードでは走れないような小波でも楽しめる。
・トライフィンでは出来ない、テールをスライドさせるターンが可能。
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今回のテーマであるミッドレングスのフィッシュテールツインフィンの特徴ですがショートボードのそれよりは安定感がかなり増します。
それとテイクオフの速さもロングボードに迫る感があり、ライディングスピードも速いのが特徴です。
下の写真は典型的なミッドレングス ツインフィッシュ WATER RAMPAGE 7'4" のアウトラインとテール側から見た写真です。
特徴的なのはテールから見た写真ですが、フィッシュテールとはピンテールのシングルフィンを左右に合体させた形状をしています。
その為、テール幅は広くなり波のパワーも受けやすくテイクオフが速い要因の1つと言えます。
そのため、アウトラインもボリューミーになりボトムを流れる水の量も増し、揚力を大きく受けスピードが出やすい形状と言えます。
これは他のボードが走らない厚い波や、小波でも威力を発揮します。
ソフトボード WATER RAMPAGE BIG FISH 7’4” HARD BOTTOM ウォーターランページ ビッグフィッシュ ミッドレングス
ミッドレングス フィッシュ「極めたい3つの乗り方」テールコントロール、トリムなどを市東重明さんが動画で説明してくれています。
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今回はミッドレングスでフィッシュテールのツインフィンと言うテーマで解説をしてきましたが、ツインフィンと言うくくりで言えばテール形状のバリエイションはラウンドテールやスカッシュ、ピンテールなどもあります。
テール幅がフィッシュよりも狭くなり波のパワーを受け辛くなる分、小波でのパフォーマンスは減少しますが(フィッシュに比べ)、パワーのある波、サイズのある波ではテールがフェイスに入り易くなりコントロール性が上がります。
オーストラリアを代表するトップシェイパー JS(ジェーソン・スティーブンソン)によるBig Baron。
JS サーフボード ビッグバロン PE モデル 6'8"×20 3/4"×2 5/8" 38.5L / JS Industries Big Baron PE Model
シングルフィンを2枚平行にセッティングしたようなDUO シングルフィンとツインフィンの良い所を合わせ持った性能といいます。このタイプだけは試乗経験がありませんので実体験としては書けませんが興味深いフィンセティングではあります。
ニールパーチェスジュニア サーフボード DUO デュオ 7'2" NEAL PURCHASE JNR SURFBOARDS Blue
ミッドレングスその他のバリエイションにつきましてはこちらの記事もどうぞ。
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ビックフィッシュの流行があり、ミッドレングスとも相性がいいことがわかりました。
元々小波でも遊べたミッドレングスがフィッシュテールを得たことにより、ショートではテイクオフも出来ない波を普通に乗れてしまいます。
またツインフィンとの組み合わせで、スピードも手に入れスタビを付ければ縦へのアプローチも可能です。
ショート+フィッシュで感じた不安定感も無く、頭サイズの波でも安心してクルーズ出来ます。
ミッドレングス+シングルフィンもおすすめですが、フィッシュとの組み合わせも完成度が高く、どちらを選ぶか楽しい悩み事となりそうです。
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