THE NORTH ISLAND

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WAKITA PEAK

WAKITA PEAKワキタ ピーク パイプラインに唯一名前を刻んだ日本サーファー

横乗り映画際での初日小樽イオンシネマにて10/13に観て来ました。この映画の存在は6月ころから知っていて北海道の上映はいつなのか楽しみにしていましたが、北海道は10/13の1日限りということで予定は全てキャンセルして行ってきました。ハワイのパイプラインでローカルが待つ、さらに奥の危険な位置にウエイティングする「脇田貴之」の居る場所はいつからかWAKITA PEAKと呼ばれるようになりました。また彼は日本人枠が少なくパイプラインマスターズに出場出来ないでいたところ、地元ハワイから日本人でありながらハワイアンとしての出場を許されました。パイプライン至上もっとも尊敬される20人に日本人としてただ1人選ばれた人でもあります。この映画は世界で最もコアなサーフィンの世界を舞台にしていますが、単なるサーフィン映画ではありません。

描かれているのは、たった一つのことに人生を捧げる男の生き方というドキュメンタリーです。1人で追いかけても大変な夢を、家族を抱え思春期の子ども達と真剣に向き合い、将来への不安も抱えながら、それでもなお自分の道を歩み時には敗北し、後ろを振り返らず前に進む。それは諦めてしまった誰かの夢の先の現実かもしれません。サーフィンはスポーツでもあるけれど、ある者たちにとっては宗教であり哲学なのも事実です。この映画はサーフィンのそういった一面にも深く切り込んでいて観終わったあとに何ともいえない清々しさを感じました。皆さんの街にこの映画が来たときには是非観にいって下さい。サーファーが観ても勿論面白いですがサーフィンをした事が無い人にも響くものがあると思います。

■ タイトル:WAKITA PEAK/ワキタ ピーク

クレジット

出演:脇田貴之 脇田泰地 脇田紗良 脇田小百合リアム・マクナマラ クライド・アイカウ チャック・アンドリュース ケリー・スレーター木本直哉 大野修聖

監督・撮影・編集:清野正孝

水中撮影:神尾光輝

テーマ曲:SIDE-SLIDE「雨」

音楽制作:さがゆき 演奏:喜多直毅、翠川敬基 プロデューサー:井上士郎

■ エグゼクティブ・プロデューサー:中原想吉

製作:インタナシヨナル映画株式会社

共同配給:アヴィエイター・ジャパン株式会社/株式会社シネメディア

宣伝:アヴィエイター・ジャパン株式会社

後援:サーフライダーファウンデーションジャパン

2018 年/日本/カラー/92 分

■ キャスト・スタッフ

■ 脇田貴之 Takayuki Wakita

1971年12月12日生まれ。神奈川県藤沢市出身のプロサーファー。世界で最も美しく危険な波、パイプラインに自分の名前を刻んだ唯一の男。また、二児の父であり、プロサーファーの息子と娘、そして妻を含め一家全員サーファー。ハイシーズンである冬になるとハワイに拠点を移し、パイプラインに全身全霊をかける生活は、現在に至るまで27年にも及びます。


■ 脇田泰地 Taichi Wakita

1998年9月20日生まれ。日本とハワイを行き来し、コンペティターとしても、父親譲りのビッグウェーバーとしても活躍中のヤングガン。今シーズンは、WAVE OF THE WINTERにもノミネートされ、プロサーファーとして年々飛躍的な成長を遂げています。 2016年JPSA Rookie of the Year(新人賞)


■ 脇田紗良 Sara Wakita

2002年10月10日生まれ。父、貴之をはじめ、数々の大会で入賞する母、小百合や兄、泰地と幼少の頃からサーフィンに親しむ。2009年ハレイワ・メネフネ・チャンピオンシップにて優勝後、2016年にはハワイ州のチャンピオンシップでも優勝。世界プロサーフィン連盟(WSL)主催の国内外の大会で3位に入賞する等幅広く活躍中。 2017年JPSA Rookie of the Year(新人賞)

■ 脇田小百合 Sayuri Wakita

母として、妻として脇田ファミリーを力強く支えるが、実は家族一番のハードコアサーファーでもあります。


■ 清野正孝 Masataka Kiyono

1980年生まれ。湘南在住の映像作家。米国、Los Angeles City Collegeで映画制作を学ぶ傍ら、サーフィンに魅せられる。帰国後、テレビドラマ制作会社の助監督を経て、フリーランスの映像作家となる。サーフィンの旅をテーマにしたアートフィルム作品ではブラジルのフィルムフェスで作品賞を受賞。本作『WAKITA PEAK』は初の長編作品となります。

■ 神尾光輝 Mitsuteru Kamio

サーフィンウォーター・フォトグラファー(水中撮影)「パイプラインの波」をライフワークとして撮影し続けている。同年代のパイプライナー脇田貴之の姿勢に感銘を受け、「WAKITA PEAK」を共に追求し続けている。競泳で培った泳力を武器にサーフィンウォーターフォトグラファーの限界に挑戦している。昨シーズン2017年、目標としていたパイプラインで20年間連続して泳ぎ続けることを達成し、新たな目標として還暦まで泳ぎ続ける挑戦が始まりました。


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