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パタゴニア、R2フリースジャケットその使用感と評価


例えば、まだ空気が冷たい明け方のサーフポイントでの波チェック。例えば、風を遮るものの無い標高2000mの大雪山のトレイル。例えば、支笏湖毘笛キャンプ場の夜。真夏でもそんな場所には僕はお気に入りのフリースジャケットを持ってゆきます。ダウンセーターという選択肢もありますが、多少扱いがラフでも大丈夫ということと帰宅後に何も考えないで洗濯機に放り込めるという気軽さがいいです。


勿論冬にはゴアテックスのシェルジャケットの下にミッドレイヤーとして着込みます。軽くて、暖かくて年間を通して使えるフリースは超便利です。あまりバルキーなものは温度調整が難しくレイヤーしずらいのでパタゴニアであれば僕はR2を選びました。


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■ パタゴニア、R2フリースジャケット「R」の意味

まぁフリースであれば別にパタゴニアである必要性は無いのですが、袖に刺繍されているRの文字。お店で説明されたのはレギュレーターシステムのRで、同シリーズのアンダーから今回のフリースのミッドレイヤー。アウターのシェルまで統一することで肌の表面の水分(汗)を効率よく外部に発散することが出来るそうです。ちなみに僕は登山用のアンダーは夏、冬ともパタゴニアのキャプリーンを使っています。しかもRシステム....ということで選択肢はこれしかないような気がして思わず買ってしまいました。


Rシステムをトータルで使ってみた結果は、登りの汗を大量にかく場面でも肌はドライに保て快適です。僕のレイヤーはベースレはRシステムのキャプリーン、ミッドレイヤーはこのR2フリースジャケットアウターもRシステムのハードシェル。という組み合わせです。ちなみにこの組み合わせで冬の羊蹄山をジャケットを着たままピークまで登れました。


通常は登りは厳冬期といえども暑くて汗をかくのでジャケットを脱いで登りますが、Rシステムをトータルで使うことにより肌の汗が効率良くジャケットの外まで発散されるのを感じられました。これはジャケットが透湿性の良いゴアテックスシェルだったということもありますが、他の透湿性の高いハードシェルでも十分に体感出来るかと思います。山で使う場合はアンダー、ミッドレイヤー、アウターをRシステムで揃えればかなり快適に過ごせるのを実感しました。


あとフワフワにしたいからと言って柔軟剤の使用は厳禁です。水分を保持しやすくなり汗をかくと濡れ雑巾のようになっていつまでも乾きません。つまりRシステムが機能しなくなり水分を一切発散せず大変な思いをします。(経験済み)柔軟剤は素材を柔らかくするのと同時に保湿性も高めてしまうため登山用の衣料品では使わないのが一般的なのを後で知りました。よく見ると洗濯タグにも柔軟剤は使用しないようにと記載がありました。


■ パタゴニア、R2フリースジャケット デザイン面で感じた山での使用感。

まず僕が使いやすいなーと思ったのはポケットの位置です。このジャケットは胸に1箇所と両脇に1ッ箇所ずつの計3箇所ですがザックを背負ったときにショルダーベルトやその他のベルトとどれも干渉しません。これはとても難しいことなので感心しました。それにけっこうバルキーに見えるのですが驚くほどコンパクトに収納できます。これはパッキングする上で特に重要です。それとこの項目は山では特に重要ですが、通気性、吸湿発散性、速乾性と格別な保温性を高度にバランスよく備えています。また、この製品もフェアトレード・サーティファイドを採用していますのでちょっぴり説明を加えます。


■ フェアトレード・サーティファイド

パタゴニアはフェアトレード・サーティファイド製品1点ごとにプレミアム(賞与)を支払います。この賞与は労働者が管理する口座に直接送られ、労働者がその用途を決定します。しかしそれだけではありません。本プログラムは労働者の健康と安全、社会および環境へのコンプライアンスを促進し、労働者と管理者との対話を奨励します。つまり会社が全ての利益を吸い上げるのではなく、海外生産している現地の人達にも売り上げに応じて利益をさらに還元するというシステムです。同じ買い物をするならこういう物を買いたいと僕は単純に思います。


■ 新しいタイプのパタゴニアR2フリース ジャケット スペック。

各部の縫い目を移動してザックを背負ったときにショルダーベルトと干渉しなくして着心地を向上したり。ジッパーは超音波とステッチによる縫い目を採用しかさばりを抑え柔軟性を向上したり。まぁ取りあえず写真を見て見ましょう。


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パタゴニア公式サイト メンズ・R2ジャケット


なんかデザインも洗練されていますね。色も黒、アッシュ、ライトグレー、ネイビーの4色展開です。僕ならこのネイビーかライトグレーが手持ちのものと合わせやすいようです。



フリースというとイメージは冬を含めた秋~春ですが、この高機能な衣料をそれだけで使うのは勿体無いです。暖かな時期でも高山帯では気温が一桁になることも珍しくありません。またサーフィンにおいても早朝の冷たい空気の中での波チェックでは暖かな衣料が有りがたく感じることも少なくありません。そう考えるとフリースは通年素材と言えます。是非、海や山などのフィールドで出来るだけ活用して快適に過ごしましょう。