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パタゴニア・パフォーマンス・レギュラーフィットジーンズ/デニムはストーリー


衣料品のなかでデニムほど面白い素材は無いと僕は思っています。購入した翌日からデニムにはその人のライフスタイル、ストーリーが刻まれてゆきます。色落ちの仕方やダメージのつき方は二本として同じものがありません。屋外で過ごすことが多ければ日光を浴びるので退色の特徴が出て、屋内は色は濃いめに残るなど。1年後にはまったく違う色になります。パタゴニアはアウトドアブランド独特の発想で独創的で活動的なジーンズを作っています。


ジーンズ(デニム)は、購入した時点ではまだ未完成というか素材の段階です。そこから自分と一緒に行動しストーリーを刻んでゆきます。色が落ち、ダメージが付き、序所に独特の風合いになってゆきます。なので最初はサラのインディゴブルーがいいです。それぞれの好みもあるでしょうが僕は濃いインディゴブルーを買うことが多いです。その方が長く楽しめるというか、序所に変化してゆく風合いを楽しめます。


パタゴニア,パフォーマンス・ストレート・フィット・ジーンズ

で、これが今履いているパタゴニアのデニム、パフォーマンス・ストレート・フィット・ジーンズです。ジーンズは今までリーバイスから始まりリー、アパレルブランドならTMTやディーゼルと色々履いてきました。勿論、今でもそれらのジーンズは履いていますし、それぞれ良い味を出しています。でもちょっと興味がありました。アウトドアブランドのジーンズってどうなんだろう?デザインは、まあまあだけど履き心地とか、僕が重要視している色落ちなどのストーリーはどう刻まれるんだろう?


■ パタゴニア・パフォーマンス・ストレート・フィット・ジーンズ

色落ちはこれからですが、履いてみて感じたことがあります。まず心地良いこと、キャプリーンのアンダーを着けているときと同じ感覚。中厚のオーガニックコットン71%/クールマックス・ファブリック29%のメカニカル・ストレッチ織りの素材のせいかもしれません。スリムなフィットですが動きやすく肌触りも良い、動くときにジーンズ独特のつっぱり感もなく疲れません。それとDWR(耐久性撥水)加工済みなので多少の雨ははじき、汚れもつき難いのはアウトドアブランド独特の発想かもしれません。


動画がありますので観てみましょう。


オーガニックコットン

3年以上農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で育てられた綿花のことで、栽培する人たちの安全や児童労働といった、働く人の環境を守って製造された綿のことをオーガニックコットンといいます。その栽培法は生物的特性と健康なエコシステムを活性させ、土質を改良するもので、水の使用量が少なくて済むことも多々あります。オーガニックコットン栽培は時間がかかり、知識や技術を必要とし、現状ではコストの面でも割高です。1996年、パタゴニアはすべてのコットン製品をオーガニックコットンに切り替えました。


フェアトレード・サーティファイド

パタゴニアの製品は、フェアトレード認証済みの工場で製造されています。これはフェアトレード製品が売れることにより、1点ごとにプレミアム(賞与)が支払われます。この賞与は労働者が管理する口座に直接送られ、労働者がその用途を決定します。これにより労働者の賃金を引き上げるとともに、労働環境も飛躍的に向上させることとなりました。例えば、ヘルスケアや子供の学費などに充てるためにボーナスとして配分出来たり、食品、医薬品、洗面/化粧品などの個人用アイテムの購入ができる金券として支給できました。


パタゴニア,パフォーマンス・ストレート・フィット・ジーンズ

パタゴニア公式サイト メンズ・パフォーマンス・ストレート・フィット・ジーンズ(レギュラー) クライミング Dark Denim


僕はアパレル業界に身をおいてた時間が長かったため、その製品がどのようにして作られているのか背景がとても気になります。自分が身に着けているものがこういう作り方をされているのは気持ちのいいことです。