
THE NORTH ISLAND
welcom to nature of hokkaidou
海から上がってポリタンクの水をかぶり、そのまま直ぐに乾いてリラックス出来るショーツは快適です。しかもそのまま帰りに食事やショッピングに寄れればいう事なしです。勿論、サーフパンツなんかも速乾性に優れた素材が使われていて、直ぐに乾いていいのですがやはりデザイン的にはショッピングや食事に行くと浮いてしまいます。
それでも、気を使わなくていいお店なんかには海の帰りに海パンのまま寄ったりしたいましたが、やはりちょっと浮いてる感がありました。お店の姿見に写る自分を見て、いい歳をしてこれはちょっと無いかなーなんて思っていたものです。そこで見つけたのがパタゴニアのバギーズショーツです。もともと水陸両用でデザインされていて柄モノと無地がありデザインもシンプル。これは使えそうです。
素材的には速乾性を備えたリサイクル・ナイロン100%製の生地を使用していて水の中でも外でも着用できるショーツです。もうちょっと詳しく言うと使用しているリサイクル・ナイロン製の生地には。DWR(耐久性撥水)という加工がなされています。つまり撥水加工のために生地が水を吸わず水から上がってからの乾く時間が圧倒的に早いということです。内側にドローコードが付いた伸縮性ウエストバンドのためフィット感も良いです。
表地に限らず裏地も乾きが速いメッシュ素材を採用しています。両脇の縦型ポケットの裏も水抜けと乾きが早い工夫がなされヒップにスナップ留めポケットが1つデザインされています。素材は4.5オンス(プリントは4.3オンス)・リサイクル・ナイロン100%。DWR(耐久性撥水)加工済み。ブルーサインの認証済み。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用しています。重量は上の写真のプリントで227gと軽量です。
聞き慣れない言葉ですが、これは製品1点ごとにパタゴニアがプレミアム(賞与)を支払うというシステムです。この賞与は労働者が管理する口座に直接送られ、労働者がその用途を決定します。しかしそれだけではありません。この仕組みは労働者の健康と安全、社会および環境へのコンプライアンスを促進し、労働者と管理者との対話を奨励もしています。つまり会社が全ての利益を吸い上げるのではなく、海外生産している現地の人達にも売り上げに応じて利益を還元するというシステムです。
ブルーサイン(Bluesign)とは、スイスに拠点を置くブルーサイン・テクノロジーによって運営管理されていて、繊維業界において環境、労働、消費者の観点における持続可能なサプライチェーンを経た製品だけに付与される認証のことです。パタゴニアは2000年よりブルーサインと協力して資源消費を審査/削減し、パタゴニアのサプライチェーンで使用される染色および仕上げ加工用の原料を審査してきました。同じ買い物をするならこういう物を買いたいと僕は単純に思います。
デザイン的には上の無地と柄モノがあり、丈も写真のロングのほかにショートタイプもありますが僕はこのロング丈が落ち着きます。使用目的はサーフィンは勿論、SUPではクルージング中には途中の海岸に上陸することもあるので速乾性があるこのショーツは重宝します。海から上がって休憩中に乾いてしまえば、トップスを着てこのまま帰ってもOKです。