
THE NORTH ISLAND
welcom to nature in hokkaidou
ちょっとドキッとするようなタイトルですが、これはイギリスの哲学者アラン・ワッツさんという方のスピーチです。
正確には「もしお金が存在しなかったら、あなたは何をしたいのか?」
「何をしてキミは人生を楽しみたいのか?」といった方が正確かもしれません。
この人のスピーチはドキッとするものから、ぶっ飛んでるな~というものまで色々あって僕は大好きです。
お金を稼ぐ必要がなかったら何をしたいか?
勿論、波が良いときにはサーフィンに行って、天気が安定してるときは山に行って、
雪が良いときにはスノーボードに行きたい。
基本、僕は海も山もリラックスしに行くので波の取り合いをするようなポイントやファーストの取り合いをするような山には行きません。
それは人それぞれの楽しみ方のスタイルなので、どれが良いとか悪いとかの話ではなくどれが好きか?
という話です。そうしてそんな楽しみ方を多くの人に紹介してゆきたい。
だって...とても楽しくてリラックス出来るから。
まぁ僕の話は措いといて実際にスピーチを聞いてみましょう。
自分は本当は何をしたいんだろう?
その辺をもっと深く...あるいはもっと単純に...考えるきっかけになったスピーチです。
文章に起こしてみましたのでもう一度読み返してみて下さい。
この中の1行でも心に残るものがあれば良いと思います。
「What if money was no object?」「What Do You Desire?」Speech By Alan Watts
アラン・ワッツさんのスピーチ(日本語訳)
あなたが望んでいることは何ですか?
あなたの欲しくてたまらない物はなんですか?
どんな状況を望んでいますか?
例えば…私はよく学生の進路相談にのることがあります。
彼らは私のところに来て、
「大学生活がそろそろ終わるのですが、今後何をしていいのかさっぱり分かりません。」と質問してきます。
そこで私はこう問いかけます。
「もしお金が存在しなかったら、キミは何をしたいのか?」
「何をしてキミは人生を楽しみたいのか?」
すると面白いことに、今の教育を受けた若者たちは
「画家になりたい、詩人になりたい、作家になりたい…でもそれじゃあお金は儲からないんです。」と言います。
私は、「乗馬学校で教えたいのか?・・・もっと深く考えて、本当に何がしたいのかよく考えなさい。」と聞き返す。
何がしたいのかを掘り下げていってそれが分かったら
私は学生に言います。「それをしなさい。お金のことは忘れるんだ。」
なぜなら、もしあなたが、「お金を稼ぐことが最も大事なことだ。」と思っているとしたら
あなたは完全に人生の時間を無駄に過ごしていることになるからだ。
生きるためにしたくない仕事をしてお金を稼ぐということをしていれば、それをやり続ける人生になるからだ
実に馬鹿げている。
そんな惨めな状態で長生きするより短い人生でも好きなことをやって過ごした方がまだマシだ。
結局のところ、どんなことでもいい。
本当に好きなことを一生懸命やっていればあなたは必ずそ達人になるだろう。
それが、「好きこそ物の上手なれ」なのだ。その結果、あなたにそれなりの報酬を払う人も出てくるだろう。
だから何も心配することはない。誰か必ず興味を持つ人が出てくる。
あなたのやっていることに共感してくれる人も出てくる。
しかし、自分がしたくないことをして人生を過ごすことなんて実に馬鹿げたことだ。
自分のしたくないことに人生を費やせば、それを子供たちにまで同じような道を辿るように教え受け継がせているのだ。
だから、自分のやっていることを良く見直すことだ。
もし子供を育てているのなら、自分と同じような道を歩むよう教育していないかどうか。
人は、自分を正当化しようとするために充実した人生を送ろうとしながら
同じようなやり方で子どもたちを育ててはいないか。
まさに吐き気がするのにいつまでたってもゲロを吐けない状態で生きている。
だから、この質問にじっくり取り組むことがとても大切なことになってくるのです。
「私は何を望んでいるのか?」
まぁ現実問題として好きなことを追求して生きるのは難しい越えなければいけない問題もあるかと思いますが
それが、「好きこそ物の上手なれ」なのだ。その結果、あなたにそれなりの報酬を払う人も出てくるだろう。
というのはわかる気がします。
自分は何をやりたかったんだろう?
写真家、webデザイナー、プログラマー。
イラストレーター、画家、小説家。
お金のことを気にしなければ本来の抑えられていた気持ちが頭を持ち上げるかもしれません。
実は僕はwebデザインの勉強をしたくて昨年、会社を辞めて学校に通いました。
それで今このページをHTMLで書いています。
でも後から気が付いたのは会社を辞めなくてもオンライン講座があったんだ....ということ
あらら!という感じですが学生生活は楽しかったし欲しかったスキルは身に付いたので僕にとっては良かったです。
あとは僕にそれなりの報酬を払ってくれる人が出てきてくればいうことなしなのですが(笑)