THE NORTH ISLAND

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黒岳

紅葉の大雪山 黒岳とお鉢めぐり 2015/9/17~18

黒岳の紅葉が素晴らしいとのことで、1泊でお鉢めぐりに行ってきました。天候は17日は終日快晴、18日は午後から崩れる予報です。何事も無ければ18日昼には下山予定です。順調に登りキャンプ指定地にテント設営。少し休んでからお鉢めぐりに出かけました。中岳、間宮岳、荒井岳、松田岳、北海岳の5つのピークを踏むというオマケ付きです。天候は、無風快晴で汗ばむほど平日にも関わらず多くの登山者がいました。夕方4時半にテントに戻り夕食。この後夕方にかけて日が陰ると気温は一気に0度近くまで下がります。この時期の大雪は天候が良ければ日中は夏、夜は冬になります。この日も日中はショートパンツで快適な気温ですが夕方からはダウンの上下を着込みたくなる気温まで下がりました。夕焼けは綺麗でしたよ。それと星空も見事でした。天の川をこんなにはっきり見たのは初めてです。朝はかなり冷え込み0度以下まで下がったと思います。下界の雲海と朝焼けが綺麗でした。天候は急速に下り坂なので朝食を済ませ急いで下山。途中で友人に会いました。下山後は黒岳の湯で汗を流しスッキリ。良い山行でした。


大雪山おはちめぐりルート図

GARMIN(ガーミン) 登山用 ハンディ GPS eTrex 10J 【日本正規品】 97006

山で僕が実際に使用しているガーミンのe trex 10j です。シリーズ中一番安価で地図表示もありませんが日本語版は日本の上空にほぼ静止している衛星「みちびき」にも対応しているので、深い谷も中でも正確なナビゲーションが可能になりました。加えてバッテリーのもちが25時間と旧製品の約3倍で、1泊や長時間の山行でも予備が必要ありません。使用時にはカシミールでウエイポイントをGPSと地図に同様のものを入れプリントして使っていますので地図表示がなくても特に不便は感じません。 また磁北線を入れておけばコンパスでも使用できるのでGPSが故障、バッテリー切れを起こしても安心です。ウエイポイントの名前は標高にしてあります。実際のナビゲーションに使うのは勿論ですが帰宅後に地図に軌跡をおとして見るのも楽しいです。


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大雪山,黒岳,おはち
大雪山,黒岳マネキ岩
大雪山,黒岳山頂
大雪山,黒岳
大雪山,黒岳

黒岳石室について

黒岳石室は黒岳山頂から20分ほどの場所にあります。夏山シーズンに管理人が常駐する小屋としては大雪山系では白雲小屋と黒岳石室だけです。内部は2階建てとなっていますが避難小屋という性質上、基本的に寝るスペースしかないと思った方がいいでしょう。小屋では食料からビール、ウイスキー、コーラまで手に入りEPIやプリムスのガスボンベも買えます。宿泊は大人¥2000でトイレ(バイオトイレ)利用協力金、貸し毛布込みです。食事の提供はありません。レンタルシュラフは¥1000ですが数に限りがあります。石室の隣にある建物が平成16年から使用が始まったバイオトイレです。水を使わずおがくずを利用して乾燥処理を行っています。利用にはトイレの管理費として¥200の協力金を入れる箱が設置されています。テント場利用料は1名¥500(トイレ利用協力金込み)です。

大雪山,黒岳石室
大雪山,黒岳キャンプ場
大雪山,黒岳,お鉢めぐり
大雪山,黒岳,お鉢めぐり
大雪山,黒岳,お鉢めぐり

お鉢めぐりコースタイムなど

この日の黒岳石室~お鉢一周~黒岳石室のコースタイムです。黒岳石室(09:00)・・・北鎮分岐(10:30)・・・中岳分岐(10:50)・・・間宮岳(11:35)・・・北海岳[休憩 30分](12:45)・・・黒岳石室(14:40) コースはほぼ平らで快適です。時間と体力に余裕があれば北鎮岳にも上ってみたいところですがこの日は諦めました。後で思ったのですがお鉢を1周しなくても北鎮岳からの眺めは素晴らしいのでそこから戻って後はキャンプ地でノンビリするのも良いのかもしれません。1周には休みながらで約5時間~6時間かかり、けっこう疲れます。テントに戻ってから夕食の用意をしていると直ぐに日が翳ってきてせっかくの夕暮れ時を楽しめませんでした。昼間は短パンでも快適な気温も夕暮れからはダウンの上下を着て丁度良い気温まで下ります。

大雪山,黒岳,おはち
大雪山,黒岳,おはち

大雪山お鉢平の誕生について

古代の大雪山には、現在の黒岳の西部に古中央火山と呼ばれる富士山のような火山がありました。その火山が大爆発を起こした後、そこが凹地(カルデラ)になりました。15万年前頃古期カルデラのほぼ中央に再び火山活動が始まり、新たに標高2,000mに近い火山が誕生しました。その後3万年前頃にお鉢平中央火山が大爆発をして、頂上付近を吹き飛ばし、お鉢平カルデラができました。この大爆発の規模は1990年(平成2年)〜1995年(平成7年)に噴火した長崎県雲仙・普賢岳の火砕流の50倍以上だったと考えられています。この大噴火の後、お鉢平カルデラは直径2,200m、カルデラの底は海抜1,900mで、湖を形成していたことが分かっています。ちなみに黒岳の誕生は、今から約50万年前と考えられています。前記の古中央火山の大爆発の折に出来たカルデラの外輪山の一つが黒岳です。

大雪山,黒岳,おはち
大雪山,黒岳,おはち
大雪山,黒岳,おはち

山での食事について

今回持ち込んだ食料は行動食2日分(マメアンパン4個入り2袋、ソーセージ2本) 夕食(フリーズドライ・ビーフシチュー2パック、クロワッサン3個、シーセージ) 朝食(フリーズドライ・カニ雑炊2パック)赤ワイン少々。下の写真が夕食のメニューです。このアマノフーズのビーフシチューはとても美味しく食べ応えもありますので超お勧めです。僕は山での食料は普通にスーパーで手に入るものを買います。安いですし何でも揃います。泊まりの山行で一番悩むのは実はお酒です。持てる量には限りがあり、常温でも美味しく飲めるものとなるとそう多くはありません。今回はペットボトルに赤ワインを入れて持ってゆきましたが思いのほか直ぐに酔ってしまい寝てしまいました。標高による気圧のせいで酔いが早くまわるのかもしれません。

大雪山,黒岳

黒岳の夕暮れ~星空~雲海の朝焼け

今回の目的は紅葉のお鉢めぐりもそうですが、黒岳石室キャンプ地から見る大雪山の夕暮れ、満点の星空、雲海の朝焼けを見るというのがメインの目的でした。夕焼けと朝焼けの写真はあるのですが一眼レフを持ってゆかなかったので星空の写真を撮れませんでした。黒岳石室キャンプ地は下界からの光が届かないためその星空は素晴らしく、今までこんな星空を見たことが無いというほどです。天の川がこれほどハッキリ見たのは初めての経験でいつまでも眺めていました。ただこの時期の大雪山この標高、夜間の気温は恐ろしく冷えます。この日もおそらく3度ほどまで下ったと思います。外に長時間居る場合はダウンの上下が軽くて温かなので快適です。まぁテントのファスナーを開けシュラフにくるまり、ホットワインやウイスキーのお湯割りでもやりながら星空を眺めるのも最高かと思います。

大雪山,黒岳夕焼け
大雪山,黒岳日没
大雪山,黒岳朝焼け
大雪山,黒岳朝焼け
大雪山,黒岳キャンプサイトの朝

黒岳バイオトイレ協力金支払いのお願い

僕達が快適にお世話になっている、黒岳のバイオトイレは、日常の清掃等の維持管理作業に加え、6月下旬のトイレ開所作業、年間5回ほどのオガクズ交換作業、10月上旬の閉所作業とヘリによる搬出、そしてソーラー発電等のメンテナンス業務があります。例年し尿を含んだオガクズを約4トンほど搬出しています。この維持管理のため、トイレ利用者から1回200円の協力金を徴収していますが、徴収率(協力率)は毎年半分ぐらいしか集まっていないようです。黒岳トイレの協力金収入はここ数年100万円前後で推移、一方、維持管理には毎年200万円を超える経費が投入され大幅な赤字状態が続いています。また現在は1台1日約20~25人まで処理可能のところ実際には1台1日約30~40人とキャパオーバーとなっていて年5回ほどのオガクズと屎尿のかき出しを余儀なくされています。今後もバイオトイレの維持にはこの協力金が不可欠となってますので使用のさいには是非協力をお願いいたします。

大雪山,黒岳
大雪山,黒岳山頂
大雪山,黒岳
大雪山,黒岳

下山後の温泉とか

下山後はやはり温泉に入ってサッパリしたいものです。一番近いのは「黒岳の湯」です。2階に2つの大浴場と3階露天風呂、サウナ、水風呂等を備えた低張性弱アルカリ性高温泉で山の疲れも癒されます。休憩室もありますが週末などはけっこう混みます。1階にあるイタリア料理店「ビアグリル・キャニオン」はけっこう旨いです。山で食べる食事もいけど下界の飯にはかないません。平日であれば大体は「黒岳の湯」に浸かって「ビアグリル・キャニオン」でご飯を食べて帰るというのが僕のパターンです。週末など温泉が混んでいるときは隣街の「遊湯ぴっぷ」まで足をのばします。ここは食事も出来て、空いていることが多いので休憩室で仮眠をとることも可能です。札幌までの長い運転の前には少しでも仮眠出来るのはありがたいです。さほど空腹でない場合はお風呂だけ入って旭川市内でラーメンなんかも良いルーティーンだと思います。「ひまわり」や「蜂屋」など旭川には旨いラーメンが沢山あります。


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