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キャンプ風速

キャンプが快適に出来る風速は?風対策や中止するタイミングを詳しく解説


僕は登山での夏山、冬山でのキャンプもしますしファミリーキャンプもします。


山岳テントはその構造上ある程度の風にも耐えられますが、ファミリーキャンプの場合はテントやタープ自体、強風に耐えれる構造にはなっていません。


そんな中で快適にキャンプを過ごせるリミットのコンディションというものがあり、風速はその中でも重要な要素です。


そういう風が吹いている場合キャンプの快適性は設営場所で80%は決まります。


またコンディションがあまり良くない場合は中止をして、他の天候の良い日に行くという選択肢も考えられます。



今回はキャンプを快適に出来る風速に加え風対策や中止の判断について以下の内容で解説してゆきます。


  1. 1. 比較的快適にキャンプを楽しめる風速とは
  2. 2. 風が強い日のキャンプでの対策とは
  3. 3. キャンプの中止を判断するコンディション

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比較的快適にキャンプを楽しめる風速とは



安全快適にキャンプを楽しめる境目の風速はズバリ5m/sになります。



キャンプサイトで吹く風が5m/s以下の4m/sや3m/sなら快適で、5m/sに届くなら工夫しだいで快適に過ごせ、それ以上なら中止を検討するという感じでしょうか。


工夫ですが、海岸や湖のほとり、開けたキャンプサイトは風当たりが強くなるので、風が弱まる林間サイトにテントを張る。


張り綱はしっかりとペグを打ちテンションをかけておくなどの事は必要になります。


テントの入り口は風下に向け、テントが風をはらまないようにしましょう。


タープは林間サイトならOK、焚火は状況次第ですが安全のために止めておいた方が良いかもしれません。



慎重派のアオイ

私もキャンプは好きですけど風が強いのはちょっと不安ですね。

ちなみにmijika.vanlifeさんによる風速6m/sによるキャンプサイトの様子ですが風当たりも強く快適とは言え無さそうですね。


この日は昼ごはんだけ食べ2時間で撤退したそうです。


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ということでリミットの風速5mの風を体感的に分かり易く時速に換算すると以下のようになります。



5(m/s)× 60(秒)×60(分)=18000(m) 時速18kmにあたります。



つまり風速5m/sとは体感的には時速約18kmで走るバイクや自転車に乗ってるときに当たる風の強さです。



体感的にはあまり強い風とは感じないかもしれませんが、1.5倍~2倍の突風が吹く可能性を考えるとキャンプには風速5m/sがリミットということになると思います。



常識派のサトシ

1.5倍~2倍となると8m~10mの突風か~ちょっと厄介ですね。

また、天気予報などでこれから風は弱まるのか、強くなるのかの情報は集めておいて夜間や早朝に風が強まるならタープは建てないなどの判断も必要です。



* 風速を5m/sを詳しく解説したページもありますので参考にしてみてください。



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風が強い日のキャンプでの対策とは


キャンプの快適性はテントを張る場所でほぼ決まります。


無風快晴の日なら湖の畔や開けた草原、海岸の近くなどでもいいのですが、強風時にはタープが飛ばされたり、テントポールが折れたりなどのトラブルが起こり易いんですね。



そのような日には、風裏となる場所を探すか、林間のキャンプサイトにテントを張り、突風に備え全ての張り綱をしっかりと張りましょう。




けっこう重要なのがテントの入り口を風下にするという事なんですけど僕の失敗談です。


こうすることによって入り口から風が吹き込み、テントが風をはらむのを防ぎ耐風性能を上げることが出来ます。


以前に風速6m近くの日にキャンプに行き風が弱まる林間サイトを利用、設営時は風下に入口を向けていたのですが夜半に風向きが入口方向変わりました。


翌日も風向きはそのままだったので、入口を開ける度に風が吹き込みポールが折れそうな位にテントがゆがみます。


なので思い切ってテントの向きを変えましたが、これが思った以上に大変でした。


風速キャンプ

2室仕様の5人用テントだったので前室はテーブル、椅子に加えツーバーナーなどのキッチンの道具たち、後室は寝室なので4人分の寝袋や個人の荷物。


前室の物は全て出しましたが、後室の内部はそのまま寝袋などを入れたまま4人で強引にテントを動かし向きの変更。


ペグと張綱を全て外すのでフライシートが飛ばないようにするのが大変でした。


いつもはキャンプに行くときの宿泊する全ての日の風向きや強さを毎回調べていたのですが、今回は天気も良かったので初日だけ調べて安心していたのがミスでした。


キャンプに行く時は全行程の天気、風向きと強さを調べてゆきましょうね~って改めて思いました。



タープを張るかどうするかはサイトに吹き込む風次第ですが、多少の風なら以下の動画が役にたつと思います。


スノーピークスタッフによる突然の強風でも安心・安全な、タープのアレンジ術の解説動画です。





風が許容範囲でもそれに雨が付くと条件は一気にわるくなりますので、そんな時はキャンピングカーを借りるのが快適です。



慎重派のアオイ

キャンピングカー良いですね。泊まってみたいです。


またひとつの選択肢として家族やグループでのキャンプならキャンピングカーを借りちゃうという手もあります。


これだと天候に左右されずに何時でもキャンプを楽しめますし価格もリーズナブル。


車種も色々あり7名まで対応、家族からグループでのキャンプなら人数で割れば、かなりお得に使えます。


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キャンプの中止を判断するコンディション



これもやはり風速でいうと5m/sが境になり、この後さらに強まり7m/s~8m/sほどになるなら中止をしたほうが良いでしょう。



夜中にタープが飛ばされたり、テントポールが折れたりすると地獄を見ます。


また風速が5m/s以下でも雨の予報が出ていたらこれも中止をした方がいいと思います。



風が2m/s~3m/sであれば雨のキャンプも幻想的でいいのですが、強風に雨が加わると何をするにも大変でキャンプの撤収もかなりのストレスとなります。



常識派のサトシ

雨の撤収はやったことがありますが大変でした。

* 気になる風速の目安と可能なレジャーを解説したページもありますので参考にしてみてください。




Yahoo知恵袋で強風時のキャンプについて以下のような質問と回答がありました。


明日、明後日とキャンプに行く予定です。

天気予報を確認すると、キャンプ地の風速は秒速7mの予報です。

三人用ドームテント+タープを張る予定ですが、風速7 m/Sの中で張るのは大変でしょうか?


ベストアンサー

中止するという選択肢はないのでしょうか?

風速7mだとしても9mくらいにまで上がる場合もあるので危険です。キャンプでの最大の敵は雨ではなく風です。

それでも行くのであれば、タープはやめておいたほうが無難です。

テントに関してはガイロープは全てペグダウンし、ペグはテント部30cm ガイロープ部40cm

テント内は風を抜けやすくし、あとは無事を祈るのみ


【質問者からのお礼コメント】

ご回答くださいました皆さんありがとうございました。

とにかくキャンプ地に行ってあまりに風が強いならバンガローを借りることにします。

引用元 Yahoo 知恵袋


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キャンプが快適に出来る風速 あとがき


キャンプの道具ってどんどん良いものが出てきて、あれこれと買いそろえてしまいます。



でもどうなんでしょう?僕はキャンプって何を持って行くか?というのではなく、何を持って行かないか?という遊びでもあると思っています。



少なくシンプルな道具を工夫して出来るだけ快適に過ごすという考えは、登山のキャンプからの発想で不便も楽しんでしまうという考えです。


雨や風に対しても出来るだけ工夫してそれも楽しんでしまうというのもキャンプの醍醐味だと思っています。


そうすると、雨の日のキャンプや冬のキャンプに行きつくのですが、僕は風だけはダメですね~どんなに工夫してもテントがバタバタと煩くて落ち着きません。


キャンプサイトでは何もせず静かに過ごしたいというのが目的ですので、風が強そうな日はかなりテントの設営場所に気を使います。


または、思い切って延期をすることもあります。


とは言えキャンプってどんな形でも楽しいんですけどね。




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