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余市ワイナリー

余市ワイナリー巡り農園開放祭ラフェト/La Fête des Vignerons à YOICHI /


普段は入れない余市登地区のヴィンヤードとワイナリー 14軒、参加ブースを入れると18軒をグラスを片手にテイスティングしながら巡るという夢のようなイベントに参加してきました。各ヴィンヤードのワインのほとんどが、手に入りずらく高品質なワインばかり。誘ってくれたのは、専門誌に記事も書いていて最近までフランス、シャンパーニュ地方のメゾン造り手を訪問していた、お友達の女性ソムリエールさんという贅沢なワイナリー巡りとなりました。僕はまったくワインに対する知識がありませんでしたが彼女の説明を聞いていると、今回のイベントは超人気で入手困難なワインを超低価格で何種類もティスティング出来る貴重な企画だということが、よく分かりました。なお、2019年の余市ラフェトは9月8日(日曜日)の開催予定となりました。詳しくはweb siteで。



■ 参加ワイナリー&農園、飲食ブース地図

余市ワイナリー

■ ワイングラス片手にワイナリー巡り

当日はJRで余市まで行き余市駅からはシャトルバスで受付のある「寿の家」に向かいましたがJRは空いていましたし、シャトルバスも待たされる事無く快適でした。受付終了後シャトルバスで地図上の一番下のモンガク谷ワイナリーさんに向かいます。ここが一番標高が高いので、ここからスタートすると後は下っていくだけなので楽でした。


「モンガク谷ワイナリー」さんではアコースティックのライブを行っていて音響の良い石蔵の中でワインと良い音を楽しみました。2軒目に行った「リタファーム」さんにはフードコーナーがあり豚串と、超貴重なワイン「金魚」を試すことが出来ました。「金魚」はニューマスカットを使っていて、果皮が黒く、果肉がグリーンのブドウです。国内では、全く出回っていない珍しい品種で、このブドウをワインにしているのは世界でもリタファームさんだけだと思われます。とはソムリエールさんの説明。


3軒目に行った「三氣の辺」さんで頂いた「ノラポン」は美味しかった。低農薬で畑を管理し、ワインの酸化防止剤も少量にしているとか。超人気ワインでいつも売り切れで中々手に入らないので、ようやく飲むことが出来たという感じでした。4件目の木村農園さんでは「ウニの巻き寿司」の提供があり、あまりの美味しさのために飲んだワインのことを忘れてしまいました。ワインにウニって合うんですね。ウニ風味ソースのパスタなんかあったらきっと最高ですね。


余市ワイナリー

次に向かったのが総合エリアです。ここでは多数のワイナリーのブースに加えフードコーナーやジャズのライブがありました。知り合いの居る「仁木ヒルズビレッジ」さんのブースを発見。2015と2016を試飲しましたが16年はフルーティーで爽やかな味。16年はちょっとスパイシーで大人の味という印象で香りも僕の好みで美味しく頂きました。チーズのセットを買いそれを持ってほろ酔い気分でお向かいの「藤沢農園&10R&ココファーム」さんへ。


この辺になってくるとちょっとホロ酔い気分で記憶も曖昧になってきますが次に行った「ドメーヌアツシスズキ」さんで頂いたワインと牡蠣入り冷製茶碗蒸しがとても美味しかった。ここまで周った感想はフードコーナーが分散しているので混むことがなくとてもスムーズに買うことが出来ます。この辺もよく考えられてるなと感心しました。とソムリエールさんも言っていました。後で気がついたのですが酔っていたので「中井観光農園」さんに寄らずに次ぎに行ってしまいました。残念!来年は必ず寄ります。


次に寄ったのが「ドメーヌタカヒコ」さんです。ワインの事をあまり知らない僕でも名前だけは知ってたので楽しみにしてました。同行したソムリエールさんのお勧めでピノ・ノワール2016を試してみました。繊細でフルーティーな味は僕の好みで美味しかった。購入しても直ぐには栓を開けず12月まで待った方が美味しいよ。とのことで是非手に入れたいワインです。それにしても青空の下で自然の風に吹かれ飲むワインはとても旨いです。ふと見ると彼女は畑に乾杯していました。


余市ワイナリー

ここまで来たら朝に受付をした「寿の家」まではもう直ぐです。そこからはまた循環バスに乗って「Cave d’Eclat」さんに向かいます。

こちらでは貴重なNOBORI BLANCを試すことが出来ました。地図上では上の右端になり、ここが一番標高が高いので後は下るだけです。次に寄ったのは「ドメーヌモン」さんモンシーというシードルを頂きました。この時点で終了時間ぎりぎりでしたので急いで次の目的地の弘津ヴィンヤードさん。こちらには余市ワイナリーさんのブースもあったのでここが最終目的地になりスタンプラリーも完了しました。


■ 〆は余市の名湯「鶴亀温泉」で

一休みした後に循環バス停まで移動し余市駅まで乗ってゆくことが出来ました。今日は朝のうちは雨でしたが午後から雨雲もぬけ晴れとなりました。後で知ったのですが今回の参加者は600人ほどだったとか。これだけの人数をこなす今回のイベントの準備や運営はかなり大変で苦労も少なくなかったことと思います。フードコーナーの内容も素晴らしく、場所の配置も各所にちっていた為に混み合うこともなく、とてもスムーズでした。またトイレも各所で利用出来女性連れでも不便を感じることはありませんでした。何より楽しかったのはほろ酔いで自然の中を歩きながらワイナリーを巡れるということです。来年も絶対に参加します。


今回はJRを使いましたが時間は以下のとうりです。札幌発8時17分~小樽着9時8分 小樽発9時38分~余市着10時2分

余市駅発シャトルバス 10時15分~受付へ JRは特に混むこともなく座っていく事が出来ました。シャトルバスも5分おきに出ていた為に待たされることもなくスムーズに移動が出来ました。今回は友達の女性ソムリエールさんと参加したためにどれだけ貴重なワインを試すことが出来たのか彼女の説明で良く分かりました。1人で参加していたら分からなかったことなのでより楽しめました。


余市駅からはタクシーで「鶴亀温泉」へゆき汗を流しました。こちら方面にサーフィンに来たときは必ず寄る温泉で余市駅からのタクシー代も¥1000ほどで行けますし食事も出来るのでお勧めです。帰りのJRも本数が出ていますので特に心配なく温泉でゆっくり出来ます。