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YOSAKOIソーラン祭り

YOSAKOIソーラン祭り2019


YOSAKOIソーラン祭り2019の日程が決まりました。6月5日(水曜)~9日(日曜)の5日間の開催です。1992年6月に「第1回よさこいソーラン祭り」を10チーム1000人の参加で開催してから現在は2018実績として参加チーム276、参加人数27,000人、観客数は約200万人で経済効果は約200億円という北海道のビックイベントに育っています。YOSAKOIソーラン祭り開催期間中は大通公園をはじめとした札幌市内各区の会場を使い、踊り手たちの熱い演舞が繰り広げられます。


YOSAKOIソーラン祭りの参加には、団体(チーム)を編成して事前にエントリーする方法のほかに観光客が祭り当日の簡単な練習で参加できる方法があります。祭りをただ単に観るだけではなく、自ら参加することでこの祭りを実際に体感でき、参加者とも交流できるメリットもあります。YOSAKOIソーラン祭りのこのプログラムは旅行者がその土地の文化に触れて楽しめるということで特に人気を集めています。



■ YOSAKOIソーラン祭り市内各会場

メイン会場は大通公園西8丁目会場となります。特設ステージが設営されオープニングや、ファイナル演舞が行われ、大通南北パレード会場では一次審査やファイナルパレードが行われてます。その他にも札幌市内各区の会場でも毎日各チームの演舞が行われます。


・大通南北パレード会場 札幌市中央区大通西5~10丁目

・大通公園西8丁目会場 札幌市中央区大通公園西8丁目会場

・ワオドリスクエア会場 札幌市中央区大通西7丁目

・一番街(三越前)会場 札幌市中央区南1条西3丁目

・一番街(丸井今井前)会場 札幌市中央区南1条西2丁目

・道庁赤れんが会場 札幌市中央区北3条西6丁目 道庁赤れんが庁舎前

・ファミリーマート FUNKY!すすきの会場 札幌市中央区南4~6条西3・4丁目(札幌駅前通)

・JR札幌駅南口広場会場 札幌市中央区北5条西4丁目 JR札幌駅南口

・サッポロファクトリー会場 札幌市中央区北2条東4丁目 サッポロファクトリー西広場

・わくわくホリデーホール(札幌市民ホール屋内)会場 中央区北1条西1丁目

・新琴似会場 札幌市北区新琴似6・7条6丁目

・平岸会場 札幌市豊平区平岸2・3条4~7丁目 平岸街道

・新さっぽろ「あつこい」会場 札幌市厚別区厚別中央1条5丁目 ふれあい広場あつべつ

・ファイターズ通り会場会場 東区北9条東6・7丁目

・サッポロガーデンパーク会場 札幌市東区北7条東9丁目

・ホリデイスポーツクラブ北24条会場 札幌市東区北24条東1丁目 ホリデイスポーツクラブ北24条店駐車場

・白い恋人パーク会場 札幌市西区宮の沢2条3丁目 宮の沢白い恋人サッカー場特設ステージ


■ YOSAKOIソーラン祭り各賞

・YOSAKOIソーラン大賞 [ファイナル総合1位のチーム]

・準YOSAKOIソーラン大賞 [ファイナル総合2・3位のチーム]

・優秀賞 [ファイナル総合4~11位のチーム]

・セミファイナル1位 [セミファイナル1位のチーム]

・セミファイナル優秀賞 [セミファイナル2~11位のチーム]

・U-40大賞 [U-40大会二次審査1位のチーム]

・準U-40大賞 [U-40大会二次審査2位のチーム]

・U-40優秀賞 [U-40大会二次審査3~10位のチーム]

・ジュニア大賞 [ジュニアファイナル1位のチーム]

・ジュニア準大賞 [ジュニアファイナル2位のチーム]

・ジュニア優秀賞 [ジュニアファイナル3~5位のチーム]

・一次審査員賞 [各ブロック3位のうちセミファイナルの携帯投票で出場できたチーム以外の9チーム]

・新人賞 [初出場から3年以内のチームのうち一次審査でファイナルかセミファイナルに出場したチーム以外かつ得点上位2チーム]

・敢闘賞 [各ブロック4位以下のうち心に残った10チーム]

・地方車賞 [地方車を使用しているチームの中からデザインに創意工夫がみられ、チームの特色、独自性を上手く表現している数チーム]

・奨励賞 [YOSAKOIソーラン祭りに参加したチームの中から数チーム]

・北海道知事特別賞 [地域活性化などに貢献している札幌市以外でかつ北海道内の8回以上参加している2チーム]


YOSAKOIソーラン祭り

■ YOSAKOIソーラン祭りのルーツ

「YOSAKOIソーラン祭り」のルーツは、1991年、当時北海道大学に通う学生が高知で偶然目にした「よさこい祭り」に始まります。人口僅か360000人の高知市で15000人もの若者が2~3万円の参加費を払って祭りに参加して一心不乱になって踊っているのを観て彼は震えるほどの感動を覚えました。参加費を払ってでも参加したいと思うような祭りを北海道でもやってみたいという想いから学生仲間と協力して、翌1992年6月に「第1回YOSAKOIソーラン祭り」を開催したことに始まります。


仲間と一緒に踊りを創造する喜び、自身が踊り子となって注目を集める喜びなどが参加者の心をとらえ参加するチームが増えてゆきました。現在では北海道のほとんどの市町村で踊りのチームが結成され、幼児からお年寄りまでが練習に汗を流しています。市内商店街や町内会も積極的に祭りを誘致し、中心部である大通公園以外の各会場は、会場ごとに地域の人たちが中心となったYOSAKOIソーラン祭り実行委員会が組織され地域密着型の運営がされています。


■ 高知から北海道、そして全国、世界へ

YOSAKOIソーラン祭りは高知と北海道の文化を取り入れて誕生しました。ルールは二つ。一つは「手に鳴子を持って踊ること」、もうひとつは「演舞曲の中にソーラン節が入っていること」とシンプルです。高知の文化が北海道に伝わり、新しい祭りが生まれ新たな流れとなり他府県にも伝わってゆく。石川県の「YOSAKOIソーラン日本海」、名古屋の「にっぽんど真ん中祭り」など、YOSAKOIソーラン祭りの要素を取り入れた祭り、イベントが全国220箇所で開催されています。


「鳴子」とは本来、田畑に吊るして音で鳥を追い払うために使用されていたものです。高知よさこい祭りで踊り子に取り入れられて以来、全国のよさこい関連の祭りでも欠かせない象徴的な道具になりました。「ソーラン節」は北海道の民謡です。漁師がニシン漁のときに歌った労働歌で「ヤーレンソーラン」の歌に合わせて、綱引きや網あげを行っていました。


国際交流の取組みも行われていて、現在までハワイ、ラスベガス、北京、台湾など世界各国のイベントに参加し文化交流を深めてきました。また、期間中は中国、韓国、台湾、シンガポール、タイなど海外からの観光客も増加しています。さらに海外からの参加もありアジアでも注目のイベントとなっています。


YOSAKOIソーラン祭り

■ YOSAKOIソーラン祭りのこれから

「YOSAKOIソーラン祭り」が従来のものと違う点は、もともと高知と北海道の文化の融合で生まれたモノであり伝統やしきたりにとらわれていない現在進行形の祭りという点です。他の地域や文化を受け入れ、また自分たちが外の文化と積極的に触れることで、常に変化を続けています。それは従来の「祭り」というジャンルには収まらない新たな流れとなり広がって行くのかもしれません。