THE NORTH ISLAND

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サーフィンをあなたに

サーフィン初心者に心から楽しんでもらう引率リードの仕方


真剣にサーフィンに取り組んでいるサーファーなら近しい人や大切な人と、このサーフィンというものの楽しさ、素晴らしさを共有したいと思うのはごくごく自然の感情だと思います。恋人や友人と夏の良い日にアウトで波待ちしながらアイコンタクト。風は緩いオフショア、波は胸~肩で完全なAフレーム。ふと視線を落とすと波待ちしている自分の影が砂の海底にゆらめいている。言葉は交わしていないけど「今日も最高だね。」という感情を共有出来ればその日は本当に最高な1日となります。


でも、このサーフィンというもの、初心者から楽しめるレベルになるためには、かなりハードルが高いのも事実です。自分が初めてサーフィンに行った時はどうだったっけ?もう30年以上も前ですが忘れられない経験でした。今思い起こすと風はオンで波は腹~胸のジャンクなコンディション。道具を一式借りてのサーフィンデビューでした。 友人は口頭でスープ波の乗り方を5分ほど説明した後アウトの波へ....残された自分は心細く、それでも何本かはスープに押され腹ばいのまま走ることが出来ました。


その時に感じたのは波に対する恐怖でした。今ではどうてことないコンディションですが、腹~胸といえどもサーファーでない自分は、そんな波が押し寄せる海に入ったのは初めての経験でした。だって海水浴場だって腰ほどの波で遊泳禁止になってしまいます。波の力って怖いな...とてもこんなんで足のつかない深さになんて行けないぞ。なんと、その後インサイドに戻ってきた友人は、初心者にも満たない僕をリーシュコードに摑まらせアウトのピークまで引っ張ってゆきました。


座っての波待ちも出来ない自分をピークに居た他のサーファー達は面白がって見ていましたが、そんな事などどうでもいい位に僕はテンパッテいました。しばらく波間を漂っていたところへ、アウトから頭ほどのセットが入り何発も何発もくらって、海水も嫌というほどに飲みました。というより溺れかかったと言うほうが正確かもしれません。結果的に僕はサーフィンを始めましたが今、こんなことを他の初めての人に経験させたら殆どの人がサーフィン=キツイ=楽しくない。で、やらないと思います。


僕達の世代はサーフィンもスノーボードも特に教えられたという経験は無く、みんな見よう見真似で覚えてきました。でも今の時代、あなたの大切な人はそれでは海について来てくれません。かりに海まで来てくれても、初めての人がこんな経験をしたらせっかく「サーフィンでもしてみようかな。」と思ってくたのに全てがブチ壊しになってしまうのは目に見えています。注意点は山ほどあるけれど、ここでは要点を絞って初めてのサーフィンを楽しんでもらうための説明をしてゆきます。


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■ ポイント選びは重要。天気もね!

初めてや、初心者の人をサーフィンに連れていく場合のポイントは、誰が何と言おうと遠浅のビーチのポイントに限ります。つねに足がつく水深で練習が出来ると考えると、やはり遠浅のビーチです。波は腿~腰もあれば十分で、場合によってはオンショアのスープ波だけでも良いかもしれません。使いたいボードは浮力のあるロングかミッドレングスで、スポンジボードがあればいう事はありません。サーフィンが初めてでもロングボードならスープ波で、その日のうちにスタンディング出来るまでいくかもしれません。


それよりも大切なのは天気です。無風快晴で温かく、サーフィンをしなくても海に入りたくなるような天気なら申し分ありません。一般の人のサーフィンのイメージって無風快晴のハワイのビーチボーイズの世界なんですよね。自然相手のスポーツのサーフィンは波が最優先!天気は二の次で.....なんてことはこの際、ぐっと飲み込んで下さい。最初が肝心!サーフィンが初めての日で初心者を甘やかす訳ではないけれど、今日はとにかく「楽しかった!」と思ってもらうのが最重要ミッションです。


サーフィンが初めての、小さい子供さんと海に入る場合はさらに工夫が必要です。波は膝やスネのスープ波でも板は走りますので、大人の初心者の感覚よりワンサイズ小さめの波でトライしてみましょう。なるべく顔に海水がかからないようにするのも大切です。このときに体のどこかに触れながら練習すると安心感があるようです。場合によっては水泳用のゴーグルも必要かもしれませんので用意しておきましょう。


■ サーフィンを取り巻く環境とイメージの変化。

僕の時代は30代でサーフィンをしていると将来性の無い残念な人と言われたものです。「20代ならいざしらず、そんな歳してサーフィンだのスノーボードだのとやっていても将来には何も残らないよ。」と言われました。それが50代になると「良い趣味をお持ちですね。」と言われ、現在はスノーボードはりっぱなスポーツとして確立して日本からもオリンピックのメダリストが出ています。


サーフィンもワールドツアーが開かれ東京オリンピックではついにスケートボードと並びオリンピック種目となりました。今ではサーフィンをしたことが無い人達でも、ファッション、インテリア、車、ライフスタイルでサーフィンテイストな何かを取り入れています。映画なんかも数多く作られそ、のイメージも随分と爽やかなものとなりました。昔のサーファーのイメージは?定職に着かず波を追いかけボロボロの錆びたバンに乗りその日暮らしのアウトローなイメージでしたが随分と変わったものです。


サーフィンをあなたに

最近はレディースサーファーが増えました。僕達のころは皆無とまでは言いませんが、彼氏が海に入ってる間、車の中で本を読んでるとか、寝ているとかという女の子が殆どでした。その後はボディーボードの女の子が増え、今は普通にサーフィンをしている女子が大勢います。その子達もサーフィンを始めたころは大変だったんだろうなと容易に想像出来ます。なので貴方が引率してゆくときも出来るだけ優しく、その日は自分の快楽は捨て徹底的なおつきあいをしてあげて下さい。


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パタゴニア

■ サーフィンに行くということをトータルで楽しむ。

これはストイックにサーフィンだけを追及するのではなく、サーフィンは腹八分目にして海に向かう道中の景色や空気感、帰りの温泉、土地の美味しい食事や、ちょっとお洒落なジェラードのお店なんかも寄ったりして、その日1日をサーフィンを中心にトータルで楽しんでしまうということです。つまりサーフィンに行くということは、自分をリフレッシュ出来るということを感じてもらうのが目的です。これは事実、引率する自分もリフレッシュできるのでその日をトータルで楽しむというのは貴方にもお勧めです。


ちょっとローカルな話題になりますが秋の日本海シーズンには札幌近郊の厚田、望来方面に行くことも多くなりますが、このエリアは「チニタ」や「リプル」といったお洒落ななカフェが多くあります。温泉は「番屋の湯」なんかがゆったり出来てお勧めですし。塩谷、余市方面にも良い温泉があり余市にはリーズナブルなお寿司屋さんもあり。帰りには小樽で古民家カフェで美味しいコーヒーなんてルーティーンもありかと思います。


サーフィンをあなたに

まるでサーフィンというデートコースのようですが、特に女の子を引率する場合はこういう事も必要になるかと思います。30年以上もサーフィンを続けていると海に連れて行った人数もけっこうなものです。スノーボードや山友は全員海に連れてゆきサーファーになりました。知合いからサーフィンを教えてやってほしいと女の子を預かることもあります。面白いところでは僕が入院したときの看護師さんからサーフィンを教えて欲しいと頼まれ暫く教えていたこともあります。


■ 初めてのサーフィンを楽しんでもらうために。まとめ

サーフィンと言う行為はそれ自体、何物にも変えられない魅力があり楽しいものです。それ自体を追求し自分ごとのサーフィンを楽しむもの1つのスタイルですが、僕はその楽しみを多くの人達に伝えて欲しいと思います。そうすることであなた1人の楽しいが、教えてあげた多くの楽しいに変わり、楽しいの数が増えます。これはあなた自身にも良い影響を与え、今までのサーフィンのスタイルにメリハリが出来、自分でも新たなサーフィンの魅力を感じることが出来ます。これもサーフィンという世界をトータルで楽しむという方法の1つだと僕は思っています。


余談ですが、他人から何かをしてもらったら「ありがとう」と言います。その「ありがとう」を言い続けていると、不思議なのですが、ある時点から「ありがとう」と言いたくなることが次々に起こってきます。さらに他人から「ありがとう」と言われる行為をすることを徳を積むといい。自分が100回「ありがとう」というのと同じパワーがあるそうです。そんな人が周りに10人も居たら凄いことになります。貴方も是非、サーフィンを通じて他の人から「ありがとう」と言われる存在のサーファーになって下さい。


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