THE NORTH ISLAND

welcom to nature in hokkaidou


no border

拘りを捨てる方法!自由で世界が広がるno borderという考え方


僕は若いときから拘りが強い方でした。身に付けるものからはじまり立ち寄るお店、仕事で使う道具、部屋の装飾などなど。それは全て快適に過すために、より楽しむためにと拘って選択していったものがほとんどです。


洋服でいえば決まったブランドのものを身に付け、仕事で使う道具もあるブランドのものに拘り、遊びの道具も同様な拘りで選択していました。それはあるブランドにおいてはその製品は一定水準以上の品質があり作りも考えられたものが多く、使っていて快適で楽しいからでした。


その根底にはより楽しむために、より快適に過すためという思いがありました。ただ突き詰めて考えると、その拘りが選択肢を狭め楽しみの可能性を少なくしていることにも気が付きました。


また特定のブランドを選択するということは、そのブランドのモノを信頼しているということですが、そのものの品質、性能、その他のことをジャッジするのを他人任せにしているという気が何となくしてきたのも事実です。


モノやことの本質を見る目があれば選択の入り口がブランドや拘りなどではなく、選んでいった結果がそのブランドだったり自分の拘りのモノだったという逆のストーリーになるはずです。もっと心をピュアにして拘りをどんどん捨てていって心を白紙の状態でモノの本質を見てみる。


今までに長年にわたり染み付いているものがあるので純白とまではいきませんが、そんな状態で物事を見て判断していった方が楽しいような気がしています。そんなんで今回は、「no border ボーダレスで拘りを捨てる。」ということを考えてみたいと思います。


本来、borderとは国境を意味しますが物事の国境をなくして色々なことをボーダレスで取り入れ、楽しんでしまおうということです。そのためには物事の本質を見抜く目や感性、自分は本来何を求めているのかということも自身で分析してゆく必要があります。


ただこれが出来ると本当の意味で楽しむことが出来、快適な生活が出来ると思います。まぁこれも「拘りを捨てる。」という拘りではあるのですが...


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目的はOn the water

サーフィンを始めたころは入るポイント、乗る波のクオリティー、当然使うサーフボードにも拘っていました。何のために?それは楽しくサーフィンをするためでした。でもね歳を重ねるにつれ楽しいの意味が変化するというか、もっと大きく捉えられるようになってきました。


ショートボードで波に乗ることにばかり拘っていたのが、その日の波のコンディションによって乗るサーフボードを変えた方が楽しいことを発見しました。胸ほどの波ならショートは楽しいです。でも膝~腰ならファンボードやロングが楽しく波に乗れます。


ショートボードではテイクオフ出来ないような厚い波でも道具を変えれば良い波に見えてきます。「目的は楽しく波に乗ること。」なので道具は手段でしかありません。そこに拘っていると波乗りの世界を狭め結果、楽しめないと思うようになりました。


もっと突き詰めれば、波の無い日も水の上に居たいと思っている自分に気が付きました。そっか。自分は水の上で遊ぶのが好きなんだ....今更ながら気が付きましたが、なら遊ぶ選択肢はもっと増えます。


「目的はOn the water」波が有ればサーフィンをして、無ければSUPツーリングを楽しむ。2019シーズンはSUPが色々なことを教えてくれました。30年以上、波乗りをしてて海で感動することはもう無いかな。と思っていましたが沢山の感動がありました。


これもサーフィンや使うボードなどに拘っていたら気が付かなかったことでした。感動することや、凄い!と感じることは自分の知識の外にあります。感性に境をなくして先入観無しで感じて見る「no border」で物事を選択してみる。心をフラットにして自分が欲しているいることを自身に問いかけてみる。


そこから聞こえてくること。見えてくるものを大切にして海と関っていくことが今の僕の目標でもあります。でもこれは僕の方法であり、これを読んでいる貴方には当てはまらないかもしれません。でもそこも「no border」で境をなくして貴方なりの方法で楽しめれば全然OKかと思います。


mac

On the snow

予想どうりのサブタイトルですが、サーフとスノーに関することはとりあえず書こうと思っているので悪しからず。実は僕はスノーボードを30年以上続けています。雪山関係の友人の99%はスノーボーダーです。


なかにはスキーとスノーボードを両方やるという友人も居て、そのような人もスノーボーダーでカウントすると100%となってしまいます。雪山を楽しむにはスノーボードが1番と信じていた時期があったのでスキーヤーからスノーボーダーに転向させた友人は数しれず。


冬に何か始めたいという友人、いやもっと積極的に「冬にはスノーボードを始めなさい。」みたいな感じで随分と友人達をスノーボードに誘ってきました。でも冬や雪を楽しむと考えると、楽しむが大前提の目的でスキーやスノーボードの道具は手段に過ぎません。


スキーの方が得意ならそのままスキーで楽しめば良いし、スノーボードが好きならスノーボードで楽しめば良い。手段はあまり重要ではないような気もしています。またスノーボードのブランドにしても僕は現在1つのブランドに拘り続けています。


それは10年間、試行錯誤して辿り着いて出した答えであり多少のことでは譲れない気がしています。次に何か違う板を買うとしてもそのブランドのラインナップしか選択にありません。と、まぁ昨シーズンまではそんな感じでした。


でも、雪の上で楽しむ道具がスキーでもスノーボードでも...最近は雪板もありますか。どれでも良いんでない。と思えるようになってからブランドに関しての拘りも薄れてきました。



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パタゴニア

時代はno border ボーダレスへ

世界に国境があり、人やモノ、情報などの移動や伝達が今ほど自由でなかった時代があります。でも現在は交通手段の発達にはじまりネットの発達、ユーロなど通貨の統一などにより国境はありますが世界はボーダレスにより近づいています。


世界を旅するとたいていどこの国でもマクドナルドや吉野屋といった外食産業、イオン、カルフール、といったショッピングモールがあって昔ほど外国と感じません。パリコレで賞賛されたものは世界で流行るし。流行はすでにボーダレスです。


また仕事に関しても先進的な会社は「企業」のボーダレス化と言えるような取り組みをしています。個人はある企業に属しながらも必要に応じてプロジェクト単位で集まったり、企業側も人が足りないときに他の企業の人にヘルプに入ってもらったり。というような動きもあります。


ただこれに関しては個人が快適に働ければ1つの企業固定で働くのも良し、多企業をまたにかけ働くのが合ってればそれも良し、そこの考え方もno borderでいいんじゃないかな。と思います。


仕事の話が出たので休日の話もしてみたいと思います。これまでは、平日働き土日を休むというライフスタイルの人が多く、商業施設では平日は閑散とし、土日は混雑するというのが当たり前でした。


それがいま、シニアの増加、有給取得の奨励やテレワークなどの自由な働き方によって、私たちの生活が大きく変わりつつあり、週末と平日の境がない「ボーダレス・ライフ」という現象が生まれています。まあ僕もそんな生活をしている一人ですが。


拘りを捨てる生き方のまとめ

話がちょっとずれてしまいましたが、拘りを捨てピュアでフラットな心でもう一度自分と周辺を見てみる。no borderという考え方で今までの常識もちょっと考え直してみる。それはこれから楽しく、快適に生きていくうえで重要なことだと思います。


勿論、考え直した結果が拘った生き方が良ければそれはそれでOK!お互いの考えが違うのも認め合いそこもno borderです。全てはKEEP ON SURFING!のために。


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