THE NORTH ISLAND

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新型コロナによる登山自粛

新型コロナ感染拡大による登山自粛などの状況


新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都など7つの都府県に出していた緊急事態宣が全国に拡大され、新型コロナウィルス感染拡大を抑えるため外、出自粛を要請されているなか山岳四団体が、新型コロナウィルスによる登山自粛に関する共同声明文をアナウンスしました。また、日本各地の「山麓の町」から登山者のみなさんに登山自粛をしてもらう「お願い」が発表されています。「3密」を避けたはずの行為が、結果、新たな感染を広げてしまったり、途中の市町村の医療に負担をかけてしまう事になるかもしれません。山麓の住民の健康および生命を守るため地方自治体がお願いする理由はそこにあります。


具体的にいうと、新型コロナウイルス感染者でありながら無症状の人が動くことにより意図せずに感染を広めてしまう。また、ケガや遭難などの事故が起きた場合、警察・消防・山小屋関係者に普段以上の負担をかけることになり、救助者の感染が発覚した場合は救助に関わった人達が濃厚接触者となり隔離対象となってしまいます。結果、都市部よりも医療体制が整っていない市町村の医療に負担をかけてしまうことになります。このような事は緊急事態宣下では絶対に避けたいことです。


地域差はありますが、多くの登山者が山はおろか外出自体を制限せざるを得ない状況にある今、それぞれが様々な疑問や不安を抱いていることと思いますが、全国民に外出自粛が呼びかけられています。勿論、その外出自粛のなかには登山に出かけるという行為も含まれます。この非常時においては、シンプルに2つの判断軸に絞って行動するのが適切だと思います。1つは、自身が健康でいること(感染しないこと)、次に自身が感染している可能性を考え、他人に移さないようにすることです。


現在ご存知の通り、多くの新型コロナウイルス感染者が苦しんでいる事実があり、亡くなられた方も少なくありません。そして、今後も感染は広がりつつあります。いつ自分の家族や友人、知人達に感染者が出るかも知れないという不安もあります。さらに日々、命がけで新型コロナウイルスと戦っている医療従事者の方々の苦労を少しでも減らす方向になれば、これからの僅かな時間(緊急事態が解除されるまでの間)新型コロナウイルス感染防止の為、登山の自粛に協力するのは致し方ないと思います。


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■ 新型コロナウイルス感染拡大による「山岳スポーツ自粛」の呼びかけ


『 山岳スポーツ愛好者の皆様へ 新型コロナウイルス感染被害は拡大の一途をたどり、ついに緊急事態宣言対象地域が全国に拡大しました。山小屋の従業員を感染から守り、宿泊登山者の3密による相互感染を防ぐため、多くの山小屋やスポーツクライミング施設の閉鎖が相次いでいます。新型コロナウイルスは、潜伏期間が長い、感染しても自覚症状がでない、一度陰性になっても再度陽性反応がでる感染者が多く見られます。このような潜在的感染媒介者には若年・壮年層が多いのも特徴です。


全国民が、外出制限、商業施設の相次ぐ閉鎖あるいは在宅勤務等々、日々逼迫した窮屈な生活を強いられています。このような現況下で、都市を離れ、清浄な空気と自然を求めての登山やクライミング行為は、出先の方々への感染を広め、山岳スポーツ愛好者自身が感染するリスクを高めます。この緊急事態に対処するには、山岳スポーツを愛する皆様の他者への思いやり、そして何よりご自身の感染防御に専心され、事態の収束を見るまで山岳スポーツ行為を厳に自粛していただきますよう山岳四団体としてお願いいたします。


山岳スポーツに係わる皆様の緊急事態宣言へのご理解とご協力で、感染症拡大阻止に寄与し、この未曽有の感染危機が一日も早く収束することを願っております。近々事態が収まり、山で、岩場であるいはスポーツクライミング施設で皆様と再びお会いできる日を楽しみにしております。』


令和2年4月20日

山岳四団体

公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会

日本勤労者山岳連盟

公益社団法人 日本山岳会

公益社団法人 日本山岳ガイド協会

社団法人 日本山岳・スポーツクライミング公式サイトより転載



■ 全国の都道府県、市町村からの登山自粛の要請

・神奈川県

新型コロナウイルスをめぐる社会情勢を踏まえ、当面の間、登山自粛をお願いいたします。

神奈川県公式ホームページ


・埼玉県

登山・ハイキング等の自粛について 現在、国の緊急事態宣言が小鹿野町のある埼玉県を含め、7都府県に外出自粛要請が出ています。不要不急の外出(登山・ハイキング・クライミング等含む)は自粛していただき、新型コロナウイルス感染拡大防止にご協力ください。感染拡大防止には、皆様方一人一人の行動が非常に大切です。ご自分はもとより、ご家族・ご友人・大切な方を守るためにご協力をお願いいたします。

埼玉県公式ホームページ


・山形県

登山者の皆様へ(県より緊急のお願い) 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、山形県の山への御来訪をお考えの県内外の登山者の皆様にお知らせいたします。登山についても 4月25日(土)から5月10日(日)まで 自粛をお願いします。「自分は気を付けているから大丈夫」「一人で行動しているから大丈夫」と思い込みで行動せず、「自分が無症状の感染者からもしれない」という意識を持ち、自分の「命」と大切な人の「命」を守る行動をお願いします。その「一人一人」の行動が、一日も早い新型コロナウイルス感染症の感染終息に繋がります。新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息のため、登山者の皆さん一人一人の御協力をお願いします。

やまがた山 公式ホームページ


・酒田市

鳥海山への登山を計画している皆様へお願い 山形県では新型コロナウイルス感染症の感染者が増加しており、イベントの中止、施設の休館等を行って、感染拡大を防止する対策をしています。また、日本山岳・スポーツクライミング協会や日本勤労者山岳連盟、日本山岳会、日本山岳ガイド協会などの山岳団体が事態の収束まで山岳スポーツ行為を厳に自粛してほしいという旨の声明を発表しております。登山者の皆様には、不要不急の外出自粛を踏まえて今の時期は登山を控えるようお願いいたします。

酒田市 公式ホームページ


・群馬県 尾瀬(尾瀬保護財団)

尾瀬への入山自粛のお願い 新型コロナウイルス感染拡大を受け、「緊急事態宣言」が全国に拡大され、不要不急の移動自粛要請が出されています。このため、尾瀬でも、当面の間、入山の自粛をお願いします。

広域社団法人尾瀬保護財団 公式ホームページ


・長野県 伊那市

新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、登山者の皆様へお願い 伊那保健所管内を含む、長野県各地で新型コロナウイルス感染者が増加しており、イベントの中止や公園の閉鎖を行って、感染拡大を防止する対策をしています。登山者の皆様には、緊急事態宣言発令による外出自粛を踏まえて、今の時期は登山を控えるようお願いいたします。1日でも早く収束するために、皆様1人ひとりのご協力をお願いいたします。

長野県 伊那市 公式ホームページ


・白馬村

登山者の皆様へ登山・春スキー自粛のお願いおよび、新型コロナウイルス感染拡大防止・遭難防止のための、登山者の皆様へお願い。新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の発令等を受け、2020年ゴールデンウイーク期間中(2020年5月6日まで)、白馬村内山小屋は営業を中止しております。登山・春スキーの遭難リスクが大幅に増大している為、今の時期の登山・春スキーはお控えいただきますようお願いいたします。

白馬村 公式ホームページ


・岐阜県

新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う登山自粛のお願い 現在、新型コロナウイルス感染症に関する「緊急事態宣言」が日本全国に出されており、特に岐阜県は重点的に感染拡大防止の取り組みを進めていく必要がある13の「特定警戒都道府県」の1つに指定され、県をあげて感染拡大防止に取り組んでいます。県民の皆さまには不要不急の外出について自粛を要請しており、国からは都道府県間の移動の自粛を求められていることから、登山者の皆さまには、登山の自粛をお願いいたします。

岐阜県 公式ホームページ


・三重県 松阪市

新型コロナウイルス感染症拡大阻止に向けた「三重県緊急事態措置」に伴う登山自粛の呼びかけ このほど、三重県から新型コロナウイルス感染症拡大阻止に向けた「三重県緊急事態措置」が発表されましたが、この中で、県外から三重県への移動自粛のお願いが盛り込まれていることから、松阪市への県外からの移動を減らすため、登山についての自粛を呼びかけます。

松阪市飯高地域振興局


・いなべ市

新型コロナウイルス感染拡大を防止するために、登山者の皆様へのお願い 全国に新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が発出され、外出自粛の要請や休業要請など窮屈な生活を強いられておられることと思います。このような状況下で、都市を離れ自然を求めての登山やクライミングなどの行為は、出先の住民の皆様への感染拡大、また、山岳スポーツ愛好者の皆様自身が感染するリスクを高めるものです。この緊急事態に対処するため、事態の収束を見るまで山岳スポーツを自粛していただきますようお願いいたします。

いなべ市 公式ホームページ


・和歌山県 紀美野町

生石高原について(駐車場閉鎖) 新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、生石高原駐車場は4月25日(土曜日)より閉鎖します。政府より不要不急の外出自粛要請がありましたので、生石公園高原への来山は、お控えください。何卒ご理解、ご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

紀美野町 公式ホームページ


・愛媛県 新居浜市

新型コロナウイルスによる登山自粛について 山岳四団体(公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会、日本勤労者山岳連盟、公益社団法人 日本山岳会、公益社団法人 日本山岳ガイド協会)が、2020年4月20日付で、新型コロナウイルスによる登山自粛に関する共同声明文を発表しました。登山によって感染を広げるリスクをなくすためにも、登山自粛をお願いいたします。

新居浜市 公式ホームページ



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■ 北海道の状況

2020/04/26現在、特に登山自粛などの要請は道からは出ていませんが、旭岳ロープウエイでは新型コロナウィルス対策について、乗車定員を30名として運行するなど独自の取組みをしています。また黒岳ロープウエイでも乗車定員を50名として運行しています。この時期の北海道の山は残雪期となりますが冬山と変らない装備を必要とします。万が一の救助活動においては北海道警察山岳救助隊が出動することとなります。救助者の新型コロナウイルスへの感染が発覚した場合は救助に関わった人達が濃厚接触者となり隔離対象となってしまい、地域の医療に大きな負荷をかけることとなりますので責任の取れる行動が必要となります。また道外からの来道は登山に限らず、北海道も緊急事態宣言下にあり控えるように道から要請が出ています。



■ コロナ感染拡大による登山自粛についてのまとめ

以上、国内の状況をお知らせしましたが国の緊急事態宣言が出て、外出自粛の中には"登山に行く"という行為も含まれているという理解が正しいと思います。また山岳四団体からの登山自粛要請が出ています。これは全国に当てはまると思います。冒頭でも書きましたが、新型コロナウイルス感染者でありながら無症状の人が動くことにより意図せずに感染を広めてしまう。また、ケガや遭難などの事故が起きた場合、警察・消防・山小屋関係者に普段以上の負担をかけることになり、救助者の感染が発覚した場合は救助に関わった人達が濃厚接触者となり隔離対象となってしまいまい、都市部よりも医療体制が整っていない市町村の医療に負担をかけてしまうことになります。このような事は緊急事態宣下では絶対に避けたいことですので、今しばらくの間は我慢が必要な状態かと思います。



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