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新型コロナウイルス感染拡大

新型コロナウイルス感染拡大で気が付いたこと


今回の新型コロナウイルスの世界的感染拡大は中国から発生しましたが、初期段階での中国共産党政府の情報の隠蔽などがあって、初動で感染を抑えられなかったのが、世界に拡散してしまった原因の一つと言われています。確か報道があったと思いますが、2019年12月末の時点で武漢の若い医師が、いち早く新型コロナウイルス感染拡大に警鐘を鳴らしていました。最初はグループチャットなどで医師仲間たちに危険を伝えていたのですが、これがネットで拡散されると、多くの市民が不安を抱くようになります。


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武漢で12月に警告発した医師8人、「デマ流布」で一時拘束


しかし12月31日、武漢市衛生健康委員会は「新型コロナウイルスは人-人感染はしない。」と発表します。この政府の情報を信じて、発生源とされている武漢市の市民は安心しました。その裏でこの若い医者は、警察に摘発され、反省文を書かされた後に現場に復帰、一生懸命に患者の治療にあたっていましたが自身も新型コロナウイルスに感染してしまい、2月6日に亡くなってしまいます。このニュースは僕も見て記憶にありました。


そうして春節の前だったので、伝統行事の「万家宴」という宴会が開かれてしまいます。これは各家庭から一品料理を持ち寄って、市内の大ホール数箇所で数万人が参加する「大宴会」です。今年は1月18日に行われて、4万世帯が参加したといいます。正にこの「万家宴」が初期段階で新型コロナウイルスに絶好の伝染拡大の場を与えてしまいました。武漢市はウイルスが人から人に感染することを知っていながら、宴会の中止をしませんでした。


Yahooニュース

武漢で感染拡大招いた4万世帯参加の「万家宴」 意外な真相


現在僕達は情報の嵐の中に居ます。普通に生活していてもネット、テレビ、ラジオ、などから1日に触れる情報は5000を越えると言われています。その中にはデマや、ウソ、不正確な情報もあり、今回のような隠蔽された情報もありますが勿論、正確な情報もあります。ですが、それらは注意してみていると何となくその正体が見えてきます。僕たちはこんな時こそ出来るだけ正確な情報を取り、デマに踊らされないようにすることが大切になります。


国が非常事態宣言を出すかもしれないような時にトイレットペーパー、キッチンペーパー、ティッシュペーパーが不足すると言うデマを流す、なんて言うのは最低です。さらにそのデマに踊らされ、我先にと買い占める行為。マスクなど儲かるからと高値で転売する行為。医療従事者や、その家族を差別する行為は最低以下です。自分が感染したときにお世話になる人達だという想像力が働かない?法律違反していないからこそ、なおさらタチが悪いと思います。こんな時だからこそお互いを思いやり、生き方を高めていくことが大切だと思います。


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■ 実は100年前にも同じような世の中の変化がありました。

19世末~20世紀にかけて、世界は急速なグローバル化を迎えていました。人類初めてのグローバル化です。人と物とお金が国境を超え、世界中に広がり経済が回っていたのです。たとえばその国の経済がどれくらい他国の貿易に頼っているかを示す数字で貿易依存度という数値があります。大戦が始まる前年1913年の世界の貿易依存度は過去最高の数値でした。信じられないことですが、日本は現在も、1913年の貿易依存度には達していないそうです。それくらい国際社会が、親密に結びついて経済的な豊かさの恩恵を受けていたのです。


しかし、そこに生じてくるのは格差です。自由貿易のメリットを受けてる業種、貿易には関係ないがメリットを受けている業種が出てきます。そうすると、国内で業種単位での格差が出始めます。そうなれば、当然働いている個人にも経済的格差が産まれます。たとえば、現在のアメリカで考えてみると、GoogleやAppleなどのIT関連の職についている人は、高額の賃金がもらえるけど、ブルーカラーの労働者は低賃金、と格差が出てくるわけです。実はそれと同じことが100年前にも起きていました。


そうなると国内では当然のように不満が生じてきます。そんな場合は政治家やその息のかかったマスコミが、その不満をうまく利用して外に敵を作りだし、国内の不満をそちらに向けるべく情報を操作したりします。第一次世界大戦が始まる前には、そんな風潮があったわけです。今と似ていますね。現在も事あるごとに日本を槍玉にあげ、これをやっている国があります。アメリカの大統領はメキシコとの国境に壁を作り、そうしてイギリスは主権を取り戻すと言ってEUから離脱しました。


中国はITやナノテクノロジーの分野でアメリカを追い越すという中国共産党の肝いりで、日本やアメリカのテクノロジーを真似て企業を国内で育てています。ポーランドやハンガリーでは移民を受け入れない政策をとり、トルコはトルコファーストを掲げる大統領が独裁政権をやっています。そう考えてみると、現代は第一次世界大戦前夜と、とても似ています。そして、その極めつけが「新型コロナウイルス」の感染拡大。100年前も「スペイン風邪」が世界中で感染拡大して多数の犠牲者が出ました。


スペイン風邪とはこの疫病が第一次世界大戦を終わらせたと言われるくらい、世界的に大流行しました。第一次世界大戦の死者数よりもスペイン風邪で亡くなった人が多かったため、戦争が続けられなくなったとも言われています。当時の世界の人口は19億人、そのうち6億人が、スペイン風邪に罹って、そのうち5000万人くらいが死亡しています。つまり世界中の3人に1人が感染してた大変な疫病でした。日本でも40万人以上の方が亡くなっています。


最初にこの病気のことを世界に発信したのは第一次世界大戦に参戦していないスペインでしたがスペインから発生したわけではありません。アメリカ、イギリス、フランス、日本、ドイツ、オーストリア。どこの国でも感染は拡大していました。ただ戦時中だったので、どの国もその情報を公にしなかったのです。だって、変な疫病が流行って兵隊がバタバタと死んで国力も戦力も落ちているなんて戦時中に発表なんて出来ません。


スペイン風邪のウイルスは何なのか、ずっとわからなかったのですが実は新型の鳥インフルエンザだったそうです。各国の情報の隠蔽が、この疫病を世界的に流行させたと言っても過言ではありません。そのために初動が遅れてしまい、世界中に蔓延して、取り返しのつかない事態となりました。これも、今回の新型コロナウイルスに似ています。新型コロナウイルスは、人から人の感染はないと1月に中国政府が発表したことを思いだします。


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■ 生き方を見直してみる時期かもしれないと考えてみる。

新型コロナウイルス感染拡大の影響でコンサートなどイベント関係は中止。テーマパークや美術館も臨時休業。学校もデイサービスも休みで、色々なコトがどんどん中止になっています。そうなると、イベント会社、会場、講演家、司会業、花屋さん、飲食業、ホテルなどなど、経済的に大きな影響を受けます。テレワークで会社に行かなくなったり、飲み会しなくなったり、出張も中止。とにかく人が移動しないし、集まらない。この事態が長引けば、今後の影響はさらに大きくなります。


大打撃を受けている業態があるいっぽう、急速に伸びている業態もあります。食事の宅配、デリバリ、それに付随する容器などの業態、ネット販売、通販など。外出できない状態の人がたくさんいる。外出を自粛しているからこそ伸びているようです。街に人は居なくなったけど、人口自体が減ったわけではありません。生活必需品などはどんなことになっても必要で、分かりきっているモノならネットで注文して配達してもらうのが、この時期は有り難い。


ちょっと見方を変えると、今まで普通に出来ていたことが出来ない。つまり今まで当たり前と思っていたことが、実は当たり前のことではなかったということです。なので今まで普通にやっていたことを、見直してみるいい機会なのかもしれません。今までの常識はほんとうに常識と言えるのか?考えさせられる事は沢山あります。こんな時こそ、一端立ち止まって考えてみるのに良い機会だと思います。他の人のために、世の中のために自分が何か出来ることはないだろうか?考える時間は幸いなことに沢山あります。


正直なところ、他の人のことなど考える余裕のない状況の人も大勢います。でも一つだけ言えるのは新型コロナウイルスは、もはや国難です。国の緊急事態宣言が出て、少しずつ収束になっていく傾向が見えたらいいけど、まだそこまでは行っていない状況です。だから今、もしこの状態がしばらく続くとしたら、僕達は何が出来るのか?少なくとも「アベノマスク」などと揶揄して、政府を攻撃したりしている場合じゃない。政府を批判しても何の解決策にもならないし、こんな非常時に国を、政府を信じられなくてどうするの?とも思います。支持政党は自民じゃないけれど、協力は惜しみませんし、少なくとも日本国民でよかったと僕は思っています。


この国難に、総理大臣や知事は、大変な仕事をしていると思います。批判する前に「じゃ、あなたはどうなの? あなたが国の為にやってる事を教えてよ。」と言われた時にどうですか? そういうことです。あなたも大変でしょうけど、みんな大変な思いをしています。もう以前の状態には戻れないかもしれません。新しいビジネスモデルを考えてみるとか、新しいツールや新しいメディア、デバイスを活用する。自分の中の大切なこと、守りたいことは変らないけど、その方法を考え直してみる。今までの常識、既成概念を捨てて白紙の状態でそんな事を考えてみる、いい気づきの機会を与えてもらったと思っています。


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