仕事を遊ぶ/楽しんでいるやつにはかなわない。

仕事は生活の中で大きなウエイトをしめています。働く意味は何なのだろう？疑問は勿論あります。仕事がうまく行っていないと趣味や遊びもイマイチのりきれません。食うためだけの仕事に意味はあるのか？そんな意味から、私生活や趣味をおもいっきり楽しむためにも仕事は充実させたい。出来れば楽しんでやりたい。ということで今回は「仕事を遊ぶ」です。

まずは「仕事を遊ぶ」というとふざけているように感じられますが、そうではありません。仕事を楽しもうということです。楽しんで仕事をしていると、それだけで独自の価値になります。好きなことをどんどんやって、それを仕事に落とし込んでいると、どんどんその仕事を愛せるようになり、その人が独自の価値をもつようになると僕は思っています。ん～わかるけど理想論だね。

でもね...僕はこう思うんです。

仕事を含め人生において知識やスキルが高い人が、必ずしもいい仕事、人生が送れるとは限りません。そういう人よりも、自分の仕事を人生が好きな人のほうが、いい仕事ができる。そして、仕事が好きな人よりも、仕事を楽しんでいる人のほうが圧倒的にいい仕事が出来て、いい人生が送れる。そうですよね、敵わないですよ、本当に。好きで楽しんで仕事しているヤツは無敵です。

考えてみてください。好きなことって夢中になって没頭できるじゃないですか。そうするとそのことに関する質がどんどん上がります。好きなことであれば、寝る間を惜しんで調べるし、勉強します。楽しいからやっているわけですから、努力が努力じゃなくなるんです。圧倒的な練習量を積むようなものです。趣味だってそうじゃないですか。圧倒的な熱量で時間をかけて努力しているヤツにはかなわない。

しかもそういう時って努力を努力と思っていない。そういうヤツにはかなわないです。「楽しむ」ことは仕事にとって、ものすごく大切なことなんです。ボクは若い頃、こういう経験をしました。ある会社の契約社員をやっているときに、その親会社の先輩社員とたまたま職場で遇って、「最近どう？」って聞かれた僕は「仕事とても楽しいですよ！」って言いました。

そうしたら、その先輩、カチンと来たらしくて。自分が苦しんで仕事しているのに、こいつ、何を考えているんだ。おまけにいつもチャラい服着きやがって。「なに、そんなラフな格好をして仕事をやっているんだよ。」って思ったのかもしれません。ボクは、いつもジーンズにカジュアルシャツで、ジャケットもカジュアルなものが多かった。もちろんネクタイなんてしていません。

アパレル関係だったのでダッサイ、ビジネススーツなんか着たくないとさえ思っていました。親会社の男性社員はほとんど暗いスーツを着ていた。彼は「何言っているんだ。」みたいな感じで、急に激しい口調で言いました。「おまえな、楽しんで仕事をするなんていうのは10年早いんだよ。未熟だからそんなことを言っているんだ。仕事は厳しいものなんだよ！」ボクが32歳くらいの頃です。

聞いていて途中でイヤになった僕は。「こいつとはあまり利害関係はないよな。」と思い。「わかりました。●●さんは、そうやって一生苦しんで働けばいいじゃないですか。俺はとことん楽しんで仕事します。」と言って別れた。彼は、たぶん今も苦しんで仕事をしていると思います。

「仕事は楽しんでやろう！」

そんなことを言うと、色々な人から色々な事を言われます。「仕事なんて辛いもの、みんな苦しんでいるんだから、そういうことを言わないほうがいいよ」って。でも言います。ボクは仕事を楽しみたいから。ボクの周りには楽しんで仕事をしている人はたくさんいます。楽しんでいる人には敵わないです本当に。楽しんでいると、売上や利益も向上します。だって質がどんどん高まるし、お客さんとのコミュニケーションもよくなるから。

そもそも嫌々仕事をやっている人は、周りに大きな迷惑をかけていると思います。愚痴を言ったり、人の足を引っ張る発信をしたり。嫌いなことをやっていて、人生が上手くいくわけありませんしお金も女性も寄ってきません。

好きなことを楽しんでやりましょう。あなたも好きなことがあるはずです。そう！サーフィンやスノーボード、などの趣味、海や山、自然。その要素を今の仕事に取り入れてみる。無理に思いますか？少しずつでもいいから、そうできないかを追求して、行動してみる。そうすると、仕事の枠も広がります。だって、あなたの得意なことは、あなたの好きなことの中にあるのですから。仕事を楽しんで、成果をだし、素晴らしいライフスタイルを創造してください。間違いなく、プライベートの楽しさも倍増しサーフィンやスノーボードの調子も上がります。