利尻山登山 鴛泊コース 長官山 2020/09/03

利尻山には10回以上登っていますが、雪の無い時期に登ったことが1度も無いことに気が付き、雪の無いピークを見てみたくなり今回やってきました。ただ8時過ぎに着くフェリーに乗ってくるので、どう頑張っても9時スタートとなります。今回の目的地はピークが望める8合目の長官山ピークまでとしました。今日の天気は快晴ですが、この時期としては珍しく28度ほどありちょっと暑いな～という環境なので、目標時間は4時間以内です

長官山は8合目ですが、ピークまではここまでと同じ時間がかかりトータル11時間かかることも珍しくありません。長官山までで4時間以上かかるようでしたら、それ以上登らず下山しましょう。とうことはピークを狙うにはAm4:00位から登り始めなければならないということですね。登り始めは北麓野営場からになります。利尻山では携帯トイレを持参して用はトイレブースを使います。トイレブースは6.5合目と9合目にあり、下山後に携帯トイレ回収ボックスに捨てます。

登り始めて10分ほどで環境省の日本100名水に選ばれた3合目の「甘露水」に着きます。利尻山の水場はこの上にはありませんので、ここで給水しておきましょう。4合目は「野鳥の森」と言われるエゾマツ、トドマツの大木が茂る気持ちのいい森です。ここで標高は390mほどです。5合目は「雷鳥の道しるべ」と記されていますが、利尻には雷鳥は居ません。明治時代に登山道が拓かれたときに雷鳥が現れ道を先導したという由来からきたものです。

標高760mの6合目は「第一見晴らし台」と呼ばれ初めて展望が開けます。礼文島や稚内まで観える素晴らしい眺めです。トイレブースはここから5分ほど登ったところにあります。7合目標高895mの「胸突き八丁」からは急な登りが続きます。第二見晴らし台まで登ったら、長官山ピークはもうすぐです。結果的に長官山までは高温のせいもあり休憩を多く取ったために4時間以上かかってしまいました。ですがここから観る利尻山のピークは最高です。

利尻山を登る目的は今までは滑り目的で積雪期ばかりでしたが、雪の無い斜面を見て「あーあそこを滑ったのかぁ～」とか、「雪の下はこうなっていたのか。」などと色々楽しめました。ただ山を登っても下りはいつも滑っていたので、正直なところ歩いてする下山は苦手です。のでけっこう疲れました。明日は利尻に台風9号のウネリが届くのでサーフィン予定です。

ペンション/レラモシリ

利尻の山岳ガイド渡辺敏哉さんがオーナーのペンションです。今回もお世話になりました。天然温泉の露天風呂からは今登ってきた利尻の斜面が見えます。食事も美味しく、全国ご当地どんぶり選手権で2011、2012年と２年連続のグランプリを受賞した食堂丸善の「うにめし丼」を釜飯スタイルで楽しめます。下山後は登山口まで迎えにきてくれるので助かります。

所在地： 〒097-0101 北海道利尻郡利尻富士町 鴛泊字栄町227-5

電話： 0163-82-2295

ペンション・レラモシリ公式HP

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