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ニセコ,大沼

ニセコ 紅葉と沼めぐりイワオヌプリ~大沼~神仙沼 2017/10/8

このコースは僕のお気に入りで五色温泉から入山してイワオヌプリに登ってから大沼、大谷地、神仙沼と紅葉を楽しみながらノンビリと4時間ほどかけて歩くコースです。しかも帰りは神仙沼レストハウスからバスに乗って五色温泉までもどり汗を流すという〆です。ただこの時期のバスは土日祭しか走っておらず14:06に乗り遅れるとあとは無いので時間には余裕をもって計画を立てるとよいでしょう。7時位に五色を出発出来ればかなりノンビリできるので、長沼まで足を伸ばせるかもしれません。この日もイワオは登らず、長沼まで行く予定でしたが何となくイワオを登ってしまい時間切れで長沼までは行けませんでした。昼食は大沼でとると良いでしょう。気持ちの良い場所なのでリラックス出来ます。一番の見所は神仙沼です。美しく神秘的なたたずまいは一見の価値がありますが紅葉の時期は観光客が多くちょっとビックリです。その年によりバスの時刻表が変わりますので調べてから行きましょう。 ニセコバス時刻表


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ニセコ沼めぐりルート図

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ニセコバス時刻表

ニセコ紅葉の時期

その年により若干の違いはありますが、ニセコの紅葉の最盛期は9月末~10月中旬となります。9月末位よりニセコアンヌプリ、イワオヌプリなどの山々の標高の高い山頂付近より色付きはじめ10月初旬から中旬に見頃をむかえます。ナナカマド、ダケカンバ等の紅葉を楽しむことができ、ニセコアンヌプリ、標高1000mの展望台から羊蹄山、洞爺湖等の雄大な景色も望むことができます。そのころには通称「ニセコパノラマライン」の紅葉も最盛期で、標高770mの地点にある神仙沼も、色づいた木々の美しいコントラストに彩られ、ニセコでもっとも美しい沼とされる神秘的な姿を楽しむことが出来ます。10月中旬位にはニセコも初雪が降ります。は積もりはしませんが、雪が降ると紅葉は黒く変色をするためこのあたりが紅葉の見ごろの終わりといえます。運が良ければニセコの山々の初冠雪と紅葉を同時に見ることも出来ます。

ニセコ沼めぐりパノラマライン
ニセコ沼めぐりパノラマライン
ニセコ沼めぐり小イワオとニトヌプリ
ニセコ沼めぐり遠方に大沼

ニセコ・イワオヌプリ

イワオヌプリは、虻田郡倶知安町と磯谷郡蘭越町とにまたがる標高1,116 mの活火山です。ニセコ連峰東山系に位置し、ニセコ積丹小樽海岸国定公園内に属します。山名はアイヌ語で「硫黄の山」を意味しニセコ連峰の中で最も若い火山であり、山肌は硫黄の結晶や火山礫に覆われているのが特徴です。五色温泉の登山口からも1時間強で山頂を踏む事が出来、山登り初心者でも登りやすい山ですが、山頂付近はガレ場が続き視界が悪い日は道に迷いやすく濃霧のときはレスキューが出動することもあります。バックカントリーをやる者としては冬のイワオヌプリの方が一般的でしょう。南向きのボウルは良い斜面と雪で冬も滑り目的のスキーヤー、スノーボーダーで賑わいます。頂上からはニセコの山々や羊蹄山、昆布岳が見渡せます。

ニセコ沼めぐりイワオヌプリ山頂
ニセコ沼めぐり小イワオ
ニセコ沼めぐり小イワオ
ニセコ沼めぐり

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ニセコ沼めぐり
ニセコ沼めぐり
ニセコ沼めぐりイワオヌプリ
ニセコ沼めぐり

ニセコ大沼

イワオヌプリの山頂から良く見え、沼めぐりで最初に出あうのが大沼です。標高は850m、、最大水深15m、湖岸線延長1.2kmの火山湖です。卵形の水面にイワオヌプリや緑の木々を映し出す姿は、ニトヌプリとワイスホルン、イワオヌプリに囲まれています。湖面には荒々しい山容を見せるイワオヌプリなど、四季折々に変化する森の姿を映します。特に秋の紅葉時期が美しくエゾサンショウウオやザリガニが生息していることでも知られています。景色がよく休憩適地です。下の写真は大沼から見るイワオヌプリで、僕達が普段見ている五色温泉からの姿とは大きく違います。背中側はこんなふうになってるんですね。

ニセコ沼めぐり大沼
ニセコ沼めぐり大沼

大谷地

大沼を出て、なだらかな下り坂を歩くこと約 30 分。急に視界が開けるところがありますがそこが大谷地の入口です。ヒオウギアヤメやエゾキンバイなどの高山植物が群生するこの大谷地は、日本でも稀少のフサスギナの群生地と言われています。フサスギナは道内の数カ所で発見されていますが、大谷地のような群落は他に見られない貴重な存在だそうです。ですが絶滅の危機に瀕しているそうなので実際に見ることは出来ないかもしれません。歩いているとササヤブの中からはニセコパノラマラインを走る車が見え隠れしていて道路に近い所に大谷地が在ることが分かります。

ニセコ沼めぐり大谷地
ニセコ沼めぐり大谷地
ニセコ沼めぐり
ニセコ沼めぐり神仙沼

神秘の沼、神仙沼

神仙沼は、面積1.19ヘクタール、最大水深2m、平均水深1.3m。標高765mの高地に位置しています。周辺は面積4.18ヘクタールの高層湿原「神仙沼湿原」で、大小さまざまな沼が点在しています。泥炭が多量に蓄積され、周囲よりも高くなったため、地下水ではなく雨水のみで維持されていて、その神秘的な雰囲気が神々や仙人の住むような場所だということから、「神仙沼」と命名されました。発見したのは日本ボーイスカウトの生みの親下田豊松氏の一行で、青少年心身修養訓練道場候補地を求めて1928年10月7日にこの地を訪れた際です。独特の青色の水面は透明度もあるため水中も良く見え、水草が繁茂している様子が手に取るようにわかります。秋は紅葉と共に、湿原全体を黄金色の草紅葉が覆い尽くし日差しがあれば黄金のじゅうたんが敷かれているかのように見え湿原全体の紅葉を神秘的に美しく見るなら、9月末~10月中旬にかけての秋がお勧めです。

ニセコ沼めぐり神仙沼
ニセコ沼めぐり神仙沼
ニセコ沼めぐり神仙沼レストハウス

帰りの温泉など

帰りは神仙沼レストハウスから14:06のニセコバスに乗り、出発点の五色温泉まで戻ります。ここで五色温泉で汗を流すのが最高です。露天風呂からはアンヌプリの西斜面の紅葉がよく見えますしとてもリラックス出来るいいお湯です。ただ紅葉の時期は混むことが多いので昆布温泉まで下りてそこで入浴という方法もあります。昆布温泉には秘湯の雰囲気満点の「鮎川温泉」や広い露天風呂が魅力の「ニセコアンヌプリ温泉 湯心亭」があります。「昆布」というめずらしいこの温泉地の名前は、昔アイヌの人々が道しるべのため木に昆布を巻きつけていたことから名付けられたといわれています。湯心亭には休憩室があるので僕はここを利用することが多いです。食事は札幌への帰り道の途中にある「広州屋台」が盛りも良く旨いのでお勧めです。住所は北海道虻田郡ニセコ町元町77-16 tel-0136-43-2756 デイナータイムは17:00~20:00です。


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