大雪山 沼の平の紅葉と初冠雪 2014/9/21

愛山渓温泉が登山口の沼ノ平はお気に入りで毎年秋には必ず訪れるようにしています。大雪山の紅葉が始まるのは日本いち早く9月の声を聞くと標高の高い場所から序所んい始まります。ここ沼ノ平でも紅葉のピークは9月1週目～2週目となり3週目に入ると降雪がある場合もありますので今回のように紅葉と冠雪を同時に見ることが出来ます。ルートは2種類ありますが僕は登りはイズミの沢から村雨の滝をへて沼ノ平にあがり、湿原をひとまわりして下りは尾根ルートを使うというルートが景色も良く好きです。道はぬかるんでいますので登山靴より長靴をお勧めします。沼ノ平は六の沼から引き返すのが普通ですが当麻乗越をちょっと登ると湿原全体が見渡せ絶景ですのでもうひと頑張りしてみましょう。六の沼から見ると尾根上に乳首のような岩が見えますが僕はそこまで登って休憩しながら湿原を眺めるのが好きです。のんびり周っても下山まで3時間ほどの行程です。下山後は登山口にある愛山渓温泉で汗を流せます。今回はスライドを作ってみました。

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沼の平湿原について

沼の平湿原は大雪山当麻岳（2076m）北部斜面の標高1300m付近の溶岩台地に発達した山岳高層湿原で湿原内には池沼が多く点在しています。南西部に「大沼」と「小沼」、北部に「西沼」、北西部に「一ノ沼」「二ノ沼」「三ノ沼」がありこれらの沼の周辺にも小さな湿原が点在しています。湿原の中心部は平坦な地形で水位が高く多くのミズゴケが群生しています。愛山渓温泉から入山して、約1時間30分ほどで着くので手軽に自然の原始林と沼を楽しめるお勧めのエリアです。秋はその紅葉も素晴らしく9月初旬～10月初旬までが見ごろです。運が良ければ初冠雪と紅葉を同時に見ることが出来るかもしれません。

愛山渓温泉/愛山渓倶楽部

永山岳・愛別岳・比布岳・当麻岳への登山口となる場所にあるのが山奥の秘湯愛山渓温泉です。 温泉は掛け流しで、泉質はアルカリ性炭酸水素塩泉(重曹泉) pH6.3 源泉温度45.2℃登山の疲れが癒されます。愛別ドライブインを目印に、国道38号線で曲がって約20km走ると終点が愛山渓温泉です。時間にすると40分ほどかと思います。途中から道路が狭くなり、車幅は車一台分となりますので、運転には注意が必要です。冬期間（10月下旬 ～ 4月下旬）は愛山渓倶楽部は営業休止しますが、山小屋は利用可能です。

お問い合わせ 愛山渓倶楽部 TEL:01658-9-4525

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